利用者:Juyukichi/工事現場
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フランスの国章(こくしょう)は法令によって制定された正式なものが存在せず以下の2つの表象が国章に準じるもの、国章が掲示される箇所に掲示されるものとして用いられている。
この表象は1912年に外交文章等に用いるためにフランス外務省の発注で製作された。1953年以降国章に準じるものとして用いられている。現在この表象はフランス政府発行のパスポートの表紙、大使館、領事館などのエントランスのプレートなどに用いられている。
この表象は意匠的に以下の特徴を有している。
- シールドのRFはRépublique Française(フランス共和国)を現す。
- 左上から右下に伸びるオリーブの葉は平和を象徴する。
- これと対象に右上から左下に伸びるオークの葉は永遠や知恵を象徴する。
- 中心のファスケスは、団結した正義を象徴する。
この表象は1999年にフランス共和国を具現化する表象としてフランス政府によって採用された。フランス政府発行のパンフレット等に採用される他、大統領や首相が国民向けに演説する際に用いる演台にも掲示されている。
この表象は意匠的に以下の特徴を有している。
- トリコロールの白の部分をマリアンヌに見立てている。
- その下にはフランス共和国のモットーLiberté,・Égalité,・Fraternité(自由・平等・博愛)が表示される。
- さらにその下にRÈPUBLIQUE FRANÇAISE(フランス共和国)の文字が表示される。
1376年以前 | 1814年–1830年 王政復古以降の国章 | ||
1376年–1589年 | 1830年–1848年 七月王政の国章 | ||
1589年–1789年 フランス革命まで用いられた国章 |
1852年–1870年 第二帝政の国章 | ||
1804年–1814年 第一帝政の国章 |
1898年–1953年 第三共和政以降の国章 |