利用者:Dr.eXtreme/草稿 - Edy
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Edyでポイント(エディでポイント)とは、プリペイド型電子マネーEdyとおサイフケータイを連動させたポイントサービスである。
概要
[編集]2008年7月8日よりサービスを開始。Edyアプリで提携先を予め設定しておく事により、Edy加盟店における決済で提携先の様々なポイントを貯める事ができる。初回設定時は設定完了直後から、次回以降は3日後のEdy利用分からがポイント付与の対象となる。 1台のおサイフケータイにおいて設定できる提携先は1つのみとなる為、同時に複数の提携先ポイントをためることはできない。
特色
[編集]Suica・WAON・nanaco等、競合する他の電子マネーにおいても決済に対して付与されるポイントサービスは存在する。しかし、それらのポイントがその電子マネー自体であるのに対し、本サービスでは既存のポイントサービスとの提携を前提とするのが最大の違いである。 それ以前から存在した、ビットワレットと全日本空輸の提携により発行された「ANAマイレージクラブEdyカード」及び、その携帯アプリ版である「モバイルAMCアプリ」のシステムが原型である。
利点
[編集]目的のポイントサービスに参加していないEdy加盟店での利用であっても、決済そのものに対してポイントが付与される[1]クレジットカード的な使い勝手となっており、還元率についても概ね0.5%[2]と、一般的なクレジットカードと同水準となっている。
近年、クレジットカードによってはEdyチャージに対するポイント付与が為されないケースも少なからず存在しており、該当するカードの利用者にとってはそれを補う手段としての側面もある。
提携先と対応状況
[編集]下表は2011年9月時点での「Edyでポイント」対応状況である。
- 携帯電話キャリアの略号は、「D」がNTTドコモ、「A」がau、「S」がソフトバンクモバイル、「W」がウィルコムを表す[3]。
各列における対応可否は、「○」は従来型携帯のみ、「◎」はAndroid端末を含む。 - 「カード型」列における区分は、「C」がEdyと同種のポイントが付与されるクレジット機能付き、「E」がクレジット機能無し、若しくはEdy決済と別種のポイントが付与されるクレジット機能付きのEdyカードを表す。各列の数字は国際ブランドや提携先等、バリエーションの数を表す。
- 「二重取り」は、Edy加盟店が同時に当該ポイントサービスの加盟店でもある場合の、「Edyでポイント」と単体ポイントカード(若しくはおサイフケータイのポイントアプリ)との同時付与の可否。
- 「同時所持枚数」列は、カード型Edyと携帯を併せて同時に所持可能[4]な最高枚数(空欄は携帯のみ)。
- 「Edy交換」列は、貯めたポイントからEdyへの交換の可否を表す。
提携先/ サービス名称 |
携帯電話キャリア | カード型 | P併用 | 同時所 持枚数 |
Edy 交換 |
備考 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
D | A | S | W | C | E | |||||
エポスカード エポスポイント |
○ | ○ | ○ | ○ | - | - | - | エポスカード所持必須 | ||
カルチュア・コンビニエンス ・クラブ Tポイント |
○ | ○ | ○ | ○ | - | - | ○ | Edy非加盟の店舗あり | ||
グリー GREE |
○ | ○ | ○ | ○ | - | - | ○ | 2011年9月現在、唯一の仮想通貨 | ||
KDDI auポイントプログラム |
○ | ○ | ○ | ○ | - | - | au利用代金自体のEdy決済は不可 | |||
千趣会 ベルメゾン・ポイント |
○ | ○ | ○ | ○ | - | - | Edy利用はインターネット決済のみ | |||
全日本空輸 ANAマイレージクラブ |
◎ | ◎ | ◎ | ○ | 5 | 4 | 10[5] | ○[6] | ||
ソニー ソニーポイント |
○ | ○ | ○ | ○ | 2 | - | ○ | Edy連携にはソニーカード所持必須だが、 サービス自体は非会員でも利用可能 | ||
中日本高速道路 ショッピングポイント |
○ | ○ | ○ | - | 2 | - | ○ | プレミアムドライバースカード所持必須 2011年8月現在はチャージによるポイント付与有 | ||
ヤマダ電機 ヤマダポイント |
○ | ○ | ○ | ○ | - | 1 | ヤマダ電機自体はEdy非加盟 | |||
ヨドバシカメラ ゴールドポイント |
◎ | ◎ | ◎ | ○ | 1 | - | ||||
楽天 楽天スーパーポイント |
◎ | ◎ | ◎ | - | 6 | ○ | 3[7] | Edy非加盟の店舗あり | ||
ロイヤリティマーケティング Ponta |
○ | ○ | ○ | ○ | - | - | ○ | 3 | Edy非加盟の店舗あり |
脚注
[編集]- ^ 一部、対象外となる商品・サービスが存在する。詳細はEdy、若しくは各加盟店の公式サイトを参照。
- ^ ANAについては、利用方法によって若干価値が上がる。
- ^ 各々のMVNOを含む。
- ^ 一回の決済における同時利用はシステム上の制限により最高5枚までとなる。
- ^ ANAカードは国際ブランド毎(VISA、MasterCard、JCB、Amex、Dinersの5種類)、AMC-Edyカードは提携先毎(プロパー、みずほ銀行、スルガ銀行、おきぎんJCB、携帯の5種類)に各1枚ずつ所持可能。なお、クレジット機能付きカードの内、チャージでマイル/ポイントが付与されるのはANAのJCBゴールド及びDinersのみ。
- ^ 他社ポイントからの移行マイルは交換不可。
- ^ 楽天カードの内いずれか1つの国際ブランド、楽天ポイントクラブカード、おサイフケータイ。