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日本工学会
The Japan Federation of Engineering Societies
設立 1879年11月18日
種類 公益社団法人
本部 〒107-0052
東京都港区赤坂9-6-41 乃木坂ビル3階
座標 北緯35度40分4.316秒 東経139度43分40.73秒 / 北緯35.66786556度 東経139.7279806度 / 35.66786556; 139.7279806座標: 北緯35度40分4.316秒 東経139度43分40.73秒 / 北緯35.66786556度 東経139.7279806度 / 35.66786556; 139.7279806
会長 岸本喜久雄(2020年11月現在)
ウェブサイト www.jfes.or.jp
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公益社団法人日本工学会(にほんこうがくかい、英称The Japan Federation of Engineering Societies略称JFES)は、明治12年(1879年)に設立された日本で最初の工学系学術団体である。2020年現在、約100学協会により構成されており、その目的は会員学協会の相互の協力を通じて、工学および工業の進歩発展を図ることにある。

概要

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明治12年(1879年)に工部大学校(現東京大学工学部)第1回卒業生23名により卒業生の懇親と情報交換を目的に創立され、当初は工学会と称した。その後、我が国の工学の発展に伴い、分野ごとに個別の学会が設立されるのに伴って、大正11年に個人会員制から学協会を会員とする体制に変更され、2020年現在に至っている。 2020年現在、約100学協会により構成されており、会員学協会の相互の協力を通じて、工学および工業の進歩発展を図ることを目的に活動している。

創立時のメンバー

沿革

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活動

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理論応用力学コンソーシアム

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力学を基盤とする科学技術は、固体力学、流体力学熱力学振動制御学などの学術分野を基盤として理論から応用まで極めて多岐に亘って発展を続けてきた。今後も社会に対して貢献し続けるためには、各専門学術分野の深化と他分野との協働が必要であり、また化学生物学医学などとの融合領域の開拓も必要である。このような認識に立脚して活動している。

CPD協議会

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日本工学会のCPD協議会は、各工学系学協会でおこなっているCPD (Continuing Professional Development)活動の相互連携を深め、質の向上を図るため 我が国技術者の社会的認知度向上を目指した活動、 技術者資格や技術者継続教育に関する情報交換およびその基盤整備活動、 企業をはじめ社会に広く受け入れられる技術者教育の理念の明確化と良質な技術力向上プログラムの企画・運営等、の活動をおこなっている。

科学技術人材育成コンソーシアム

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日本工学会の科学技術人材育成コンソーシアムは、科学技術に携わる人材を育成する基盤を構築するための学界産業界・行政関係者等が連携し、情報の共有、教育支援等の活動をしている。

技術倫理協議会

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技術倫理協議会は、理工学分野の倫理問題について学協会が連携して対応していくことを目的に活動しており、現在、12学協会が加盟している。 技術倫理協議会では、倫理の普及および啓発倫理に関する情報交換、倫理に関する教育研修研究等に関する共同事業倫理問題に係わる研究者技術者の支援、社会への倫理に関する共通見解の表明、その他倫理に関して協議・協力する必要のある事項等を議論する研究会を定期的に開催し、それにもとづく公開シンポジウムの開催などを行っている。

事務研究委員会

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事務研究委員会は、全会員学協会の事務局代表者を構成員として、8月を除く毎月定例的に開催し、公益法人制度改革をはじめとする共通課題等の対策検討や情報交換を行い、会員学協会の各種施策に資する活動を行っている。

構成される学協会

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第1部門 基礎 (29学協会)

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・特定非営利活動法人

安全工学会

・一般社団法人

可視化情報学会/システム制御情報学会//情報処理学会/人工知能学会/日本音響学会/日本計算工学会/日本原子力学会/日本シミュレーション学会/日本ソフトウェア科学会/日本デザイン学会/日本燃焼学会/日本非破壊検査協会/日本流体力学会/日本レオロジー学会/日本ロボット学会

・公益社団法人

応用物理学会/計測自動制御学会/日本経営工学会/日本顕微鏡学会/日本工学教育協会/日本材料学会/日本磁気学会/日本伝熱学会/日本表面真空学会

・その他

環境システム計測制御学会/生態工学会/日本混相流学会/日本生物環境工学会

第2部門 鉱業金属 (15学協会)

