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利用者:Asturio Cantabrio/サブページ7

バイリンガル地名

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バスク語/スペイン語

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スペイン語とバスク語の二言語が公用語であるバスク州において、公式名がバイリンガル地名であるバスク州の自治体を集めた。スペイン語とバスク語の名称をスラッシュまたはハイフンで併記した名称をバイリンガル地名と定義している。

ギプスコア県の2011年以降の公式名は「Gipuzkoa」でバイリンガル地名ではないが、バスク語名がGipuzkoa(ギプスコア)、スペイン語名がGuipúzcoa(ギプゥスコア)。ビスカヤ県の公式名は「Bizkaia」でバイリンガル地名ではないが、バスク語名がBizkaia(ビスカイア)、スペイン語名がVizkaya(ビスカヤ)、英語名がBiscay(ビスケー)とややこしい。

県名 公式名 現記事名/予定記事名 備考
アラバ Araba/Álava アラバ県 県名がバイリンガル地名。アラバ県はバスク3県でもっともバスク語率が低いが、1980年代以降に多くの自治体がスペイン語名をバイリンガル地名に改名している。
Alegría-Dulantzi アレグリーア=ドゥランツィ 人口約2,000人。
Ayala/Aiara アジャラ/アイアラ 人口約3,000人。同名のコマルカがある。
Baños de Ebro/Mañueta バニョス・デ・エブロ/マニュエタ 人口約400人。
Campezo/Kanpezu カンペソ/カンペス 人口約1,000人。
Elburgo/Burgelu エルブルゴ/ブルゲル 人口約500人。
Elvillar/Bilar エルビリャール/ビラル 人口約400人。
Erriberagoitia/Ribera Alta エリベラゴイティア/リベラ・アルタ 人口約700人。
Harana/Valle de Arana アラナ/バリェ・デ・アラーナ 人口約300人。
Iruña Oka/Iruña de Oca イルニャ・オカ/イルーニャ・デ・オカ 人口約3,000人。
Labastida/Bastida ラバスティーダ/バスティダ
Lanciego/Lantziego ランシエゴ/ランツィエゴ 人口約700人。
Laudio/Llodio ラウディオ/リョディオ 人口約18,000人。コマルカの中心地。自転車ロードレースの名称として「リョディオ」という言及あり。
Moreda de Álava/Moreda Araba モレーダ・デ・アラバ/モレダ・アラバ 人口約300人。
Oyón-Oion オジョン=オイオン 人口約3,000人。
Peñacerrada-Urizaharra ペニャセラーダ=ウリサアラ 人口約300人。
Ribera Baja/Erribera Beitia リベラ・バハ/エリベラ・ベイティア 人口約1,000人。
Salvatierra/Agurain サルバティエラ/アグライン 人口約4,000人。同名のコマルカの中心地。
San Millán/Donemiliaga サン・ミリャン/ドネミリアガ 人口約700人。
Valdegovía/Gaubea バルデゴビーア/ガウベア 人口約1,000人。
Villabuena de Álava/Eskuernaga ビリャブエナ・デ・アラバ/エスクエルナガ 人口約300人。
Vitoria-Gasteiz ビトリア=ガステイス アラバ県都・バスク州都。人口約23万人。この自治体に言及している文献は多数あり、近年は「ビトリア=ガステイス」という公式名での言及が多い印象。
Yécora/Iekora ジェクラ/イエコラ 人口約300人。
ギプスコア Arrasate/Mondragón アラサーテ 人口約23,000人。公式名を重視するならアラサーテ/モンドラゴンへの改名が必要。モンドラゴン協同組合企業の存在は日本でも広く知られており、この協同組合に言及する際には当然所在地の自治体もモンドラゴンとされることが多い。でも他言語版を見ると不思議なことに公式名を記事名としていることは少なく、Arrasateを記事名としていることが多い。なんでだろ。
Donostia/San Sebastián サン・セバスティアン ギプスコア県都。人口約18万人。2014年にドノスティア=サン・セバスティアンへの改名提案を行い、現状維持という結果に至っている。当分改名提案は必要なし。フランコ体制下ではSan Sebastiánだったくせに民主化後にDonostia-San Sebastiánに改名し、 2007年にスラッシュを用いたDonostia/San Sebastiánに改名したという、県都でありながら極めて厄介な自治体。
Soraluze-Placencia de las Armas ソラルセ=プラセンシア・デ・ラス・アルマス 人口約4,000人。英語版はスラッシュではなくハイフンを用いたSoraluze-Placencia de las Armasを記事名としているが、もしかしたらサン・セバスティアン同様に旧称はハイフンを用いていたのかも。
ビスカヤ Abanto y Ciérvana-Abanto Zierbena アバント・イ・シエルバナ=アバント・シエルベナ 人口約9,000人。
Karrantza Harana/Valle de Carranza カランツァ・アラナ/バリェ・デ・カランサ
