利用者:AraigumaG/Godot (game engine)翻訳ツール大暴れ
開発元 | Community developed |
---|---|
最新版 |
2.1.3
/ 2017年4月12日 |
最新評価版 |
3.0-a1
/ 2017年7月26日 |
プログラミング 言語 | C, C++[1] |
対応OS | |
対応言語 | English |
サポート状況 | Active |
種別 | Game engine |
ライセンス | MIT License |
公式サイト |
www |
対応プラットフォーム
[編集]外部リンク
[編集]概要
[編集]Godotは統合ゲーム開発環境として開発されているため、 CGアセットや音楽といった素材を除いてゲームをスクラッチで制作することを可能にしている。"シーン"による入れ子構造によって構成される独特のゲームデザインアーキテクチャを用いている。 スクリプトからグラフィック素材に至るまで、遍くゲームの構成部品が独立したファイルシステム(或いは、データベース)に統合される。 この管理システムはバージョン管理システムと併用することも可能である。[2]
Godot はクロスプラットフォームかつオープンソース(MITライセンス)の2D/3Dゲームエンジンである。現在の開発主体はGodot Engine communityであるが、オープンソース化によってそのような形態をとる前はラテンアメリカの幾つかの企業によって開発、使用がなされていた。[3] 開発環境(エディタ)はWindows, Mac OS X と Linux (32bit/64bit)で動作し、開発対象となるプラットフォームはPC,家庭用ゲーム機,携帯電話,Web(HTML5,WebGL)と、非常に多様なプラットフォーム上で動作するように設計されている。
ゲームの作成はC++またはPythonに近い独自の動的型付けスクリプト言語であるGDScriptによって成される。GDScriptはその基となったPythonよりも変数の記法が厳格であり、"シーン"を礎となすGodotのアーキテクチャに最適化されたものになっている。 エンジン開発者は当初外部のプログラミング言語を検討していたが、結局高度な最適化とエディタへの統合が成されたカスタム言語を採用することになったと述べている。[4]
Godotにはオートインデントやシンタックスハイライト、コード自動補完などの機能を有するスクリプトエディタが統合されている。またブレークポイントおよび プログラムステッピングを設定できるデバッガも有している。
Godotは2Dと3D両方において使用可能な独自の組み込み物理エンジンを搭載しており、衝突判定、剛体処理、静的な物体、キャラクター、乗り物、Raycast、関節変形をサポートしている。
Godotは複数のプラットフォームへの出力をサポートしており、開発者は携帯電話,Web,PC,ゲーム機など多くのプラットフォームに対応できる。 テクスチャ圧縮や解像度をプラットフォーム毎に設定することも可能である。
現在サポートされているプラットフォームはWindows, Mac OS X, Linux, FreeBSD, Android, iOS, BlackBerry10,HTML5,PlayStation3, PlayStation Vita,ニンテンドー3dsの他、サポート途中のプラットフォームにWindows Runtimeがある。[5]
その他の特徴
[編集]- オクルージョンカリング
- {{仮リンク|Level of detail|en|Level of detail}}
- パフォーマンス統計のグラフ化
- ライティング
- マルチスレッド処理
- プラグインシステム
- レンダリングターゲット
- Theoraコーデックをサポートするの動画の再生機能
- Ogg VorbisとWAVをサポートするオーディオシステム
- パーティクルシステム
- テクスチャ入力/出力/圧縮パイプライン
- Navmeshのサポート
- GUI
- キーボード、マウス、ゲームパッドとタッチ操作のサポート
採用ゲーム一覧
[編集]OKAMスタジオのゲームの多くがGodotを用いて作られている。
- El Asombroso Show Zamba
- Dog Mendonça & Pizza Boy
- Anthill
- Running Nose
- Project Carnival
コミュニティ製のオープンソースのゲームに用いられることもある。[6]
名前について
[編集]主な開発者であるJuan Linietskyはプレゼンテーションにおいて、Godotの名前はサミュエル・ベケットの劇「ゴドーを待ちながら」からとったもので、新たな要素を追加せんとする飽くなき願い、それはエンジンをより完全なものに近づけるが、しかし完全となることはないもの、という意であると述べている。[7]
参照
[編集]参考文献
[編集]スクリプティング
[編集]参考文献
[編集]“Godot Engine Reaches 2.0 Stable” (23 February 2016). 1 June 2017閲覧。
- ^ “The Godot Game Engine Open Source Project on Open Hub”. 30 July 2015閲覧。
- ^ “File Systems”. Godot documentation. Godot. 6 February 2016時点のオリジナルよりアーカイブ。29 January 2016閲覧。
- ^ “Godot 2.0: Talking with the Creator”. 80.lv. 18 June 2016閲覧。
- ^ “Compiling for Universal Windows Apps”. Godot. 1 February 2016閲覧。
- ^ “Godot Animation tutorial”. Godot Documentation. 6 February 2016時点のオリジナルよりアーカイブ。29 January 2016閲覧。
- ^ “Godot Engine Reaches 2.0 Stable” (23 February 2016). 1 June 2017閲覧。
- ^ “Godot Reaches 2.1 Stable” (9 August 2016). 1 June 2017閲覧。
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