利用者:Kyosu-tanni/私論/ページIDリンクのすゝめ
この文書は私論です。一部のウィキペディアンが助言や意見を記したものです。広く共有されている考え方もあれば、少数意見の見解もあります。内容の是非については慎重に検討してください。 |
この私論の要旨: 要約欄などへの記入に、ページIDを介したリンクを効果的に用いましょう。 |
ページIDリンクのすゝめでは、ページIDを使ってリンクすることを勧めていきます。
ページIDとは
[編集]ページIDは、MediaWikiのウィキ上に存在する全てのページ[1][2]に対して定められたID(識別子)で、何桁かの数字で構成されています(この翻訳調の説明どうにかならんのか)。
なお、全ての編集に対して定められたIDは、「版ID」と呼ばれています(Help:固定リンク参照)。
調べ方
[編集]ページIDは以下の方法で調べることができます。
- サイドバーにある「ページ情報」に飛ぶと、「ページ ID」の欄に記載されています。
- URLのパラメータに
action=info
を指定しても表示できます。
- URLのパラメータに
{{PAGEID}}
とするとページ中で表示することが可能です。
使い方
[編集]ページIDを介してリンクするには以下の方法があります。
- URLをそのまま利用する。
- URLのパラメータで
curid=4327261
のようにします(太字部がページID)。
- URLのパラメータで
{{fullurl}}
を利用する。- Special:Redirectを利用し、Special:Redirect/page/4327261のようにリンクする(下線部がページID)。
- 要約欄などでも使える方法です。
利点と欠点
[編集]- 利点
- 欠点
- 単なる数字の羅列となるので、リンクを見ただけだとページの内容は分からなくなります。
- ページが削除されると、当然ページやその履歴は見られなくなります。また、削除後に復元された際は、IDが変わる可能性があります[3]。
使いどころ
[編集]改名
[編集]改名によりページを移動するときは、大抵の場合付随するノートページも移動されます。その際、要約欄に「議論はノート:改名元」などと記入したら、もしも改名後しばらくして改名元が削除されるとどうなるでしょう。普通はノートページが残されるはずですが、そのページで今後何度も改名や分割統合が繰り返されたら、何が何だか分からなくなって誰にも気づかれずに削除されてしまうかもしれません[4]。
一方、「議論はノート:改名先」と記入したとしても、改名後に反対意見が表明されて移動を取り消すという結論に達するかもしれません。その場合、ノートページを辿っていけば確かに経緯は分かりますが、最初に移動したときの履歴だけを見た人には、ぱっと見では議論場所のページがどこにあるのかが分かりづらくなります。
このとき、移動の際に以下のように記入してみましょう。
入力 | 表示 |
---|---|
[[ノート:ほげ#改名提案]]([[Special:Redirect/page/4327261#改名提案|ページID 4327261]])での合意に基づいて改名
|
ノート:ほげ#改名提案(ページID 4327261)での合意に基づいて改名[5] |
こうすれば、「ノート:ほげ#改名提案」がリンク切れしてしまってもページIDがリンクを保ってくれます。また、ページIDのリンクのみにするのではなく普通のリンクに併記する形をとることで、見た目にも分かりやすくなります。
少し手間ですが、将来的なことも考えて親切な表記を行うと良いでしょう。
分割統合
[編集]分割・統合の際の履歴継承においては、単なる移動のときよりも強く、ページIDを介したリンクを使用することをお勧めします。ただし、固定リンクを使用する場合は重ねてページIDを指定するまでもないので、この限りではありません。
ウィキペディアのライセンスでは記事の投稿者らの帰属表示を付けることを要求しています[6]。その際は、特にリンク切れが発生しないようにするべきでしょう。
以下に、記事を分割する際の要約欄の例を示します。
入力 | 表示 |
---|---|
[[ほげ]]([[Special:Redirect/page/4327261|ページID 4327261]])から分割。[[ノート:ほげ#分割提案]]([[Special:Redirect/page/4289913#分割提案|ページID 4289913]])での合意に基づく
|
ほげ(ページID 4327261)から分割。ノート:ほげ#分割提案(ページID 4289913)での合意に基づく[5] |
分割や統合においては議論場所にまでページIDでのリンクを併記する必要性が薄い場合もありますが、併記したほうがより親切であることは確かでしょう。ただし、要約欄の字数制限との兼ね合いも考慮して、ケースバイケースで判断しましょう。
翻訳
[編集]他言語版のページを翻訳する際にも、履歴継承は重要です。ただし、この場合はガイドラインでも示されているように版まで含めて記入することとなっているため、ページIDまで重ねて記載する必要はないでしょう。
脚注
[編集]- ^ ノートページも含まれます。
- ^ 特別ページには存在しません
- ^ a b 「Manual:Page_table/ja」2020-11-28T12:09:02 時点の版 - MediaWikiウィキ
- ^ 例えばの話です。
- ^ a b 意図した表示にするためにソースを一部変えています(リンク先をメインページにするなど)。また、実際のページIDではありません。
- ^ Wikipedia:履歴継承を参照。
関連項目
[編集]- Wikipedia:履歴継承
- Help:固定リンク
- mw:Special:MyLanguage/Page id - ページIDに関するMediaWikiウィキでの解説