利用者:3namunamu/sandbox
表示
ここは3namunamuさんの利用者サンドボックスです。編集を試したり下書きを置いておいたりするための場所であり、百科事典の記事ではありません。ただし、公開の場ですので、許諾されていない文章の転載はご遠慮ください。
登録利用者は自分用の利用者サンドボックスを作成できます(サンドボックスを作成する、解説)。 その他のサンドボックス: 共用サンドボックス | モジュールサンドボックス 記事がある程度できあがったら、編集方針を確認して、新規ページを作成しましょう。 |
ライブラリー・スクール(library school;図書館学校)とは、英語圏でライブラリアン(図書館員)の養成を行う高等教育機関のことである。かつては図書館学、1960年代以降は図書館情報学を教授し[1]、修士号を授与してきた。ライブラリアンの採用要件は、アメリカ図書館協会によれば、次のようにある程度の幅があるが、中でもアメリカ図書館協会認定校を指して、ライブラリー・スクールと呼ぶことが多かった。
- 各分野の4年制大学卒学士
- 図書館学修士(Master of library science degree: MLS)
- アメリカ図書館協会認定校の図書館学修士
- アメリカ図書館協会認定校の修士に加えて、教員認定(多くは学校図書館の場合)またはアメリカ図書館協会認定校の図書館学修士に加えて二つめの修士号。例えば法律の学位[2]
2000年代からは、「iSchool(アイスクール)と呼ばれる、図書館情報学をある程度の基盤としつつも、その枠を超えた研究・教育体制を確立しようとする試み」[3]が北米からヨーロッパをはじめ世界各地に広がっている[4]。しかし、アメリカ合衆国内のアメリカ図書館協会認定校のiSchoolと非iSchoolの修士プログラムを比較したところ、全体としてはその教育内容に大きな違いは認められなかったという報告もある[5]。
脚注
[編集]- ^ “図書館情報学”. 日本図書館情報学会用語辞典編集委員会編『図書館情報学用語辞典』. 2019年12月7日閲覧。
- ^ “What Librarians Need to Know”. American Library Association. 2019年12月7日閲覧。
- ^ 古賀崇「アメリカ図書館協会認定校の変遷とiSchoolの動向」中村百合子、松本直樹、三浦太郎、吉田右子編著『図書館情報学教育の戦後史:資料が語る専門職養成制度の展開』p.203-222. ミネルヴァ書房. (2015)
- ^ “「図書館情報学の研究・教育の国際動向:iSchoolを中心に」”. 古賀崇. 2019年12月7日閲覧。
- ^ Chu, Heting (2012). “iSchools and non-iSchools in the USA: An examination of their master's programs”. Education for Information, 2012 vol. 29, no. 1: p.1-17.