コクとは、料理の味の表現の一種。使われる状況により様々な味を指し示し、使う人によって微妙な意味のばらつきが生じるうえ、科学的にも何がコクを感じさせるのか、はっきりとはわかっていないため、その意味を定義することは困難である。主にラーメン・ビール・コーヒーなどの汁物・飲み物に対して使われる。
コクは、甘味や酸味などの舌から感じる単純な味覚ではないことが知られている。具体的には、様々な味覚が組み合わさったものと言われることが多い。また濃く深みのあるうま味、と言われることもあるが、どちらにしろ様々な要因がからまったものである。