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東大和市立図書館 Higashiyamato City Public library | |
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施設情報 | |
管理運営 | 東大和市教育委員会 |
所在地 | 3館1両 |
統計情報 | |
蔵書数 | 約46万冊(????年 時点) |
条例 | 東大和市立図書館条例 |
公式サイト | http://www.lib.higashiyamato.tokyo.jp/ |
プロジェクト:GLAM - プロジェクト:図書館 |
東大和市立図書館(ひがしやまとしりつとしょかん)は、、東京都東大和市が設立・運営する公共図書館の総称および組織名である。
概要
[編集]東大和市立図書館は、東京都東大和市が設立・運営する公共図書館の総称および組織名で、中央館と2つの地区館、市立図書館から遠い地域を巡回する移動図書館がある。全館の蔵書数は約46万冊である。少年法に触れる記事を提供するか否かで裁判になったことがある[1]。
沿革
[編集]年表
[編集]- 昭 52年 1月 20日 みずうみ号巡回開始 ステーションは 10 ヶ所(昭56年には最大15ヶ所)
- 昭 58年 11月 11日 みずうみ号中央図書館開館準備のため、巡回中止
- 昭 59年 4月 15日 中央図書館開館
- 11月 29日 みずうみ号6 ヶ所で巡回再開
- 平 元年 12月 13日 みずうみ号 新旧交代
- 12月 14日 みずうみ号桜が丘都営集会室前にステーションを増設
- 平 2年 7月 4日 みずうみ号運行日を木曜日から水曜日に変更
- 平 5年 6月 2日 みずうみ号桜が丘図書館開館のため、桜が丘都営集会室前ステーションを廃止
- 平 5年 7月 1日 桜が丘図書館開館
- 平 19年 1月 19日 清原図書館開館
- 1月 24日 みずうみ号清原図書館開館のため、きよはら児童館前ステーションを廃止
- 平 23年 3月 16日 みずうみ号東日本大震災のため中止
- 3月 30日 みずうみ号再開
- 5月 18日 みずうみ号被災地支援のため中止
- 5月 20日 みずうみ号宮城県石巻市へ出発
- 10月 31日 みずうみ号被災地支援終了 石巻市より戻る
- 11月 30日 みずうみ号運行を再開
各館紹介
[編集]東大和市立中央図書館
[編集]東大和市立中央図書館 | |
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施設情報 | |
建物設計 |
阪田誠造、山岡嘉彌 |
延床面積 | 2,689.72 m2 |
開館 | 1984年(昭和59年)4月15日 |
所在地 |
〒 207-0015 東京都東大和市中央3-930 |
統計情報 | |
蔵書数 |
約30万冊(????年 時点) 統計年を「蔵書数年」に記入してください。 (説明を参照) |
備考 |
建築業協会賞(1986年) |
プロジェクト:GLAM - プロジェクト:図書館 |
市立中央図書館は、東大和市立図書館の中央館である。 蔵書数は123,456冊、東大和市の図書館の中で最も大きな規模となっている。みずうみ号の車庫機能も果たしている。 市のほぼ中央に位置し、市役所・中央公民館と同じ敷地内にある。建物が1986年に建築業協会賞、1989年に日本図書館協会建築賞優秀賞、2010年に日本建築家協会25年賞を受賞した。一般開架には、大人向けに約10万冊の図書、雑誌・新聞、CD・カセットが、児童開架には、約3万冊のこどもの本・紙芝居があり、おはなしのへやでは、4歳以上の人へ定期的におはなし会を行なっている。また、レファレンス室では、辞典・百科事典・年鑑・統計書・地図・電話帳・新聞の縮刷版や東大和・多摩地域・東京都に関する地域資料を所蔵している。
東大和市立桜が丘図書館
[編集]東大和市立桜が丘図書館 | |
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施設情報 | |
開館 | 1993年(平成5年)7月1日 |
統計情報 | |
蔵書数 |
約4.7万冊(????年 時点) 統計年を「蔵書数年」に記入してください。 (説明を参照) |
備考 | さくらがおか児童館・桜が丘集会所との複合施設 |
プロジェクト:GLAM - プロジェクト:図書館 |
東大和市立桜が丘図書館は、玉川上水駅より徒歩5分ほどの場所にあり、さくらがおか児童館、桜が丘集会所との複合施設である桜が丘市民センター内にある。明るく近代的な建物の中には、約4.7万冊の蔵書があり、3歳以下の親子には絵本とわらべうた、4歳から中学生までにはお話し会を定期的に行っている。
東大和市立清原図書館
[編集]東大和市立清原図書館 | |
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施設情報 | |
開館 | 2007年(平成19年)1月19日 |