Trucios-Turtzioz トゥルシオス=トゥルツィオス 人口約500人。
Urduña/Orduña ウルドゥニャ 人口約4,000人。カンタブリア州内の飛び地となっていることで言及も多い。公式名を重視するならウルドゥニャ/オルドゥニャまたはウルドゥニャ/オルドゥーニャへの改名が必要。自転車ロードレース関係では「オルドゥニャ」が多い。
Valle de Trápaga-Trapagaran バリェ・デ・トラパガ=トラパガラン
ナバーラ Abaurrepea/Abaurrea Baja アバウレペア/アバウレア・バハ
Aibar/Oibar アイバル/オイバル
Altsasu/Alsasua アルツァス/アルサスア
Ancín/Antzin アンシン/アンツィン
Ansoáin/Antsoain アンソアイン/アンツォアイン
Aoiz/Agoitz アゴイス/アゴイツ
Aranarache/Aranaratxe アラナラチェ 日本語にすると読みが同じ。
Arce/Artzi アルセ/アルツィ
Auritz/Burguete ブルゲテ=アウリッツ 人口260人。アウリッツ/ブルゲテに改名する必要がある? 記事を作成した時にはBurguete-Auritzが公式名だったような…。ヘミングウェイ関連でわずかに言及あり。
Ayegui/Aiegi アジェギ/アイエギ
Biurrun-Olcoz ビウルン-オルコス
Burlada/Burlata ブルラーダ/ブルラタ
Cendea de Olza/Oltza Zendea センデア・デ・オルサ/オルツァ・センデア
Cirauqui/Zirauki シラウキ 日本語にすると読みが同じ。
Doneztebe/Santesteban ドネステベ/サンテステバン
Enériz/Eneritz エネリス/エネリッツ
Esparza de Salazar/Espartza Zaraitzu エスパルサ・デ・サラサール/エスパルツァ・サライツ
Estella/Lizarra エステーリャ 人口約14,000人。公式名を重視するならエステーリャ/リサラに改名する必要があるが、サンティアゴの巡礼路沿いの町として「エステーリャ」との言及が複数。
Etxarri-Aranatz エチャリ-アラナッツ
Ezcároz/Ezkaroze エスカロス/エスカロセ
Gallipienzo/Galipentzu ガリピエンソ/ガリペンツ
Gallués/Galoze ガリュエス/ガロセ
Güesa/Gorza グエサ/ゴルサ
Guesálaz/Gesalatz ゲサラス/ゲサラッツ
Huarte/Uharte ウアルテ 日本語にすると読みが同じ。
Isaba/Izaba イサバ 日本語にすると読みが同じ。
Iza/Itza イサ/イツァ
Izalzu/Itzaltzu イサルス/イツァルツ
Leoz/Leotz レオス/レオツ
Lizoáin-Arriasgoiti リソアイン-アリアスゴイティ
Lónguida/Longida ロンギダ 日本語にすると読みが同じ。
Luzaide/Valcarlos ルサイデ/バルカルロス
Noáin (Valle de Elorz)/Noain (Elortzibar) ノアイン (バリェ・デ・エロルス)/ノアイン (エロルツィバル)
Ochagavía/Otsagabia オチャガビア/オツァガビア
Olazti/Olazagutía オラスティ/オラサグティア
Olite/Erriberri オリテ 人口約4,000人。公式名を重視するならオリテ/エリベリに改名する必要があるが、サンティアゴの巡礼路沿いの町として「オリテ」との言及が複数?
Olóriz/Oloritz オロリス/オロリッツ
Oroz-Betelu/Orotz-Betelu オロス=ベテル/オロッツ=ベテル
Orreaga/Roncesvalles ロンセスバーリェス 人口約30人。公式名を重視するならオレアガ/ロンセスバーリェスに改名する必要がある。スペイン史/フランス史ではローランの歌の舞台となった778年のロンセスバーリェスの戦い/ロンスヴォーの戦いで言及される。
Pamplona/Iruña パンプローナ 人口約20万人。ナバーラ州都。公式名を重視するならパンプローナ/イルーニャに改名する必要がある。
Peralta/Azkoien ペラルタ/アスコイエン
Puente la Reina/Gares プエンテ・ラ・レイナ 人口約2,800人。公式名を重視するならプエンテ・ラ・レイナ/ガレスに改名する必要があるが、サンティアゴの巡礼路沿いの町として「プエンテ・ラ・レイナ」との言及が複数。
Salinas de Oro/Jaitz サリーナス・デ・オロ/ハイッツ
Sangüesa/Zangoza サングエサ 人口約5,000人。公式名を重視するならサングエサ/サンゴサに改名する必要があるが、サンティアゴの巡礼路沿いの町として「サングエサ」との言及が複数。
Sarriés/Sartze サリエス/サルツェ
Urdazubi/Urdax ウルダスビ/ウルダッシ
Urzainqui/Urzainki ウルサインキ 日本語にすると読みが同じ。
Valle de Egüés/Eguesibar バリェ・デ・エグエス/エグエシバル
Valle de Yerri/Deierri バリェ・デ・ジェリ/デイエリ
Villava/Atarrabia ビリャバ/アタラビア
Zabalza/Zabaltza サバルサ/サバルツァ
Zizur Mayor/Zizur Nagusia シスール・マジョール/シスル・ナグシア

