利用者:Kurokasa/sandbox
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| 『現代ストイック』 | ||||
|---|---|---|---|---|
| メリー の スタジオ・アルバム | ||||
| リリース | ||||
| ジャンル | レトロック | |||
| 時間 | ||||
| レーベル | 劇薬レコード | |||
| プロデュース | メリー、清春 | |||
| チャート最高順位 | ||||
| 週間88位（オリコン） | ||||
| メリー アルバム 年表 | ||||
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『現代ストイック』（ゲンダイ-）は、2003年3月22日にリリースされたメリーの1枚目のオリジナルアルバム。発売元は劇薬レコード。2008年に復刻盤として、リマスタリングされた同アルバムが再発された。また、オリジナル盤、復刻盤共に『LIVE会場限定発売盤』が存在する他、オリジナル盤のみ、更に『アタリ盤』と『ハズレ盤』がある。
概要
[編集]メリーとして初のフルアルバム。最初期に無料配布したMD『路地裏哀歌』からタイトル曲を再録で、また、シングル『個性派ブレンド』シリーズの2作品からそれぞれ2曲を収録している。 後に発売された『復刻盤』を含めると、このアルバムは全部で5パターンあり、それぞれにジャケット、発売日、収録内容、価格等が異なる。
| 発売日 | タイトル | 通称 | 品番 | 価格 | 相違点 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ① | 2003年3月22日 | 現代ストイック（日本青年館会場限定盤） | 日本青年館盤 | 品番なし | 3143円 | *特殊ジャケット *隠しトラックA |
| ② | 2003年4月13日 | 現代ストイック アタリ盤 | アタリ盤 | FFRE-002 | 3000円 | *通常ジャケット *隠しトラックB |
| ③ | 2003年4月13日 | 現代ストイック ハズレ盤 | ハズレ盤 | FFRE-002 | 3000円 | *通常ジャケット |
| ④ | 2008年9月14日 | 復刻 現代ストイック（会場限定盤） | 復刻会場盤 | FROCKA-020 | 3000円 | *特殊ジャケット *リマスタリング |
| ⑤ | 2008年10月10日 | 復刻 現代ストイック | 復刻盤 | FROCKA-020 | 3000円 | *通常ジャケット *リマスタリング |
収録曲
[編集]- 六本木ジャジー喫茶（ろっぽんぎ - きっさ）
- 作曲：結生、郷三
- スゥイング・ジャズ風のインスト曲。作曲した結生の父親がジャズが好きで、その影響を受けてできた曲のため、クレジットに父親の名前も入れた。ギター、ベース、ドラム以外の楽器は打ち込み音源である。
- 黄昏レストラン（たそがれ - ）
- 作詞：ガラ / 作曲：結生
- シングル『個性派ブレンド～黄昏編～』からのセレクト。メリーが得意とする哀愁ロックで、非常にキャッチーな曲。失恋を引きずる女性の心境を歌っているが、歌詞の中には、相談された女友達からの視点（セリフ）も描かれている。
- 頭がザクロ
- 作詞：ガラ / 作曲：健一
- ギターリフとシャウトが非常に激しい曲。一転、サビはメロディアスになる。独特のリズムは健一の得意とする所。LIVEでも定番の1曲。『大人しい人ほどキレると怖い』を表現した曲。
- ブルージー・ナイト
- 作詞：ガラ / 作曲：結生
- シャッフルで展開される哀愁ロックで、アルバムで一番演奏難易度が高かった曲。『黄昏レストラン』に続き、これもキャッチーな曲。ガラ本人の失恋実話が歌詞に入っている（TVを捨てて赤いソファーを買った等）。また、歌詞の中にメリーの曲のタイトルが何曲も出てくる。
- ve-doro（ビードロ）
- 作詞：ガラ / 作曲：結生
- イエローガール
- 作詞：ガラ / 作曲：健一
- シングル『個性派ブレンド～純情・情熱編～』からのセレクト。非常にツンデレな女性が歌詞に登場する曲である。アップテンポで聴き易い曲。
- 路地裏哀歌（ろじうらエレジー）
- 作詞：ガラ / 作曲：メリー
- フォーク調のレトロック。メリー最初期に、500枚しか作成していないMDにしか音源がなかった曲の再録。当時の音源は健一が加入する前のものなので、メリーとして演奏され、音源化されたのはこれが初である。歌詞には実際に歌われていない部分もあるが、それは歌詞の世界観を補完するためのもの。
- ドラマティック・チルドレン
- 作詞：ガラ / 作曲：健一
- 歌詞もたった4行しかなく、変則的な曲調も相まって文字で説明しにくい曲。へヴィロック調なので、LIVEではリズムに乗って暴れられる曲でもある。玩具の『スライム』のような粘着感を意識して歌詞とメロディーが付けられた。
- やさしさ・キッド
- 作詞：ガラ / 作曲：結生
- アルバムの中でも屈指のストレートで勢いのある歌モノ。歌詞の一説の『僕だけをひいきして下さい』は、あまりにも有名。現在でもよく演奏される曲である。
- 陽の当たらない場所
- 作詞：ガラ / 作曲：結生
- シングル『個性派ブレンド～純情・情熱編～』からのセレクト。パンク系の非常に前向きになれる曲。現在もよく演奏される曲の一つで、サビにハモリコーラスが入っている。この曲にも歌われていない歌詞があり、それを読むと、曲の捉え方が変わってみえるようになっている。
- ピンク色の青春
- 作詞：ガラ / 作曲：結生
- いきなりサビから始まる曲。レトロックな歌モノだがドラムパターンが豊富で、しっかりとしたドラム音を録る為にガーゴイルのKATSUJIがチューニング・音作りに協力した。ガラ本人の被害妄想的な部分を前面に出した楽曲である。
シークレットトラック
[編集]- バイオレットハレンチ（LIVE Ver.）
- 作詞：ガラ / 作曲：結生
- ライブでも定番のメリーの代表曲。日本青年館盤の『イエローガール』再生後に流れる。
- スカル（LIVE Ver.）
- 作詞：ガラ / 作曲：結生
- 初音源化される楽曲（後にアルバム『Beautiful&Freaks』でスタジオ録音され、正式に音源化された）。歌詞カードがない上、ほぼ全てシャウトで歌われているので歌詞の聞き取りはほぼ不可能である。アタリ盤の『ピンク色の青春』再生後に流れる。ちなみにアタリ盤とハズレ盤の区別はCDを再生するまで分からない為、パッケージの状態で見分ける事はできない。ハズレ盤を引いてしまった人のやり場のない怒りを静める為の注意文が封入されている。