利用者:132人目/数学板
数学板に関するメモ
構成
[編集]小学生やその両親から中高生、大学生、大学院生、数学者まで様々な人により構成される。
会話は主に、数学とジョークにより構成される。
名無しさん
[編集]名前を入れずに発言した場合に現れる「名無し」は
- 132人目の素数さん
である。「名無しさん」を数字の語呂と思った場合、「743」と読めるが、 743 は 132番目の素数であるため、2000年9月5日に、数学板の「名無し」は、「名無しさん」から「132人目の素数さん」に変更された。
質問スレ
[編集]スレッドにいる人々
[編集]回答者は手取り足取り教えるわけではなく、教科書を読みつつ本当に分からないことのみを質問するように求める。基本的すぎる質問に対しては、教科書を読むように奨め、全く取り合わないこともしばしばである。教科書を読んでわからない場合は教科書の分からない部分を写しつつ質問すると、回答者の方も機嫌良く回答するようになる。そして数式の書き方も問題である。数式の書き方を知らないと取り合ってもらえないこともある。
回答者と質問者だけでなく、回答者と回答者の関係もかなり興味深い。回答に間違いがあるなどした場合、回答者同士の喧嘩に発展することもあり、数百ものレスを消費することもある。気の弱い質問者であれば、責任を感じておろおろするばかりである。かといって、回答者同士は反発ばかりするわけではなく、団結してマルチポストに反対したり、荒らし行為に立ち向かったりもする。
質問スレは複数あり、回転の速いもの同士で競っているかのような部分もある。名無しさんが多いにも関わらず、質問スレッド内の勢力は複雑である。
くだらねぇ問題はここへ書け
[編集]- 2000/08/31 -
くだスレ と呼ばれるスレッド。スレッドの番号が円周率になっており、最初のスレッドは
- くだらねぇ問題はここへ書け ver.3.14
である。以後、順調に桁数が伸びていくが、スレッドのタイトルの長さの制限から、途中を省略しなければならなくなり
- くだらねぇ問題はここへ書け ver.3.141592653589
の次は
- くだらねぇ問題スレ ver.3.1415926535897
と日本語を省略した。それでも桁数は溢れ、結局
- くだらねぇ問題スレ ver.3.14159265358979323846264
の次のスレから
- くだらねぇ問題はここへ書け ver.3.14(18桁略)2643
の形になった。
一番古い質問スレではあるが、それほど利用はされておらず、回転が遅い質問スレである。質問者は自らの質問がくだらない質問だとは考えないのかもしれない。
◆ わからない問題はここに書いてね ◆
[編集]- 2000/09/01(金) 05:52 ~
- これより前の 2000年07月24日 に「る」によって
- わからない問題はここに書け!
- というスレも立てられている。
さくらスレと呼ばれるロリコン専用の質問スレ。さくらによって立てられた。
さくらは、カードキャプターさくらの主人公、木之元桜のアスキーアートを用い、その台詞によって回答する回答者である。当初、このような顔文字が貼りまくられることに対する反発などもあったが、その後、さくらスレは順調に成長した。さくら自身は、6本目の(2001/04/01)を最後に姿を消したが、「132人目のさくらたん」や「132人目のともよちゃん」などの類似のハンドルで、アスキーアートを使う者達は残り、数学板の質問スレに異様な雰囲気を作り出していた。一時は、これらのハンドルによってテンプレート内のアスキーアートも巨大化されていき、さくらスレに対して嫌悪する者も現れるようになった。こういったロリコン趣味のアスキーアートに対する批判は、その後 2003年に始まる質問スレの本家争いでも盛んに取り上げられたために縮小された。
厨房問題、必ず答えます!(お化けスレ)
[編集]- 01/09/30 - 02/03/07
もったいないお化け(後に、もったいないお化け ◆6B4okyFI)によって立てられ、 3 まで続く。もったいないお化けは回答者の一人である。回答が長く遅筆であるため、他の回答者より早く回答することは難しい。しかし、「もったいないお化けが出るといけないから」ということで、他の回答者に抜かされてもせっかく書いた回答を破棄したりはせず、無駄と分かっていても投稿するといった事をする回答者であり、名前もそこから来ている。いわゆる「清書屋」の一人である。
