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利用者:Daisuki-jishin/sandbox

地震解析ラボ

地震解析ラボ(じしんかいせきらぼ、英称:Earthquake Analysis Laboratory)は、地震予知で必要とされている「いつ、どの辺りで、どのくらいの大きさの地震が起きるか」を、発生予測の期間を数日間に絞り込み、地域も有る程度まで限定できるよう「実用的地震予測」として情報を発信している。

概要

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関連人物

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地震解析ラボ所長 早川正士 工学博士 電気通信大学名誉教授
芳原 容英 地震電磁気研究ステーション ステーション長 電気通信大学大学院(情報理工学研究科)教授
服部 克巳 千葉大学大学院(理学研究科地球生命圏科学専攻)教授
太田 健次 中部大学(工学部電子情報工学科)教授
井筒 潤 中部大学(工学部工学基礎実験教室)講師
上田 誠也 特別顧問 東京大学名誉教授:日本学士院会員

沿革

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2010年3月 設立
2011年1月 個人向けサービス開始(地震予測情報)
2012年10月 無料情報配信開始(ハザードラボ)
2012年12月 法人向けサービス開始(ソフトバンクテクノロジー)
2013年4月 法人向けサービスリニューアル

予測手法

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地震学による地震予知

たとえば薄い板をまげていって、これが最終的に破断する現象。これが地震発生です。 この薄板の破断を予測するのが地震予知です。 要約しますと地震学では2つの方法を用いています。第1(a)は最終的にパッキと割れる直前に小さな割れ目がピキピキと出来てきます。その小さな破壊を監視しようとするもの。 第2(b)は、板の曲がり具合そのものを監視して、破断の切迫度を判断しようとするものです。 これらからは地震発生の長期的目安を得ることが出来ます。 短期予知となりますと上記の前兆現象は全ての地震について現れるわけではなく、また、同じ場所で起きた地震でも次回は違った様相を見せることもあり、前震を用いた短期予知手法は不可能となっているようです。地震学では過去の地震の統計による長期予測だけが可能になります。

地震予知学と電磁気による地震予測の可能性

1995年兵庫県南部地震の前後からここ20年間にて、地震予知学(短期の地震を捉えようとする)が発展し、前兆現象を徹底的に調べた結果、ほとんど電気、磁気の異常、電磁波の発生、電離層の異常などという非地震現象の電磁気手法が極めて有望であることがわかって来ています。その1つは前述(a)のパッキと割れる直前に小さな割れ目がピキピキと出来てきた時に電気が発生し、色々な周波数の電波が放出されます。これが電磁気における地震の前兆現象です。この電波を捉え地震予測をするのです。 そのなかでも、VLF/LF電離層擾乱は永年の観測データに基づいて、電離層擾乱と地震との因果関係が学術的に確立しており、既に実用化され2011年より地震予測情報配信サービスが開始されています。


観測点

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受信局:国内7観測点=電通大:北海道母子里、東京調布、春日井(名古屋)、津山、高知、IS:中標津、三宅島
送信局:(1)JJI局(九州えびの、22.2kHz)、(2)JJY局(福島、40kHz)、(3)NWC局(オーストラリア西部、19.8kHz)、(4)NPM局(ハワイ、21.4kHz)、(5)NLK局(米国、24.8kHz)

過去予測的中した地震
2013年04月12日更新
http://www.hazardlab.jp/know/info/map/113
地域 近畿~四国
地震発生が予測される期間 2013年04月02日~
予測地震レベル M5クラス

http://www.jma.go.jp/jp/quake/20130413053727393-130533.html
2013年4月13日05:33:17.7 34゜25.1'N 134゜49.7'E 15km M:6.3 淡路島付近


出展

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上田誠也「地震予知はできる」岩波科学ライブラリー79、岩波書店、2001年
早川正士「地震は予知できる!」KKベストセラーズ、2011年


外部リンク

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地震解析ラボ http://earthquakenet.com/blog/
地震予測情報 -個人PC向けサービス http://www.bitway.ne.jp/earthquakenet/
地震予測情報 -個人携帯向けサービス http://m.earthquakenet.jp/
地震予測情報 -法人向けサービス http://earthquakenet.com/blog/biz/bizinfo