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利用者:HANSON/サブページ1

播州の秋祭りに関する調査のまとめ

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「まわし」という用語には「相撲に用いられる褌の一種」と「六尺褌の別表現」という意味があるようだ。ここ数年、当該地域の一部の祭りにおいて「相撲と似た種類のまわし」を着用している担ぎ手が存在することは、写真の存在から確かめられる。しかし写真のみではそれがいつ頃から始まったものなのかは定かではなく、相撲との関連があるのかないのかも明らかではない。

相撲との関連があるなら特筆性あり(なぜ相撲の廻しが祭りに用いられるにいたったかという観点で)、相撲との関連がなくとも、導入の経緯にエピソードがあれば特筆性あり(呼称はあくまで方言だが、その種の褌を締めることに謂れがあるという点から)、さきの二つのどちらにも当てはまらなければ特筆性なしとして調査を開始した。

まずMikomade氏の言及されたサイトのインタビュー記述は、ある年度においてある個人が言ったとされる伝聞であり、資料性は極めて希薄である。

播州地域の秋祭りについて触れている、相撲の歴史、民俗学、祭りの紹介本、祭礼の歴史などの書物を20~30冊ほど当ってみたが、担ぎ手のまわしに言及している書物は一冊も無かった。

まわしに言及した服飾史、研究書も5~6冊ほど見てみたが、まわしと祭りの関連に言及したものはなかった。

「まわしが特別なきっかけから導入されたならば面白い」という興味から始めた調査だったが、特に祭りとしてその点を押し出しているという記述も発見できず、素人研究家も専門の研究家も特に注目している様子が無いことから調査自体をここで一区切りとし、現段階では特筆性なしと判断する。


経済について

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「経済」という語は"economy"の訳語だが、現在標準とされる理論経済学、数理経済学では明確に定義する必要がない。そもそも有名なアダム=スミスの『国富論』でも、「経済」という言葉はほとんど出てこなかった記憶がある。いくつかの百科事典に「○○経済」や「経済○○」という項目はあったが、「経済」という項目がないケースも散見された。自分で確認した範囲の「経済」の項目がある百科事典では、マルクス経済学、というか『資本論』における「経済」の定義が採用されていた。しかしこの定義は現在使われている「経済」という用語の定義には不十分である。

現在の項目経済の定義は、英英辞典や経済学教科書の巻末用語集をもとに構成されている。しかしこれではマルクス経済学における定義を無視したような形になってしまう。これをどのように位置づけて書くかが今後の課題である。

初期の経済概念としての「恐慌」はドイツ語の翻訳。「昭和恐慌」等の用語はその概念を援用した命名?

「the Great Depression」(英)→「大恐慌」 「Weltwirtschaftskrise」(独)→「世界経済恐慌」