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2008年登場のかつて存在した株式会社REDZONEが 自動車アフターパーツ量販店オートウェイブと組んで、 日本デザイン、中国生産にて新しいニーズを狙った、 かつて存在した安価なマイクロカーである。
概要
[編集]カブ系単気筒4ストロークエンジンを搭載するピヨピヨシリーズの系譜で、ミニカーの他に、トライク、ピックアップが存在した。
排気量別解説
[編集]マイクロカークラス
[編集]ピヨピヨ PIYO、ピヨピヨ ロックンロールピックアップ
トライククラス
[編集]ピヨピヨ トライク
フルキャビン・ピックアップトラックが用意されていた。 前一輪・後ろ二輪。
ピヨピヨ PIYO(ピヨピヨ ピーヨ)とは2008年登場の株式REDZONEが自動車アフターパーツ量販店オートウェイブと組んで、 中規模なマーケティングで日本化に売り込もうとしたミニカー、及び派生車種である。 メカニズムは至って単純で、本田カブ系のコピーエンジンのスプロケット部分にベベルギヤを取りつけて、 シャフトドライブとしたもの。 プロペラャフトを介してディファレンシャルギヤを装備している。 この元々、派生車種としてトライクも視野に入れていた為、 前一輪で車室は三人乗りが想定されており、 既存のミニカーとか一線を画する車内の広さを誇っていた。 しかし、非力なエンジンパワーと、前一輪という80年代初期の マイクロカーの構成の為、動力性能は高くなかった。
車両コンセプトとしては良くできていたが、 電気的信頼性が非常に低く、 納車時に動かないなんて事もしばしばであった。 また、機械的信頼性も低く、 特にチェーン駆動から、 ベベルギヤを使ったドライブシャフト駆動にした為、 スプロケットのサイズに合わせて小型化したベベルギヤ破損が多発した。 これは専用設計なので、他車からの流用が出来ない。 これら信頼性の低さから、オートウェイブがREDZONEとの提携を打ち切ってしまい、 ユーザーが購入店での整備・部品供給が受けられなくなった。 その後、レッドゾーンが撤退し、現在では部品供給は非常に困難である。 また、キャブレター、触媒無し、カプ系中華エンジンという構成で、 平成19年9月1日以降の登録車両ではあるが、 他の中国製バイクと同様に排気ガス基準をクリアしているのか疑問である。
ロット生産であった為、 レッドゾーンが大量に在庫を抱えて末期には大バーゲンセールをやった。 が、大量に日本に入ってきたにも関わらず、 信頼性、及びパーツの入手の難しさから、 現在、走行可能な車両は稀である。