利用者:Kanninbukuro/議論をする時の心得
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この文書は私論です。一部のウィキペディアンが助言や意見を記したものです。広く共有されている考え方もあれば、少数意見の見解もあります。内容の是非については慎重に検討してください。 |
この文書の要旨: 議論をする時に気をつけたい事をまとめている。Kanninbukuroが昔に書いた戯言ですので、さらっと聞き流す程度が良いかもしれません。 |
Wikipediaは記事を作っていくプロジェクトであるが故に、どうしてもその過程で議論をすることが出てくる。この私論ではその時に気をつけるべきことを記述する。まだ書きかけの段階なので、加筆できる部分を見つけましたら遠慮せず加筆してください。
最初にすべき事
[編集]もし相手の意見と自分の意見が異なっていたら、まず相手の主張を聞き、なぜそう思うのかを聞いた上で、自分の主張をする方が好ましい。なぜなら相手の主張をしっかりと理解した上でないと、反論をしたり、それに対する自分の主張を相手に上手く伝える事が出来ないからである。なので自ら議論を提起する時は、信頼できる情報源やWikipediaの方針を提示した上で自分の主張をした方が議論が円滑に進む。ただし、方針を乱用、いわゆる「方針ではこう書いてあるから、お前の言ってることはおかしい」とか、「方針を熟読せよ」という使い方をするのではなく、「こういう方針があるので○○だと思います。」という風に、あくまでも相手の方針無理解を非難するのではなく、自分の意見を主張するための一つの手段として用いるべきです。方針などを用いなくとも解決できる議論であれば、使わない方が良いかもしれません。
その問題は問題として適切か
[編集]まず、それは本当に問題として適切かを確認してから議論提起するようにしましょう。「この問題を放置しておくと何かしらのデメリットがある」と確信している場合でないと自分の意見があやふやになり、「何変な議論提起してやがんだ」という意見も出るかもしれません。そうなると自分の貢献したいという思いがしっかり空振りに終わり、しまいにはデッドボールになってしまう可能性がありますので、せめてファールぐらいは打てるような問題を取り上げて議論してください。変化球にはうかつに手を出さないのが賢明です。
議論として成立するか見極める
[編集]まず、
- それぞれの考えを実行した時の結果は違えど、目指そうとしていることが同じ方向性である事
- 自分も相手もお互いのことを尊重しており、理解している事
- 方針、常識の範囲内で議論、対話出来る事
この3点のうち一つでも当てはまっていなければ、合意できないという事はないかも知れませんが、難しいでしょう。なぜなら、当てはまっていない事があるならば、自分の意見を一辺倒に押し進めてくる又は自分が押し進めてしまう可能性が非常に高いからです。この場合はほとんど相手にしない方が良いことがほとんどです。逆に3点とも当てはまっていれば、それほど時間をかける事なく有意義な合意形成ができ、その後もお互い協力しあう事ができるでしょう。
誰も議論に参加しない時
[編集]議論提起して1週間経ち、反対票がなければ合意形成されたとみなすことができます。しかしその際にコメント依頼や改名提案、削除依頼などのページに掲載していなければ、「そんな議論があることに気づいていなかっただけだ!」と言いがかりを付けられるかもしれませんので、やるべきことをしてから時間の経過を待ちましょう。
探してみる
[編集]議論をする時には自分の主張が受け入れられないことも考えに入れておかねばならず、相手との主張が異なった場合は自分の主張との間でどうにかどちらの主張も盛り込んだ内容を考えて、合意に持ち込むことも考える必要がある。また、自分の意見を捨てるべき状況になれば、潔く捨てる必要もある。なぜならそこで自分の意見に執着しすぎていると、例えば「コミュニティを疲弊させてるからブロックな」となってしまったり、不名誉なレッテルを貼られたりしてしまうからです。自分の意見はザ・真実だと思い込まないようにしましょう。お互いに歩み寄っていくことを忘れないでください。
相手の意見にどうしても納得できない時
[編集]なぜ納得出来ないのか、ではどうすれば良いのかを明示して対話をする必要がある。相手が議論をする気がなく、感情的になって暴言を吐いたり、ページを破壊するような行動をとったとしても、ノートページで注意する、投稿ブロック依頼の提出などをすれば良いのであって、こちらも感情的になってリバートをしまくったり、相手の利用者ページ、会話ページを荒らしに行ったりしていたら、相手より先にブロックを受けるような事態が起きかねません。もう一度言います。感情的になってはいけません。
議論のすれ違いが多発する場合
[編集]議論をしている中で話が逸れることもある。それを防ぐために議論に一区切りついたタイミングで、箇条書きでまとめたり、表でまとめたりすると、今議論している内容が分かりやすくなり、すれ違いをある程度防止することができる。また、その議論しているページが文字だらけで一番下まで行くのに時間がかかるようなページだと、途中から議論に参加しようとしている人の意欲が失せてしまう為、上に書いた方法を使うと議論している内容をすぐに理解することができ、一石二鳥である。
議論が進まない時
[編集]議論をしていると必ずしも合意にたどり着くというわけではなく、平行線になることもある。そんな時はその分野での編集をよくしている人や、それについてよく知っている人に議論への参加を呼びかけてみるのもいいだろう。しかしその際に、参加を強制する必要はない。
重要なのは内容
[編集]議論の際に「誰が主張しているか」ということを考えてはいけない。秀逸な記事を何本も出した人や管理者だって誤った考えを持っていることもあるし、無期限ブロックを受けたことのある人だって素晴らしい考えを持っていることもある。○○が主張しているから賛成、反対、というのは主張になっておらず、相手の主張について意見を述べるべきである。
挑発をしてはいけない
[編集]上でも述べたが相手が挑発をしてきたり、感情的になっても、こちらが感情的になることはあってはならないことであり、むしろそういう時こそより冷静になる必要がある。また、挑発してきたことに対して反応すると議論の道筋が逸れたり、相手がより挑発してくることになったりなど「損はあっても得はない」状態に陥るのでそれも出来る限り控えた方が良い。もしも、それについてあまりにも気になるようであれば、無視、最悪の場合はコメント依頼やブロック依頼、井戸端での提起などをすべきである。
最後に
[編集]議論はギシギシしているより、相手の考えを理解した上で自分の主張をし、それを分かってもらえた時や、最終的に自分の主張が合意の内容になった時の喜びを感じることが出来た方がずっと楽しい。Wikipediaには記事の執筆活動や管理活動、議論など様々なものがある。そのうちの一つを上に挙げたことを参考にしてより楽しく面白いものにしてみるのもいいだろう。