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もり ひろゆき 森 弘之 | |
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生誕 |
1961年11月4日 東京 |
国籍 | 日本 |
職業 | 大学教員 |
肩書き | 東京都立大学理学部物理学科教授 |
森 弘之(もり ひろゆき、1961年11月4日~)は、日本の理論物理学者。東京都立大学理学部物理学科教授。専門は物性理論。博士(理学)(慶應義塾大学)。
略歴
[編集]慶應義塾大学大学院理工学研究科中途退学。大学時代の指導教員は米沢富美子。広島大学理学部物性学科助手、東京都立科学技術大学助教授、首都大学東京理工学部准教授、同教授を経て、現在は東京都立大学理学部物理学科教授および理学部長補佐[1]。その間、1993~1995年 米国インディアナ大学研究員(仁科記念財団海外派遣制度[2])、2008~2010年度国家公務員採用Ⅰ種試験(理工Ⅲ)試験専門委員、2011~2017年度国家公務員採用総合職試験(数理科学・物理・地球科学)試験専門委員を務める。
概要
[編集]原子を極低温にまで冷やした冷却原子系の研究や、機械学習を物理学へ応用する可能性の探索を行っている[3]。一般向けの著書や訳書が多いことで知られ、物理学をかみ砕いて解説する技術に定評がある。書籍だけでなく、一般向け講演も行っている[4]。英語力を生かしてAllAboutの日常英会話ガイドも長年務める[5]。
著書
[編集]- 『統計物理学』(朝倉物理学大系)西川恭治共著 朝倉書店 2000[6]
- 『物理学辞典』 物理学辞典編集委員会編集 分担執筆 培風館 2005
- 『人物でよむ 物理法則の事典』米沢富美子監修 分担執筆 朝倉書店 2015
- 『元素紀行』オーム社 2016
- 『2つの粒子で世界がわかる 量子力学から見た物質と力』 (ブルーバックス)講談社 2019
連載
[編集]- 1987~1988年『トポロジー・ホモトピー・アレルギー(その1~6)』固体物理 アグネ社
- 2002~2004年『1次元を動く電子たち(その1~4)』固体物理 アグネ社
- 2003年4月~2005年12月『科学奔放譚(第1回~33回)』新電気 オーム社
- 2006年1月~2015年12月『元素の旅(第1回~120回』新電気 オーム社
- 2016年1月~現在『科学探究クロニクル(第1回~)』新電気 オーム社
訳書
[編集]- ピーター・W.アトキンス『エントロピーと秩序 熱力学第二法則への招待』米沢富美子共訳 日経サイエンス社 1992
- リチャード・ブロディ『ミーム―心を操るウイルス』講談社 1998
- スチュアート・カウフマン『自己組織化と進化の論理 宇宙を貫く複雑系の法則』米沢富美子監訳 五味壮平,藤原進共訳 日本経済新聞社 1999 のちちくま学芸文庫
- マーティン・ゴールドスタイン,インゲ・F.ゴールドスタイン『冷蔵庫と宇宙 エントロピーから見た科学の地平』米沢富美子監訳 米沢ルミ子共訳 東京電機大学出版局 2003
- John Callender『基礎から学ぶPerlによるWebサイト管理』湊規生共訳 オーム社 2003
- ブルース・シューム『「標準模型」の宇宙 現代物理の金字塔を楽しむ』日経BP 2009
- リチャード・ブロディ『心を操るウイルス: なぜ思い通りの人生を生きられないのか』東洋経済新報社 2013
- ジョージ・グリーンスタイン『量子論が試されるとき――画期的な実験で基本原理の未解決問題に挑む』 みすず書房 2014
- レオナルド・サスキンド『スタンフォード物理学再入門 力学』日経BP 2014
- レオナルド・サスキンド『スタンフォード物理学再入門 量子力学』日経BP 2015
- スコット・アーロンソン『デモクリトスと量子計算』森北出版 2020
脚注
[編集]- ^ 著書・訳書の紹介文より
- ^ https://www.nishina-mf.or.jp/wp/wp-content/uploads/2021/04/haken-list-08-riv.pdf
- ^ http://www.phys.se.tmu.ac.jp/?page_id=86, https://www.comp.tmu.ac.jp/cmtg0/Research.html, https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57009820Z10C20A3TJM000/
- ^ https://www.asahiculture.jp/storage/shinjuku/pdf/20200616yucan.pdf, https://topurpledawn.wordpress.com/2020/01/16/quantum-physics-machida-20200125/
- ^ https://allabout.co.jp/gm/gp/393/
- ^ 共著となっているが、まえがきに森弘之が単独で執筆したとの記載あり