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利用者:Higashi/弥生社会

竪穴住居(たてあなじゅうきょ)に住む。カマドが造られていた。

素朴な貫頭衣(かんとうい)をまとう。

稲作に関する儀礼、豊作を祈る春の祭り、収穫を感謝する新嘗(にいなめ)の祭り。

生活全体は、呪術的な色彩。

巨木、巨石、山や川、海や太陽のような自然そのものに、神を見出して、これを祭る。

海の神に豊漁と航海の安全を祈る祭祀は、各地で広く行われていた。

特に、玄界灘の沖の島での祭祀遺跡は、畿内の大王や北九州の首長たちがこうした祭祀を取り入れていたことをよく示している。

邪馬台国には、立派な邸閣があった。国々に租税と課役を賦課していた。国々の産物を交易する市庭(いちば)を直接監督下においていた。

国々を検察するために、伊都国に「一大率(いちだいそつ)」という役人をおいていた。特に、朝鮮半島や中国大陸との交易について、きわめて厳しく検察していた。

このころ活発になってきた商品交換・交易の場である市場のような共同体の間の境界領域を統括し(?)、魏帝国との交易・交渉の要を押さえる。多くの首長達を統合する。

朝鮮半島から導入された原料鉄を鍛冶によって鍛造した鉄製の武器や工具が普及した。鉢や甕のような土器、農具を中心とする木製の道具も生産されるようになった。社会的分業も組織化され、社会は市庭における交易によって支えられるようになっていた。

基層信仰

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稲作が伝わった弥生氏時代以来のカミ観念やカミ祭りなど、日本古来の信仰を基層信仰という。