質問スレの回転が速くなり始め、ついていきにくくなったことから、さくらスレ13において、レベル別の質問スレ作成を提案(01/09/28)し、実行にうつした。半年で 3 本しか進まないゆっくりとしたスレッドだった。その 3 本目の終わりの頃には、さくらスレの方は24まで進んでおり、当初、期待された質問スレの分割にはあまり貢献していない事を感じさせる。需要の無さを悟った もったいないお化けの引退宣言によって閉鎖が確定した。
後にできたレベル別スレッドの一つ【sin】高校生のための数学の質問スレ【cos】などは回転が速く、需要の大きさを感じさせることから、方法によっては お化けスレも育ったかもしれない。スレッドのタイトルに自ら(お化けスレ)と入れるなど、スレッドの私物化と思われるようなことをしたり、もったいないお化けが清書屋という点から、嫌がられる場面もあり、常連の回答者を集めにくい環境にあった。
分からない問題はここに書いてね
[編集]- 03/08/23 -
分かスレと呼ばれる質問スレ。最初のスレッドは
- 分からない問題はここに書いてね133
であるため、分かスレの本数を数える場合は、現在のスレッドの番号から 132 を引く必要がある。
- この数が数学板の名無しである 132 と一致しているのは偶然と思われる。
この質問スレはテンプレートがほとんど無く、数式の書き方すらない。
さくらスレ と分かスレ
[編集]分かスレができる前
[編集]数学板のローカルルールには、さくらスレ、くだスレ、雑談スレへのリンクがある。この内、さくらスレへのリンクは切れている。これは
- ◆ わからない問題はここに書いてね 129 ◆
- 03/09/18 00:26 - 03/09/25 06:36
へのリンクのまま、更新されないためである。何故更新されないのかと言えば、更新することができる権限を持っている人達から拒否されたためである。数学板にはスレッドの本家争いがあり、ローカルルールを更新することでその争いに巻き込まれてしまう可能性もあるため敬遠されたためである。対立するスレッドを削除人に削除してもらったり、ローカルルールからリンクを貼って認めてもらうことが、争いを鎮めることと勘違いしていた人が一部におり、それまで何度となく削除人も巻き込んでいたこともあった。これを境に削除人の側からの積極的な介入は無くなった。
さくらスレ と 分かスレ が分かれた遠因として持ち出されるのは
- わからない問題はここに書いてね103
- 132人目の素数さん 03/06/25 00:13 - 03/06/26 19:11 (169 で、真・スレッドストッパーにより終了)
と
- ◆ わからない問題はここに書いてね 103 ◆
- 132人目のともよちゃん 03/06/25 00:17 - 03/06/28 22:10
の関係である。この 2 つのスレッドは、タイトルの◆の有無だけで、その他は全て同じであった。同じ日で 4分の差であるが、◆が無かったために「132人目のともよちゃん」が立て直したと考えられている。その上、「132人目のともよちゃん」の方がローカルルールのリンク貼り替えを先に済ませ、自らのスレッドの方を盛り上げる事に腐心したことにより、先に立った方のスレッドが廃棄されることになった。この時に「132人目のともよちゃん」が用いた手法のいくつかは、後々になって逆に使われ、さくらスレが追いつめられる結果になった。この件により、しばらくの間、さくらスレは荒れ放題となったが、分割されるまでには至らなかった。
似たような事が積み重なり「132人目のともよちゃん」に対する反感も大きくなり、その後の分裂へと流れていくことになる。
分かスレの誕生
[編集]分かスレの最初のスレッドは
- 分からない問題はここに書いてね133
- 質問者 03/08/23 21:41 - 03/09/25 00:00
だった。参考までに、このスレッドができた前後のさくらスレを見てみると
- ◆ わからない問題はここに書いてね 122 ◆
- 132人目のともよちゃん 03/08/19 02:17 - 03/08/23 20:36 (1000を超え1003まで書き込まれた)
- ◆ わからない問題はここに書いてね 123 ◆
- 埼玉県熊谷市16歳 03/08/23 23:17 - 03/08/26 15:45
