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利用者:Bikettaxi/sandbox/danmachi episode

本編あらすじ

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第一部(第1巻から第3巻)

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ヘスティア・ファミリアの団長であり、駆け出しの冒険者のベルがダンジョンでミノタウロスに襲われて窮地に立たれたされた場面で物語が開幕する。

プロローグ(第1巻[注 1]

危機一髪のベルはアイズ・バレンシュタインと出会い、彼女に助けられる。恥ずかしさのあまり何も言えずに逃げ出してしまったベルだが、アイズに一目惚れをしてしまい、その影響でベルにスキル憧憬一途が発現し、ベルの規格外の成長が始まる。

シルおよびリューとの出会い、ベルの決意

ベルは、酒場「豊饒の女主人」[注 2]の店員のシル・フローヴァとリュー・リオンと出会い、酒場に招かれる。この場に、アイズも所属するロキ・ファミリアの団員が現れ、無様な姿を晒したベルが酒の肴にされ、アイズの前で笑い者にされる。これを、聞いてしまったベルは自分の不甲斐なさを自覚し、強くなろうと決心する。

女神フレイヤの暗躍

ベルはファミリアの主神である女神ヘスティアと怪物祭に出掛けるが、怪物祭から逃げ出したモンスターに襲撃されてしまう。ベルは「神のナイフ」の力もあってモンスターを辛うじて打ち取りヘスティアを守り切るが、この事件は、ベルを見初めた女神フレイヤがベルを見定めるために仕掛けた暗躍だった。

アイズとの2度目の出会い(第2巻)

ベルは、シルから店の忘れ物として貰った魔導書によって、魔法ファイア・ボルトが発現する。ベルは喜びのあまり魔法を乱発し、このせいで精神疲弊を起こしてダンジョン内で意識を失うが、偶然にも通り掛ったアイズに介抱される。意識を取り戻したベルだが、驚きのあまり再び何も言わずに逃げ出してしまう。

リリとの出会い

ベルは街中で冒険者に追われる小人族の少女に出会って彼女を助ける。少女はリリルカ・アーデと名乗り、ベルのサポータになりたいと提案する。ベルはエイナから単独でのダンジョン探索は危険と警告されていたので、リリルカの提案を受け入れる。一方、リリルカの狙いは、高額で知られるヘファイストス製の「神のナイフ」であり、ベルとパーティを組んでナイフを盗むために謀略を巡らす。

リリの救済

リリルカはダンジョン内でベルの命を顧みない罠を仕掛けてナイフの窃盗に成功するが、その逃げる最中に自身が所属するソーマ・ファミリアの眷族に襲われる。何も気が付いていないベルは絶体絶命の彼女を助ける。九死に一生を得たリリルカは、ベルの優しさに心打たれて彼の本当のサポータになると決意する。

アイズとの訓練(第3巻)

ベルはダンジョン探索の成果を報告するためにエイナの下に向かうが、その場でアイズと遭遇する。ベルは再び逃げ出そうとするが、エイナの計らいでアイズと初めて会話ができ、しっかり感謝を伝えることができ、またアイズの提案でベルは彼女に戦い方を教えてもらえることになり、彼女から戦闘の基本を実戦形式で叩き込まれる。

ベルの初めての冒険

ベルが心配でリリを調べていたエイナは、ソーマ・ファミリアの危険性をヘスティアに伝えるが、リリの気持ちとベルの意向を尊重して彼女を受け入れる。ベルはリリとのパーティでダンジョン探索をしていたが、トラウマとなっていたミノタウロスに襲撃される。 絶体絶命の中でアイズが駆け付けるが、ベルは再び憧れの人に助けられることを拒否し、ミノタウロスと真っ向から戦う決意を固める。ベルは、アイズから教わった技と駆け引き、魔法、神のナイフをフなど、自身の全てを賭して片角のミノタウロスと戦い、最後は立ったまま精神疲弊して意識を失ったがミノタウロスに勝利する。