統計情報 | |
蔵書数 |
約6.5万冊(????年 時点) 統計年を「蔵書数年」に記入してください。 (説明を参照) |
備考 | 清原老人福祉館・清原地区会館との複合施設 |
プロジェクト:GLAM - プロジェクト:図書館 |
3歳以下の親子に絵本とわらべうた、4歳から中学生までおはなし会を定期的に行っている。
東大和市立移動図書館「みずうみ号」
[編集]移動図書館「みずうみ号」 | |
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施設情報 | |
開館 | 1977年(昭和52年)1月20日 |
プロジェクト:GLAM - プロジェクト:図書館 |
移動図書館・みずうみ号は、図書館から遠い地域の市民が図書館サービスを利用できるよう、市内を巡回している。当初は市内に図書館がなく[2]、神社や公園、団地など10ヶ所のステーションを回っていて、最盛期には、1ヶ所で 1,000 冊を超えて貸出すこともあった。図書館が開館した現在も近所に住む子どもたちや、学童保育所の子どもたち、小さい子を連れたお母さんやお年寄りの方などに利用されている。
平成 23 年3月の東日本大震災で、大きな被害を受けた被災地の支援のために市内ボランティアから要請があり、5月から 10 月までの約半年間、宮城県石巻市に派遣された。
サービス
[編集]図書館の入館や利用はだれでも可能であるが、館外貸出には利用者登録が必要で東大和市在住・在勤・在学者のみが可能となっている。また、東村山市・武蔵村山市との図書館相互利用が行われており、その地域に在住の場合は利用者登録をすることで図書の貸出ができるようになる。ただし、東大和市に在勤・在学していない場合は、未所蔵資料はリクエストできない、予約資料が用意できた際に、電話・ハガキ・FAXでの連絡はしないといった制限がある。 市内には、返却ポストが5ヶ所設置されており、市立図書館の図書の場合のみ返却が可能になっている。インターネット上で予約・取り置き、貸し出し状況の確認ができ、パスワードを登録することで利用することができる。館外貸出は12冊まで2週間可能である。
『新潮45』1998年3月号閲覧禁止措置に対する損害賠償請求裁判
[編集]この裁判では、一審,控訴審とも判決は公立図書館を地方自治法244条1項のいう「公の施設」とするのみで,設置者の広範な裁量権を認めて確定した.
1998年2月,東大和市図書館は,堺市・幼稚園児殺害事件の被疑者少年の顔写真入りで実名を記載する『新潮45』1998年3月号の記事が少年法61条に違反するおそれがあると判断し,同号の閲覧を禁止した.東大和市に住む原告は,少年容疑者が当該記事によりプライバシー権を侵害されたとして新潮社に損害賠償を求めた裁判の控訴審判決が大きく報道されて,当該記事を読みたくなり,2000年4月,東大和市立図書館で本件図書の閲覧を求めたが,職員から閲覧を禁止されていると聞かされた.その後,図書館長に閲覧禁止解除を求めたが拒まれたため,閲覧禁止解除(閲覧禁止解除後は損害賠償に変更)を求めて提訴した。
原告は,①閲覧禁止は行政による事前抑制に当たり,憲法21条2項の検閲禁止に違反する,②[図書館長の裁量の範囲] 図書館運営規則は,憲法21条の趣旨をふまえれば,館長に全くの自由裁量を認めたものではない,と主張した.1審,2審とも判決の論旨は,本件閲覧禁止は,①憲法21条2項が禁止する検閲つまり事前抑制ではなく,②憲法21条は行政への情報請求権を一般に保障するものではなく,図書館の管理運営に関しては地方自治法244条1項に基づく図書館運営規則によるのが相当であり,③当該記事の不法性を争う民事訴訟が係争中であり,同条2項にいう「正当な理由」があった,というものである.
この裁判は、わが国で初めて蔵書の提供制限措置の違法性を争う裁判であった。東大和市立図書館事件は、平成12年4月、東大和市桜ヶ丘図書館で、幼稚園児殺害事件の容疑者の少年を顔写真入で実名報道した「新潮45」(新潮社、1998年3月号)を
同市立中央図書館長が閲覧禁止をしたために、市民が「違法な閲覧禁止処分によって閲覧できなっかったことにより精神的損害を
被ったとして、国家賠償法1条に基づいて10万円の損害賠償を求めた」ものである。東京地裁は原告の請求を棄却している。
図書館協議会
[編集]図書館法第14条の規定に基づき、図書館の運営に関し館長の諮問に応じ、図書館奉仕について館長に意見を述べる機関として東大和市立図書館協議会が設置されている。図書館協議会委員は学校教育関係者、社会教育関係者、学識経験者による10名で構成されており、会議は年3回開催していて、傍聴することも可能。
脚注
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 東大和市立図書館公式ホームページ
- 東大和市立図書館条例
- 東大和市立図書館運営規則
- 東大和市立図書館処務規則
- 東大和市立図書館協議会条例
- 東大和市立図書館資料複写サービス取扱要綱
- 東大和市子ども読書活動推進計画
- 東京図書館制覇!