利用者:Koganei/sandbox

弓削　三男（ゆげ　みつお、１９２２年１１月１５日–２００２年１月２６日）は、日本のフランス文学者、翻訳家。早稲田大学名誉教授。

経歴

　福岡県八女市出身。昭和二十五年九州大学文学部仏文学科卒業。同年九州大学大学院特別研究生在学。昭和二十六年九州大学専任講師に。同三十一年ストラスブール大学留学。同三十二年、パリ大学留学。同三十七年、九州大学教授に。同三十九年、早稲田大学第一文学部専任講師に。同四十年、早稲田大学第一文学部助教授に。同四十四年から同四十五年まで早稲田大学大学院文学研究科を兼任。同四十五年早稲田大学第一文学部教授に。同四十九年早稲田大学第一文学部フランス文学専修主任に。同五十一年再度早稲田大学大学院文学研究科を兼任。同五十六年早稲田大学大学院文学研究科連絡委員に。同六十一年ストラスブール大学大学院留学。平成五年早稲田大学を定年退職。同年早稲田大学名誉教授に。

論文・仏作文

※ 題目、（「掲載誌」、出版社及び出版団体）、発表年月日の順

論文

スタンダールとベイリスム　　　 （九州フランス文学会）昭和二十八年十一月

スタンダールとイタリア・ロマン主義 （「独佛文学研究」九州大学独佛文学研究会）昭和二十九年三月

スタンダールにおけるアンチノミィ （九州フランス文学会）昭和三十年十一月

Jean Schlumberger Un aspect de l’humanisme contemporain （「独佛文学研究」九州大学独佛文学研究会）　　　　　昭和三十六年三月

Une imposture litteraire: la fausse “Chasse spirituelle” de Rimbaud （「独佛文学研究」九州大学独佛文学研究会）　　昭和三十七年三月

Les deux defaites d’Arthur Rimbaud （「独佛文学研究」九州大学独佛文学研究会）昭和三十九年十二月

高等仏作文演習

Le Haiku et … ce qu’il n’est pas （SAISONS D’ALSACE No.98）昭和六十二年十二月

Autour du “fascisme” de Pierre Drieu La Rochelle （「文学研究科紀要」三四輯早稲田大学大学院）昭和六十三年一月

Le Front populaire,”Vendredi” et “Sekai bunka”,”Doyobi” （「ヨーロッパ文学研究」四〇号　早稲田大学文学部）　　　平成五年三月

Le Français tel qu’on l’écrit（「ふらんす」白水社）昭和四十年五月号〜同四十一年三月、同四十一年五月号〜同四十二年四月

共訳

※ 筆者、題目、（「掲載誌」、出版社及び出版団体）、発表年月日の順

ジャン・ペロル　遠い國から　　　　　　　　　　（思潮社）昭和四十年十月

アンドレ・ブルトン　黒いユーモア選集　上　　（國文社）昭和四十三年十月

レーモン・クノー　他　現代詩集Ⅰフランス　　（新潮社）昭和四十四年五月

アンドレ・ブルトン　夢の軌跡　　　　　　　　（國文社）昭和四十五年三月

M・シュネデール　現代フランス幻想小説　　　（白水社）昭和四十五年九月

ジャン＝ピエール・リシャール　現代詩１１の研究　【リシャール著作集Ⅲ】（思潮社）昭和四十六年７月

ジョルジュ・プーレ　現代批評の方法　　　　　（理想社）昭和四十九年六月

翻訳

※ 筆者、題目、（「掲載誌」、出版社及び出版団体）、発表年月日の順

選集の為、筆者多数　Anthologie de la poésie Japonaise moderne【Ⅰ】 (“Le Pont de l’Epee” Guy Chambelland,editeur)昭和三十八年十月

選集の為、筆者多数　Anthologie de la poésie Japonaise moderne【Ⅱ】 (“Action Poétique”)昭和三十九年十二月

ジャン・ケロール　異物（白水社）昭和四十二年五月

クロード・シモン　小説・知覚・認識　（「現代詩手帳　七〇年六月号」　思潮社）昭和四十五年六月

ジャン・ケロール　真昼・真夜中　【現代フランス小説七】（白水社）昭和四十六年十一月

ジョルジュ・ペレック　物の時代／小さなバイク（白水社）昭和五十三年二月

ジャン・ケロール　他人の愛を生きん（「キリスト教文学の世界五」主婦の友社）昭和五十四年三月

コレット　軍帽（「コレット著作集十二」二見書房）昭和五十五年四月

--kogqnei（会話） 2014年4月26日 (土) 01:01 (UTC)