利用者:Flightbridge/sandbox/ラヨ数
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(en:Rayo's number oldid=716225615)
ラヨ数とは、アグスティン・ラヨ(Agustín Rayo)によって名付けられた巨大数であり、名前が付けられた数の中で最大の数であると言われている[1][2]。ラヨ数の元々の定義は2007年1月26日にMITの "big number duel" にて与えられた[3][4]。
定義
[編集]ラヨ数の最初に与えられた定義は次のようなものである。[4]
「 |
一階の集合論の言葉を用いた 1 グーゴル個より少ない記号による表現で命名できるいかなる数よりも大きい最小の数 |
」 |
形式的なラヨ数の定義は、次の二階述語論理で定められる Sat([φ],s) を用いて与えられる。ここで [φ] はゲーデル数化された式、s は変数代入式である。[5]
- ∀R {
- { ∀[ψ],t : R([ψ],t) ↔ (
- ([ψ] = "xi ∈ xj" ∧ t(x1) ∈ t(xj))
- ∨ ([ψ] = "xi = xj" ∧ t(x1) = t(xj))
- ∨ ([ψ] = "(~θ)" ∧ ~R([θ],t))
- ∨ ([ψ] = "(θ∧ξ)" ∧ R([θ],t) ∧ R([ξ],t))
- ∨ ([ψ] = "∃xi (θ)"、及び t から xi を取り替えた t′ が存在して R([θ],t′))
- )} → R([φ],s)
- { ∀[ψ],t : R([ψ],t) ↔ (
- }
この式により、次のようにラヨ数は定義される。[5]
「 |
ラヨ数とは、以下の性質を満たすいかなる有限の数 m よりも大きい最小の数である。 (上の Sat の定義のように)一階の集合論の言葉を用いて 1 グーゴル個より少ない記号と唯一の自由変項 x1 で表現できる式 φ(x1) が存在する。この φ(x1) は次の二つを満たす。
|
」 |
脚注
[編集]- ^ “CH. Rayo's Number”. The Math Factor Podcast. 24 March 2014閲覧。
- ^ Kerr, Josh (7 December 2013). “Name the biggest number contest”. 20 March 2016時点のオリジナルよりアーカイブ。27 March 2014閲覧。
- ^ Elga, Adam. “Large Number Championship”. 24 March 2014閲覧。
- ^ a b Manzari, Mandana; Nick Semenkovich (31 January 2007). “Profs Duke It Out in Big Number Duel”. The Tech 24 March 2014閲覧。
- ^ a b Rayo, Augustin. “Big Number Duel”. 24 March 2014閲覧。
関連項目
[編集]{@{DEFAULTSORT:らよすう}} [@[Category:数学に関する記事]] [@[Category:数の単位]] [@[Category:整数]]