利用者:Kkr0331/sandbox

福岡県弁護士会 職権濫用事件ふくおかけんべんごしかい しょっけんらんようじけん）とは、福岡県弁護士会の会長が、自らの商売敵である弁護士を陥れるため、自らのもつ権力や権威を悪用し、マスコミに冤罪を流した。というものです。

事件の概要

2015年、福岡県弁護士会39期会長が、自らマスコミ各社を多数集めて記者会見を行い、「同県の弁護士会に所属する弁護士が、お客さんから預かっていたお金の内、１５００万円あまりを不正に流用したので、懲戒請求をした」と、その弁護士の実名や生年月日や職場の情報を発表し、その記者会見の場で、頭を下げて謝って見せるという演出を行いました。 しかし、これは、まったくの嘘であり、そもそもお客さんから預かった金など存在しませんでした。 その後、同会長に冤罪をかけられ、実名で情報を流されてしまった弁護士と、勝手にお金を預けたことにされていた人が、公的な権力を悪用して無実の人を陥れたとして、同会長を職権濫用罪で国に告発したところ、福岡県中央警察署により捜査が行われました。 そして、警察は、本事件で権力や権威を悪用した不正が行われた可能性が非常に高いとして、2017年3月、同会長を福岡地方検察庁に書類送検しました。

出典

• テレビ西日本　3月7日

外部リンク

• 福岡県弁護士会