バレンシア語/スペイン語

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県名 公式名 現記事名/予定記事名 備考
カステリョン Castelló/Castellón カステリョン県 公式名を重視するならカステリョー/カステリョン県に改名すべき。
Almazora/Almassora アルマソーラ 日本語にすると読みが同じ。
Benicasim/Benicàssim ベニカシム 日本語にすると読みが同じ。
Borriana/Burriana ボリアナ/ブリアナ
Castellón de la Plana/Castelló de la Plana カステリョン・デ・ラ・プラナ カステリョン県の県都。公式名を重視するならカステジョン・デ・ラ・プラーナ/カステリョー・デ・ラ・プラーナに改名すべき。県都ではあるが文献によってかなり表記揺らぎがある自治体。
Chert/Xert チェルト/シェルト
Chilches/Xilxes チルチェス/シルシェス
Chodos/Xodos チョドス/ショドス
Peníscola/Peñíscola ペニスコラ 日本語にすると読みが同じ。
Sant Jordi/San Jorge サン・ジョルディ/サン・ホルヘ
Useras/Useres (Les) ウセラス/レス・ウセレス
Villafranca del Cid/Vilafranca ビリャフランカ・デル・シド/ビラフランカ
バレンシア Mogente/Moixent モヘンテ/モイシェント
Montitxelvo/Montichelvo モンティチェルボ 日本語にすると読みが同じ。
Novelé/Novetlè ノベレ/ノベトレ
Rafelbuñol/Rafelbunyol ラフェルブニョル 日本語にすると読みが同じ。
Sagunto/Sagunt サグント 日本語にすると読みが同じ。
アリカンテ Alacant/Alicante アリカンテ県 公式名を重視するならアラカント/アリカンテ県に改名すべき。
Alcoy/Alcoi アルコイ 日本語にすると読みが同じ。
Alicante/Alacant アリカンテ 公式名を重視するならアリカンテ/アラカントに改名すべき。
Benitachell/Poble Nou de Benitatxell (El) ベニタチェル/エル・ポブレ・ノウ・デ・ベニタチェイ
Campo de Mirra/Camp de Mirra (El) カンポ・デ・ミラ/エル・カム・デ・ミラ
Elche/Elx エルチェ 公式名を重視するならエルチェ/エルシュに改名すべき。人口23万人でバレンシア州第3の都市。スペイン語名単独での言及が多く、改名の必要は薄い。
Fondó de les Neus (El)/Hondón de las Nieves アル・フォンド・デ・レス・ネウス/オンドン・デ・ラス・ニエベス
Jávea/Xàbia ハベア/シャビア
Jijona/Xixona ヒホーナ/シソーナ
Lorcha/Orxa (L') ロルチャ/ロルシャ
Monóvar/Monòver モノバル/モノベル
Pinós (El)/Pinoso エル・ピノス/ピノソ
San Vicente del Raspeig/Sant Vicent del Raspeig サン・ビセンテ・デル・ラスペイグ 公式名を重視するならサン・ビセンテ・デル・ラスペイグ/サン・ビセン・デル・ラスペッチに改名すべき。
Torremanzanas/Torre de les Maçanes (La) トレマンサナス/トーレ・デ・レス・マサネス
Villajoyosa/Vila Joiosa (La) ビリャホジョーサ/ラ・ビラ・ホイオサ

