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利用者:DGRJ/版の差し戻しについて

本項では、Wikipediaの記事を以前の版に戻す手段、リバートの運用上の注意点についての私論を述べます。なお、Wikipediaには指定の版を丸ごとなかったことにする"取り消し"と、現行の版から過去の版に戻す"差し戻し"という機能がありますが、ここではこれらを単に差し戻しと呼称します。

差し戻しは通知される

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まず基本的なこととして、デフォルトの設定ではログインユーザによる版が差し戻された場合、その旨の通知がその版を投稿したログインユーザに通知される設定になっています。つまり、意図して投稿記録を追ったりウォッチリストに登録したりしなくても分かります。

自分の投稿が差し戻されたらどう感じるか

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さて、自分が時間と手間をかけて編集した内容が差し戻された経験はあるでしょうか。経験のある方は、差し戻されたと通知があったときどのように感じましたか? また、とりあえずその記事の編集履歴を確認して要約欄を確認したとき、なぜ差し戻されたのかの説明がなかったり納得できる説明ではなかったとき、どう思いますか?

少なくとも私は「気分が悪い」と感じます。「こいつなんのために差し戻したんだ?」と、差し戻したユーザに対してネガティブな感情を抱いてしまいます。 とはいえ、差し戻した側にはいろいろな理由もあるんでしょう。理由のない差し戻しはただの荒らしですから、何らかの理由があったことは間違いないと思います。せっかく差し戻しという機能があるのでそれを活用しようという気持ちもわかります。

差し戻す前にすべきこと

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差し戻さなくてもおかしい場所だけ再度編集するとか、差し戻す前に議論提起するとか、できることはたくさんあると思いますが、本当に差し戻すしか方法がないのでしょうか?

不用意な差し戻しは、私のように差し戻されて嫌な気分になってしまう人との不毛な言い争いのタネになるだけでなんのメリットも有りません。 この場合、「どうして嫌な気分になるのか」とか「嫌な気分になるなんて幼稚だ」とかそんなことは関係がありません。様々な年齢様々な思想の人々がWikipediaをより良くするために集まっているコミュニティですから、ご自身の基準だけで判断することが間違っています。 「嫌な気分になる人もいるんだ」ということを踏まえ、どのように活動するのが全体にとって良いのか、Wikipediaにとって良いのかを考えてください。

もちろん、明らかなイタズラや荒らしに対しては毅然とした対応として差し戻しを行うのは構わないと思います。

差し戻しの手順にも書かれている

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実はH:RVにも、「荒らし行為への対処として推奨される行為です」が「通常の投稿者が記事に対して寄与すると確信して行った編集への対処としては、推奨される行為ではありません。」「要約欄に理由を書けば取り消したり差し戻したりしてもいいということではありません。」「編集された内容に疑問がある場合は、まずノートページなどで議論を提起してください。」「取り消しや差し戻しは、熟慮をもって決定すべきことです。」と明記されています。 ヘルプであってルールではないと主張される方もいるでしょうが、なぜヘルプにこのようなことが書かれているのか、よく考えてください。

結論

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こういったことから、ログインユーザの編集に対しては安易に差し戻しをすべきではないというのが私の主張です。 よほどひどい荒らしであるとかフォーマットを崩してしまっているとかでない限りは、せっかくログインユーザなんですから、会話ページやノートなどでどうしてそういう編集をしようとしたのか、何がどう良くないと考えているのか、そういったことを対話・議論することが必要です。