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利用者:HOTUMA/五角数定理の証明

五角数定理

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p+2角数

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と置き、ヤコビの三重積の公式により

を代入すれば

五角数の定理を得る。

三角数

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三角数については

を考える。ヤコビの三重積の公式により

これをyで微分し、虚数単位を代入すれば

無限和のまま項別にyで微分し、同じく虚数単位を代入すれば

従って

これにを代入すれば三角数の恒等式を得る。

ヤコビの二平方定理

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ヤコビの三重積の公式により

で微分して

を代入すると

一方、再びヤコビの三重積の公式により

で微分して

を代入すると

この左辺は

以上を綜合すると

この左辺は


三平方定理

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ワトソンの五重積より

両辺をで除すると

左辺はで不定型となるが

であるから、右辺にもを代入して

を得る。一方、ヤコビの三重積より

両辺を微分して

を代入すると

ロジャーズ・ラマヌジャン恒等式

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先ず、

としてであることを示す。明らかに

であるから、が同じ漸化式

で与えられることを示せば良いが、

を用いれば退屈な代数の演習になる。に注意して

である。同様に

である。以上により、

が示された。この両辺にを乗し、とすれば

となる。右辺を変形して

となり、ヤコビの三重積の公式を用いて




ハイネの和公式の別証明

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ハイネの和公式はq二項定理から導かれる。q二項定理により

であるから、の係数を比較して

である。これにを代入すると

となる。これを用いて

q二項定理により

を代入して

を得る。