ベルの冒険による影響

このミノタウロスは、フレイヤ・ファミリアの団長オッタルが鍛えたモンスターであり、ベルの成長を期待してその戦いを覗き見ていたフレイヤは興奮し、また、その場にいたアイズとロキ・ファミリアの幹部たちに冒険者のあるべき姿として感動を与える。

第二部(第4巻から第9巻)

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プロローグ(第4巻[注 3]

ベルは僅か1か月半という前代未聞の最短記録でLv.2へランクアップし、スキル英雄願望と上級冒険者の証である二つ名「未完の少年(リトル・ルーキー)」の称号を得る。

ヴェルフとの出会い

ベルは傷ついた防具を新調するために、ヘファイストスの店を訪れ、鍛冶師ヴェルフ・クロッゾと出会う。ヴェルフは専属契約とパーティによるダンジョン探索をベルに要望する。エイナやリューの勧めもあり、ベルは彼の提案を受け入れ、リリとヴェルフとパーティを組んでダンジョン13階層を目指す。

パーティの危機

ベルのパーティは13階層を順調に踏破していたが、タケミカヅチ・ファミリアのパーティから怪物進呈をされ、階層崩壊も重なり15階層で遭難してしまう。パーティはリリの提案に従って安全地帯である18階層に向かう。一方、ベルの遭難を知ったヘスティアは、男神ヘルメスとそのファミリアの団長であるアスフィ・アル・アンドロメダ、および元冒険者のリューを助っ人に18階層へ向かう。

男神ヘルメスの暗躍(第5巻)

ベルのパーティは、命辛々18階層に辿り着き、遠征からの帰路でリヴィラの街に滞在していたロキ・ファミリアに助けられ、ヘスティアたちと共にしばし穏やかな時を過ごす。ロキ・ファミリアが撤退した後、ヘスメスに唆されたベルに妬みを持つ冒険者にヘスティアが攫われてしまう。

漆黒のゴライアスとの戦闘

冒険者がベルを虐げる中、ヘスティアが神威を開放してその場を収めるが、神威に反応したダンジョンから漆黒のゴライアスが産み出される。 ベルたちとリヴィラの街の100人を越す冒険者が漆黒のゴライアスに立ち向かう。リューとアスフィが主力となって前線で戦い、最終的にベルの英雄願望により漆黒のゴライアスは打倒される。

男神アポロンの暗躍(第6巻)

18階層から帰還したベルだが、今度は、ベルを見初めた男神アポロンに狙われる。ベルを欲するアポロンは、ソーマ・ファミリアにリリを捕えさせ、ヘスティア・ファミリアの弱みに付け込んで戦争遊戯に持ち込む。戦争遊戯の内容が攻城戦となったことで団員1人のヘスティア・ファミリアの勝利は絶望的となる。

仲間たちの集結

ベルは再びアイズと対人戦の特訓を行い、ヘスティアは監禁されたリリを助けるために、ソーマ・ファミリアに殴り込みをかける。男神ソーマはリリに試練を与え、神酒の誘惑に打ち勝ったリリの脱退を認める。リリは正式にヘスティアの眷族となり、ヴェルフもヘスティアの眷族へ改宗、また、怪物進呈の件を悔やんでいたヤマト・命も主神に願い出てヘスティアの眷族となる。

アポロン・ファミリアとの戦争遊戯

ヘルメスの画策により、リューが助っ人として参加し、ヘスティア・ファミリアは5人で戦争遊戯に臨む。戦争遊戯では、リリの変身魔法で城内を混乱させ、リューがクロッゾの魔剣を使い敵の半数を城外におびき出し、城内に残った半数も命の魔法で動きを封じ、ベルとヴェルフは僅かに残った団員との個人戦に持ち込む。シルから貰ったアイテムの助けもあり、ベルはレベルの差を物ともせずアポロン・ファミリアの団長ヒュアキントス・クリオを一騎打ちで討ち取る。

戦争遊戯の成果(第8巻)