ハイフンが用いられている自治体

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バスク州において、バイリンガル地名ではないが2自治体の合併などが理由で公式名にハイフンが使用されている自治体を集めた。

公式名 現記事名/予定記事名 備考
Arraia-Maeztu アライア=マエストゥ アラバ県。バスク語名が公式名であり、スペイン語名は綴りが異なる。
Arrazua-Ubarrundia アラスア=ウバルンディア アラバ県。スペイン語名が公式名であり、バスク語名は綴りが異なる。
Iruraiz-Gauna イルライス=ガウナ アラバ県。スペイン語名が公式名であり、バスク語名は綴りが異なる。
Bidania-Goiatz ビダニア=ゴイアツ ギプスコア県
Ezkio-Itsaso エスキオ=イチャソ ギプスコア県
Lasarte-Oria ラサルテ=オリア ギプスコア県
Leintz-Gatzaga レインツ=ガツァガ ギプスコア県
Amorebieta-Etxano アモレビエタ=エチャノ ビスカヤ県
Gamiz-Fika ガミス=フィカ ビスカヤ県
Gernika-Lumo ゲルニカ ビスカヤ県。ゲルニカとルモが連合して現在の自治体を構成しているらしく、公式名を重視するならゲルニカ=ルモへの改名が必要。まあ日本語文献では単なる「ゲルニカ」が圧倒的なので改名提案しても却下されるだろうが。しかし、日本語の「ゲルニカ」という言葉は「無差別爆撃に遭った町」「バスク自治の象徴的な町」という意味であり、必ずしもGernika-Lumoという「自治体」に焦点を当てているわけではないことには留意が必要。
Markina-Xemein マルキナ=シェメイン ビスカヤ県
Maruri-Jatabe マルリ=ハタベ ビスカヤ県
Munitibar-Arbatzegi Gerrikaitz ムニティバル=アルバツェギ・ゲリカイツ ビスカヤ県
Ugao-Miraballes ウガオ=ミラバリェス ビスカヤ県
Ziortza-Bolibar シオルツァ=ボリーバル ビスカヤ県
Tiebas-Muruarte de Reta ティエバス=ムルアルテ・デ・レタ ナバーラ州。
Uharte-Araquil ウアルテ=アラキル ナバーラ州。

その他改名を検討すべき自治体

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公式名 現記事名/予定記事名 備考
CS Vila-real ビジャレアル 公式名を重視するならヴィラ=レアルまたはビラ=レアルに改名すべき。サッカークラブはスペイン語のVillarreal Club de Fútbolであり、サッカー絡みでは自治体名も常にビジャレアルと表記されるが、自治体名の表記は別個に検討するべき。