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利用者:JonathanSheffield/セクション

論理的な構造が明確化された記事は、読者にとって読みやすくなり、また編集も容易になります。そのために、メディアウィキではセクションという機能が有ります。しかし、特に日本語版Wikipediaでは、セクションが適切に使われているとは言い難い状況にありまます。 そのため、このエッセイでは私が適切なセクションの使用方法と考えているものを説明します。

なぜセクションを使うのか

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読者にとっての意義

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編集者にとっての意義

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見出しとは何か

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Wikipediaで使われているMediaWikiにおいて、見出しのマークアップには== セクション(節) ==、=== サブセクション ===のように==を使用します。 一つの等号で始まるセクショさンは、記事の項目名として、プログラムによって自動で出力されます。そのため、=を見出しのために使わず、 == セクション(節) ==から始めてください。

ウィキペディアでは、大きくなった節を分割し新しい記事にすることがよく行われています。また、リンクから飛んできた人がある節だけを読むこともあります。だから、それぞれの節は単独の記事としても読めるものであるべきです。つまり、節名を読んだだけで何が書かれているのかが明確であり、さらに冒頭の分を読んだだけで読者がそれ以上読み進めるかの判断ができるようなのもでなければなりません。

禁止事項

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見出し語は強調されますが、単に強調のためにセクションを用いることは避けてください。

例えば、「石油」という記事内で、「石油の歴史」というセクションを作るような、セクション名で記事のタイトルを繰り返すことはあまり好まれません。なぜならば、

  • 何の記事を読んでいるかは読者にとって自明であるため。
  • 他ページからセクションへのリンクを貼る際に、リンクが"石油#石油の歴史"のとなり、冗長であるため。

構造的なセクション分割

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同一のレベルに置かれたセクションは、内的に並列のものでなければなりません。 例を上げると、石油という項目があったとき[1]

== 歴史 ==
...
== 成分 ==
...
== 利用 ==
...
== 燃料 ==
...
== 工業製品の原料 ==
...
== 採掘方法 ==
...

正しくは、以下のようなセクション構造であるべきです。

== 歴史 ==
...
== 成分 ==
...
== 利用 ==
...
=== 燃料 ===
...
=== 工業製品の原料 ===
...
== 採掘方法 ==
...

石油の燃料としての利用、工業製品の原材料としての利用は利用の内に含まれます。そのため、「利用」セクションの内部に含まれるように、サブセクションへと下げるべきです。

参考文献

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Wikipedia:スタイルマニュアル

注釈

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  1. ^ これは説明の為の例なので、元の記事がこういう構造になっているとは限りません。