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古田 紀史(ふるた としふみ、1976年2月22日 - )は、日本の広告デザイナー、木版画作家、絵本作家。広島県出身。
略歴
[編集]広島県広島市に生まれる。
広島市立舟入高等学校卒業。
多摩美術大学在籍中に公募型展覧会での受賞歴が多数あり、特に国際展での評価が高い。
同学科での受賞歴は学科始まって以来最多であり現在でも更新されていない。
多摩美術大学大学院卒業後に広告代理店及びデザイン事務所に務め、2006年に独立し有限会社グラフル・アドを立ち上げる。
同時期からYahoo! JAPANの自社広告(主にFlashアニメーション広告)を多数手がけ、10年間で3000本以上のwebアニメーションバナー広告を作り上げる。
時にはYahoo! JAPANのトップページの広告全てが作品になることもあり、同トップページが当時世界一のページビューであったことを考慮すると世界で最も閲覧された広告作品群の製作者である。
現在も木版画やそれを用いた絵本の制作のほか、紙媒体広告、ウェブ広告、Flashベースのアニメーション制作、ラッピング、プロダクト設計など制作分野は多岐にわたる。
1992年 (高校2年時)、芸術の道を志すため県内一のYMCA芸大美大受験予備校に入学。翌1993年初頭には中国地方一の評価を得る。
1995年 多摩美術大学絵画科 版画専攻に入学。
1999年 同大学大学院に入学。
2001年 同大学大学院修了。
2002年 広告代理店に入社。
2003年 デザイン事務所に入社。
2006年 有限会社グラフル・アドを立ち上げ取締役となる。
受賞歴など
[編集]- 神戸国際版画ビエンナーレ(佳作賞)
- 高知国際版画トリエンナーレ(入選)
- 神奈川県国際版画トリエンナーレ(入選)
- ルーマニア・クルジュ国際ミニプリント展(入選)
- スペイン・モストラ・デ・アート国際版画展(買上)
- 台湾大地震チャリティーオークション展
- 日本版画協会展(入選)
- 「21世紀に架ける橋」(花伝社刊)の装丁画
- 台北国際版画・素描ビエンナーレ(第三位/日本人最高位)
- プリンツ21グランプリ展(グランプリ)
- CWAJ Associate Show (日本アメリカンクラブ主催の企画展)
- 第10回記念 台北国際版画展入賞者による激励展(台北市主催)
- ゴンフレナ記念版画展(萩窪)
- 千の個展:古田紀史展(ウェブ個展:卯の字屋主催)
- 12トーン版画展
- こどもサーカス絵本展