全ての自然数は高々三個の三角数の和として表される。これはフェルマーの多角数定理の特殊な場合であるが、1796年にガウスによって証明された。
その表し方の数が
であることは1988年にEwellによって示された。
が三個の平方数の和に表されれば、必然的に三個の奇数の平方数の和であるから、は高々三個の三角数の和に表される。
算術級数定理により
が素数となる自然数が存在する。であるから
である。故にはの平方剰余であるが、一般にかの一方は偶数であるから、はの平方剰余でもある。
となるように整数を選ぶと
は正定値である。であるから、二次形式の理論によりである。そして、であるからとなるが存在する。