利用者:Dragoniez/sandbox3
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統語範疇
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統語範疇 (とうごはんちゅう、英: syntactic category) とは、文の構成要素を範疇 (英: category、カテゴリ) と呼ばれる要素に下位分類する、統語論上の構成単位である[1]:623。統語範疇は一般用語上の品詞に相当する概念であり、語彙範疇 (ごいはんちゅう、英: lexical category、一般用語上の内容語に相当) と 機能範疇 (きのうはんちゅう、英: functional category、一般用語上の機能語に相当) と呼ばれる下位カテゴリを持つ。統語範疇は、そのそれぞれが句を構成する基本単位となり、Chomsky (1965)[2]やChomsky (1986)[3]をはじめ、N (noun、名詞)、V (verb、動詞)、A (adjective、形容詞)、P (pre/post-position、前・後置詞) など、伝統的にアルファベット1文字のラベルを用いて表されることも多い。一方、Xバー理論[4][5][6][7]が確立した1980年代以降は、カートグラフィーの発展にも伴い、Agr、Foc、Predなど、機能範疇のラベル付けは柔軟に行われることも多い。
語彙範疇
[編集]機能範疇
[編集]カートグラフィー
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 荒木, 一雄 (編)『英語学用語辞典』三省堂、東京、1999年。
- ^ Chomsky, Noam (1965). Aspects of the Theory of Syntax. Cambridge, MA: MIT Press
- ^ Chomsky, Noam (1986). Barriers. Cambridge, MA: MIT Press
- ^ Jackendoff, Ray (1974). Introduction to the X-bar Convention. Indiana University Linguistics Club
- ^ Jackendoff, Ray (1977a). X-bar-Syntax: A Study of Phrase Structure. Cambridge, MA: MIT Press
- ^ Ray, Jackendoff (1977b). Culicover, P. W.; Wasow, T; Akmajian, A.. eds. Formal Syntax. New York: Academic Press. pp. 249-283
- ^ Chomsky, Noam (1981). Lectures on Government and Binding. Cambridge, MA: MIT Press
関連項目
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