アポロン・ファミリアは解散。戦争遊戯に勝利したヘスティア・ファミリアはアポロン・ファミリアから没収した財産や新たな本拠「竈火の館」を手に入れ、ベルは僅か1か月でLv.3にランクアップを果たす。

春姫との出会い

女神イシュタルが支配する歓楽街に、命の幼なじみサンジョウノ・春姫と似た狐人が捕らわれているとの噂を聞き、その真相を確かめるためにベルたちは歓楽街へ向かう。 歓楽街でベルは戦闘娼婦アイシャ・ベルカに絡まれ、ファミリアの団長フリュネ・ジャミールから追い回される。とある娼館の部屋に身を隠したベルは娼婦である春姫と出会う。

女神イシュタルの暗躍

ベルたちは春姫を身請けするために、高額な冒険者依頼を引き受けるが、これはベルに執着するフレイヤへの嫌がらせのためにイシュタルが画策した罠であり、ベルと命は歓楽街に監禁されてしまう。

春姫の苦悩

ベルと命は春姫の助けで牢から逃げ出すが、今夜行われる殺生石の儀式で春姫が犠牲になると知り、二人は春姫の奪還を決意する。ベルが囮となって暴れる間に命が春姫の救出に向かうが、春姫は娼婦である自分は救われる価値がないと語り、救出を拒む。 ベルと命は諦めずに殺生石の儀式に乱入し、命が魔力暴発による決死の一撃を放ち、その隙に間一髪でベルが殺生石を破壊する。全てを賭して戦う二人の姿を見た春姫は、救って欲しいという本心を初めて吐露するが、アイシャによって連れ去られてしまう。

イシュタル・ファミリアの消滅

イシュタルを内偵していたフレイヤは彼女の所業に怒り、歓楽街の襲撃を団員に命令する。イシュタルの眷族はフレイヤの眷族に圧倒され、フリュネはオッタルに再起不能になるほど痛めつけられ、フレイヤ自らの手でイシュタルが強制送還され、歓楽街と共にイシュタル・ファミリアは壊滅する。

春姫の救済

アイシャはけじめを付けるためにベルと対峙して覚悟を問い、ベルは真っ向勝負でアイシャを撃破する。自分を救ってくれたベルに英雄の姿を重ねた春姫は、ヘスティア・ファミリアへ加入する。

ラキア王国による進攻(第9巻[注 4]

ラキア王国の男神アレスが三万の眷族を率いてオラリオに出兵してきたため、ギルドはロキとフレイヤの派閥に防衛の任に当たらせる。ただし、戦力の圧倒的な差から、オラリオでは普段と変わらない日常が営まれていた。

男神アレスの暗躍

ヴェルフは戦争の混乱に紛れてオラリオに侵入したラキア王国の父と再会し、父からクロッゾの魔剣の作製を頼まれる。しかし、ロキ・ファミリアの団長フィン・ディムナの計略により、ヴェルフを拉致しようとしたアレスの眷族は捕縛される。一方、偶然が重なりヘスティアがアレスに捕らわれてしまう。ヴェルフとの交渉材料を確保したアレスは彼女を連れてオラリオから撤退する。

ラキア王国の結末

ヘスティアの拉致を知ったロキによる素早い対応により、アイズとベルがベオル山地でアレスたちに追いつき、ヘスティアの救出に成功する。ヘスティアは、神の元眷族であったエダスの村長を看取り、ベルに自分の想いを伝える。ヘスティアの拉致に失敗したアレスは、ロキたちに捕縛される。アレスは団員のステイタスを封印した上で団員と共にオラリオから追放され、ラキア王国との戦争は終結する。

脚注

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  1. ^ 第1巻には、ベルとヘスティアの出会いを描いたエピソードが含まれる。
  2. ^ 作中では「豊饒」と「豊穣」の表記ゆれがある。本記事では「豊穣」で記載する。
  3. ^ 第4巻には、ベルとミアハ・ファミリアの団長ナァーザ・エリスイスとのエピソードが含まれる。
  4. ^ 第9巻には、命、シル、エイナのエピソードが含まれる。