利用者:Animataru/sandbox/可動式液晶
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可動式液晶(かどうしきえきしょう)とは、主にデジタルカメラにおいて、液晶画面が可動する機構を有していているものを指す。ティルト式(Tilt, チルト式)とバリアングル式(Variable angle)に大別される。ここでは、画面が折りたたまれるものも紹介する。
デジタルカメラにおいては、ハイアングル、ローアングルでの撮影時に活用されるほか、画面が180度回転するものでは自分撮りを行う際に便利である。
ティルト式
[編集]ピッチング方向(上下方向)に回転する機構を指す。デジタルカメラ以外では、薄型テレビ、液晶ディスプレイ、カーナビやカーオーディオなどで見られる。
デジタルカメラにおいては、画面が光軸上から移動しないため被写体と液晶を一直線に確認できるが、機種によっては上下どちらかにしか稼働しない、アクセサリーシューが干渉する、カメラを縦向きに用いて撮影する場合に恩恵がない等のデメリットがある。縦向きの使用を想定して左右方向にも可動する機種もある。
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上下方向に可動する液晶(オリンパス OM-D E-M5)
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左右方向に可動する液晶(富士フイルム X-T3)
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3方向に可動する液晶(ソニー α99)
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カーナビ一体型のカーオーディオ
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スライドティルト型の携帯電話(HTC TyTN II)
バリアングル式
[編集]同時に2軸方向の回転ができる機構を指す。手持ち式あるいは重量があるデジタルビデオカメラはその構造上多くがこの方式を採用している。
デジタルカメラにおいては、カメラを縦向きに用いて撮影する場合に左右方向に可動させることでローアングル等での縦構図を簡単に撮影できるが、画面を開いてから回転させる手間があり、画面が光軸上からずれる等のデメリットがある。
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下側に展開する液晶(ニコン D5000)
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ハンディカム(DCR-HC53)
折り畳み式
[編集]おおよそ非使用時に画面が機体の内側を向き、使用時に回転して開くものを指す。ノートパソコンのほとんどがこの機構を有している。特に日本の携帯電話においては多様な展開方法が開発された。
→「日本における携帯電話 § 携帯電話端末形状」も参照
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折り畳み式の携帯電話(FOMA P706iμ)
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横方向にも開く携帯電話(FOMA P906i)
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ビデオカメラ(パナソニック HDC-SD1)
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ゲーム機(ニンテンドーDS)
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ノートパソコン(レノボ ThinkPad X1 Carbon)
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折り畳み式のスマートフォン(Samsung Galaxy Fold)