コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

利用者:J8takagi/典拠を示す

情報源の明記について

[編集]

Wikipedia‐ノート:出典を明記する#現行テンプレートの問題点での指摘には、全面的に同意します。ただし、Wikipediaの記事に「情報源を示す必要がある」ということも事実です。そこで、次のように考えています。

  • 方針の文書には、情報源の必要性を「著作権や中立性の観点からも必要だ」という内容で明記する。ただし、次の点は議論中
    • 用語を「出典」にするか「情報源」にするか(私は、「情報源」派)
    • 情報源の必要性について記載する文書を「検証可能性」に統合するか、「検証可能性」と「出典を明記する」に分散するか(私は、「統合」派)
  • 読者は、著作権や中立性に問題のありそうな記述を見かけたら、それぞれの方針に従って指摘する。このとき、情報源を明示しているかどうかは、問題を検証するときの重要な材料になる
  • 著作権や中立性に問題はなくても、情報源の明記が必要だと感じた場合はノートで問題提起する。この場合、記述を下で述べるように分類し、その種類に応じた議論をするとよいと思う。
  • 議論の中で情報源が示されることが必要だということになった場合は、(ソフト化した)Unreferencedテンプレートを記事に貼る

この場合、最後のステップでUnreferencedテンプレートが使われるような機会は少なく、かわりに記述を意見として書き換えたり削除することになると思います。情報源を示す必要があるのはおもに、情報源はあるはずなのにだれもわからなくて議論が進まなくなってしまうような場合だと想定します。情報源の不在を証明できれば、その記述は事実として存続させることはできませんので。

記述の種類

[編集]

wikipedia:信頼できる情報源#いくつかの定義 -- Some definitionsが元ネタ。Wikipedia:検証可能性に追記を提案する内容の原稿メモ。

Wikipediaの記述には次の種類がある。この種類に応じて、検証方法は変わってくる。これらの記述はすべて、著作権や中立性の観点での問題はなく、内容の正確性やそのほかの不備も指摘されていないことが前提になる。

事実
Wikipediaの記述の中心的な内容。Wikipediaの場合、その主題についての学者や専門家の共通認識によって同意された事柄。たいていの事実は背後に複雑な実験や観察・考察があり、wikipedia:信頼できる情報源で示すような情報源の明示が必要。一方、Wikipedia:独自の調査で示すように、未発表の事柄は事実としてWikipediaに記載することはできない。
重要な意見
意見は必ずしも事実である必要はなく、存在の証明は簡単な場合も多い(「オレはそう考える」の一言)。ただし意見は無数に存在するため、Wikipediaに記述できるのは重要な意見に限られる。意見が重要なのは、多くの人がもっている、事実から論理的に導き出される、ほかの事実と深い関係を持つ、などの場合がある。意見の存在やその重要性を検証する場合、事実と同じような情報源が必要な場合もある。意見を記述する場合、誰の意見かを明記するようにする。
定義
一般的な言葉の定義は「意見」と同じように扱われ、記述する場合はどのような範囲で通用するかを明記する。文章をわかりやすくする目的で、限られた範囲の中でだけ通用する定義を記述することもできる。その場合、ほかの定義や事実との矛盾をできるだけ少なくすべきである。
常識
著作権や中立性の観点での問題はないものの、意見・定義であるとは示されておらず、情報源も明示されていない記述。内容の正確性やそのほかの不備についての問題提起はされていないことが前提条件。情報源を示していない事実、またはきわめて多くの人がもっている意見とも考えられる。Wikipediaの記事を優れたものにするために、すべての常識は、情報源を明示した事実、または重要な意見や定義として書き改められるべきであり、どれにもできないような記述は削除すべきである。しかし、情報源がないという理由だけで記述を削除してはならない。