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利用者:Hospitalitymanagement/sandbox

吉原 敬典 (よしはら けいすけ、1955年-)は、日本の経営学者。 学位は博士(学術)、修士(医療管理学)。目白大学経営学部経営学科教授、同大学院経営学研究科経営学専攻教授、立教大学大学院ビジネスデザイン研究科兼任講師(ホスピタリティマネジメント1・2担当)。


経歴 広島県尾道市因島出身。立教大学経済学部経営学科卒業、東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科修士課程/博士課程修了。博士(学術)東京医科歯科大学。 モービル石油株式会社人事部、産業能率大学主任研究員、長崎国際大学人間社会学部助教授等を経て、現職。 また、目白大学大学院経営学研究科経営学専攻主任(2005-2007),学生部長(2008-2009) ,経営学科長(2009-2011)を歴任。 学会活動では、日本ホスピタリティ・マネジメント学会理事・幹事長(1994 - 2005)、常任理事・会務担当理事(2005-2007)、理事(2007-2008)を歴任。現在は、ビジネスクリエーター研究学会理事、日本経営学会、国際ビジネス研究学会、日本労務学会、日本医学教育学会等で研究活動に参画している。 2010年~2011年には、公益財団法人日本生産性本部「観光・レジャー産業生産性向上推進部会」主査を務めた。 また、全日本能率連盟賞、通商産業省産業政策局長賞等を受賞。 2013年9月には、東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科MMA(医療管理政策学)コース創設10周年記念特別講義の講師を務めた。 また、郷里の発展を願って「尾道サポーターの会幹事」を務めている。


人物 専門は、ホスピタリティマネジメント、ヒューマンリソースマネジメント。 1992年から、現代社会が抱える問題解決へ向けて有効な手がかりにす るため、『ホスピタリティマネジメント』に着目。


現在、ホスピタリティについては、「おもてなし」「サービス」「顧客満 足のためのツール」「接客にのみ関係する概念」などと受けとめられ混沌 としているといえる。そのような状況の中、よい研究とは「多くの人が 気づいていないが重要であることを明らかにすること」との思いから、日 本発のホスピタリティマネジメントについて研究し発信し続けている。


ホスピタリティ産業におけるマネジメントという従来からの捉え方だけで はなく、『ホスピタリティ概念によるマネジメント』の観点からアプロー チし研究を継続している。


経営学は理論と実践の分離を許さないところにその特性を見い出すとの観 点から、ホスピタリティに関する事例研究のためのフィールドとして、 「観光」「娯楽・芸術・芸能」「生活全般」「まち」「医療・介護」の5 つの領域を設定した。


著書 ・『ホスピタリティ・リーダーシップ(第3刷)』(白桃書房・単著) ・『「開放系」のマネジメント革新(第4版)』(同文舘出版・単著) ・『共働の推進』(学校法人産業能率大学・単著) ・「新たなホスピタリティの視点」『マーケティング戦略の意思決定』 (冨山房インターナショナル・共著) ・「幸福感を感じる無償の働きかけ~変革への起爆!!ホスピタリティ・マネジメントの登場~」『ホスピタリティの時代』(熊本日日新聞情報文化センター・共著) ・「成果主義を定着させる人事考課について」『人的資源管理と組織設計』(冨山房インターナショナル・共著) ・「観光とホスピタリティ」『現代観光へのアプローチ』(白桃書房・共著) ・『観光・旅行用語辞典』(ミネルヴァ書房・共著) ・『共働によるマネジメントの基本』(産業能率大学出版部・共著) ・『今の自分を発見すれば仕事革新ができる』(産業能率大学出版部・共著) ・『目標達成と新しい人事考課』(産業能率大学出版部・共著) ・『実践経営辞典』(桜門書房出版部・共著) ・「第2章 業務活動の支援マネジメント」 「第7章 目標による管理システム」 『最新現代人事労務全集・第2巻、ワーク・システム』 (全日法規・共著) ・『新たな経営原理の探求』(千倉書房・日本経営学会編・共著) 他。


論文 ・Keisuke Yoshihara and Kozo Takase(2013)Correlation between doctor's belief on the patient's self-determination and medical outcomes in obtaining informed consent, Journal of Medical and Dental Sciences, 60(1) ,Tokyo Medical and Dental University, pp. 23-40. ・「医療におけるインフォームド・コンセントの研究」『経営学論集第83集データベース 管理番号:JBM_RP83-E86-2012_F_65』 共著(2013年、日本経営学会) ・「ホスピタリティマネジメントの構造に関する一考察」『目白大学経営学研究』第10号、単著(2012年、目白大学) ・「インフォームド・コンセントの実施に関する一考察 ―医師を対象にした実態調査からのアプローチ―」 『目白大学経営学研究』 第9号、単著(2011年 目白大学) ・「インフォームド・コンセントのあり方に関する一考察 ―ホスピタリティ概念からのアプローチ―」 『目白大学経営学研究』 第8号、単著(2010年 目白大学) ・「ホスピタリティ・マネジメントの枠組みに関する研究 (Ⅲ) ~自律性と権限~」 『学会誌HOSPITALITY』 第13号、単著(2006年 日本ホスピタリティ・マネジメント学会) ・「ホスピタリティ・マネジメントの枠組みに関する研究 (Ⅰ) (Ⅱ)」 『学会誌HOSPITALITY』 第11号・第12号、単著(2004-2005年 日本ホスピタリティ・マネジメント学会) ・「ホスピタリティ・プロセスに関する一考察 (Ⅰ) (Ⅱ) (Ⅲ)」 『学会 HOSPITALITY』 第8号・第9号・第10号、単著(2001年-2003年 日本ホスピタリティ・マネジメント学会) 他多数。


研究のキーワード ・ホスピタリティ概念 ・おもてなし ・ホスピタリティ概念によるマネジメント(ホスピタリティマネジメント) ・サービス概念 ・サービスマネジメント ・人間力マネジメント(ヒューマンリソースマネジメント)


現在の主たる研究テーマ 1.ヒューマンリソースマネジメント:人事考課と人財育成、成果主義の浸透・定着に関する研究。 2.ホスピタリティマネジメントの理論的な枠組みについての研究。 3.サービスマネジメントの限界と可能性についての研究。 4.2025年へ向けて、ホスピタリティマネジメントの視点から高齢者への医療と介護のあり方に関する研究。 5.2020年開催の東京オリンピックへ向けて、「おもてなし」「ホスピタリティ」「サービス」実践に関する研究。


好きな言葉 ・縁有り難く限りなし。 ・自分の火種は、自分で火をつけろ。 ・力を尽くして狭き門より入る。 ・念ずれば花ひらく。行ずれば果実る。 ・日に新たに、日々に新たなり。