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・一般社団法人

環境資源工学会/軽金属学会/資源・素材学会/日本鉄鋼協会/日本複合材料学会/日本溶接協会/粉体粉末冶金協会/溶接学会

・公益社団法人

日本金属学会/日本鋳造工学会/腐食防食学会/物理探査学会

・その他

骨材資源工学会/耐火物技術協会/日本素材物性学会

第3部門 機械 (17学協会)

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・一般社団法人

ターボ機械協会/日本機械学会/日本高圧力技術協会/日本航空宇宙学会/日本設備管理学会/日本塑性加工学会/日本トライボロジー学会/プラスチック成形加工学会/日本フルードパワーシステム学会

・公益社団法人

空気調和・衛生工学会/自動車技術会/精密工学会/砥粒加工学会/日本ガスタービン学会/日本マリンエンジニアリング学会/日本冷凍空調学会/日本航空技術恊会

第4部門 構造 (8学協会)

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・一般社団法人

ダム工学会/日本応用地質学会/日本建築学会

・公益社団法人

地盤工学会/土木学会/日本火災学会/日本コンクリート工学会/日本船舶海洋工学会

第5部門 電気 (10学協会)

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・一般社団法人

映像情報メディア学会/エレクトロニクス実装学会/画像電子学会/照明学会/電気学会/電気設備学会/電子情報通信学会/日本画像学会/レーザー学会

・公益社団法人

低温工学・超電導学会

第6部門 化学 (17学協会)

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・一般社団法人

色材協会/触媒学会/繊維学会/日本エネルギー学会/日本ゴム協会/日本接着学会/表面技術協会

・公益社団法人

化学工学会/高分子学会/石油学会/電気化学会/日本化学会/日本生物工学会/日本セラミックス協会/日本分析化学会/有機合成化学恊会

・その他

日本海水学会

歴代会長

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  • 1879年〜1880年(明治12年〜13年) 高峯譲吉(幹事)
  • 1880年〜1881年(明治13年〜14年) 杉山輯吉(幹事)
  • 1881年〜1882年(明治14年〜15年) 安永義章(幹事)、原田虎三(幹事)
  • 1882年(明治15年) 原田虎三
  • 1882年〜1917年(明治15年〜大正6年) 山尾庸三
  • 1917年〜1923年(大正6年〜12年) 古市公威
  • 1923年〜1934年(大正12年〜昭和9年) 古市公威(理事長)
  • 1934年〜1938年(昭和9年〜13年) 真野文二(理事長)
  • 1938年〜1946年(昭和13年〜21年) 俵国一(理事長)
  • 1946年〜1949年(昭和21年〜24年) 佐野利器(理事長)
  • 1949年〜1950年(昭和24年〜25年) 大野巌(理事長)
  • 1950年〜1953年(昭和25年〜28年) 大野巌
  • 1953年〜1961年(昭和28年〜36年) 加茂正雄
  • 1961年〜1965年(昭和36年〜40年) 丹羽保次郎
  • 1865年〜1967年(昭和40年〜42年) 辻二郎
  • 1967年〜1969年(昭和42年〜44年) 内田俊一
  • 1969年〜1971年(昭和44年〜46年) 福田武雄
  • 1971年〜1975年(昭和46年〜50年) 的場幸雄
  • 1975年〜1977年(昭和50年〜52年) 武藤清
  • 1977年〜1984年(昭和52年〜59年) 吉識雅夫
  • 1984年〜1987年(昭和59年〜62年) 伊木正二
  • 1987年〜1990年(昭和62年〜平成2年) 尾佐竹徇
  • 1990年〜1999年(平成2年〜11年) 石川六郎
  • 1999年〜2003年(平成11年〜15年) 大橋秀雄
  • 2003年〜2007年(平成15年〜19年) 佐々木元
  • 2007年〜2011年(平成19年〜23年) 岸輝雄
  • 2011年〜2014年(平成23年〜26年) 柘植綾夫
  • 2014年〜2019年(平成26年〜令和元年) 佐藤順一
  • 2019年〜(令和元年〜) 岸本喜久雄

関連団体

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外部リンク

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