となっている。つまり、さくらスレ122が終了し、その後続としてさくらスレ123を立てるまでの間に、ひっかけとして分かスレ133が立てられたと思われる。一番最初のテンプレ部にも、頑張ろうという事が一行かいてあるだけのスレッドだった。分かスレ133ができる前も、さくらスレに怨みがあるのか似たような悪戯は頻発しており、分かスレ133もそんな中の一つとして消えるかに思われた。しかし、さくらスレ123が立つのが遅すぎたため、このスレッドでは細々と会話が始まり、次でタイトルを戻そうという流れになっていた。こういった事態に我慢できなかったのか、さくらスレ123は「埼玉県熊谷市16歳」によって半ば強引に立てられ、そちらへの誘導が始まった。
削除依頼にも出されたものの、この頃の数学板の動向のために削除人に嫌がられたためか、ただ単に削除人に見られていなかっただけなのか、このスレッドは削除されずに残されたままになった。そうこうしているうちにも、この分かスレ133を支える回答者が現れ、さくらスレなどへの誘導にも負けず丁寧に質問に答えていったところ、「利用されている質問スレッド」と認識されるようになった。回転はゆっくりであったが、こうなると削除されることは少なく、分かスレ133は生き残った。
ゆっくりと進んでいた分かスレ133は03/09/22頃に突然回転を始める。
- この日、一番最初のレスは 623 の supermathmania ◆ViEu89Okngである。(kingと呼ばれている利用者)
03/09/24 19:23に、770 でさくらスレ129への誘導があったのをきっかけに、この誘導している人と回答者達の間で争いが起こり、分かスレ133が質問スレとして正常に機能していることや、ロリコン臭いさくらスレへの不満、そして、しつこい誘導に対するアクセス禁止依頼などが話し合われ、それまでゆっくりだった分かスレ133は短時間のうちに消費された。そして次のスレがあっという間に立てられた。
- 分からない問題はここに書いてね134
- ぼるじょあ ◆yEbBEcuFOU 03/09/24 21:40 - 03/10/09 13:58
このスレッドも、一番最初には頑張ろうということが一行と、その前のスレッドへのリンクしか書かれていないとてもシンプルなものである。この形式は、その後も長く受け継がれた。
この時の争いは分かスレを位置付け一個の質問スレとして確立させた。この時の争いが無かったら、分かスレは今日まで続かなかったかもしれず、分かスレ133を潰そうとしていた人が自ら墓穴を掘ったように見えなくもない。
漁夫の利
[編集]用語
[編集]- 回答と解答
- 質問スレに質問した場合、返ってくるのは完全解答ではなく、質問者がその問題を理解できる程度の内容なので、それをそのまま写して学校の宿題として提出するようなことは極力やめたほうがいい。
- 清書屋
- ある回答者が回答した後で、質問者からさらに詳しく教えて欲しいといった要望が無いうちに、詳細な回答を投稿する回答者のことである。こういった回答者は、先の回答を清書しただけとされ、他の回答者に嫌がられる。質問者との会話の阻害要因にもなる。
- マルチ
- 複数の質問スレや、他の数学掲示板に同じ問題を投稿するマルチポストの事。これをしてしまうと回答をもらえないことが多い。
- 丸投げ
- 自分で何も考えずに書き込まれたような質問のこと。このような非難を受ける問題のほとんどが学校の宿題で、基本的な問題であり、教科書や参考書、問題集のいずれかに書かれている事も少なくない。質問は、どういう方針で行き詰ったのかなどを書くことが望ましい。
- ペプシ
- 1999年、ペプシコーラがボトルキャップをおまけにつけるようになってから、数学板にクーポンコレクター問題(coupon collector's problem)が多く書き込まれるようになった。すなわち、n 種類のおまけを全てそろえるにはいくつ買ったらいいのか?という問題である。
- 最初のうちは、ペプシコーラに限らず
- 何個買ったら揃うのかな??
- 名無しさん 1999/12/21(火) 09:36 - 2001/07/19(木) 13:21 (35まででdat落ち)
- では、「のほほん茶」が取り上げられ、その後はチョコエッグなども題材にされている。
- これらは大抵、他の板で話題になり、その中の何人かが、既に他の人が書き込んでいるかどうかも全く確かめずに、同じ質問を書くことが多かった。その中でも特にペプシコーラのボトルキャップ問題が多い時期があり、数学板にいる側からしてみれば、同じ問題をマルチポストしてるだけにしか見えず、他板からの攻撃であり荒らし行為のようにも思われた。そんなところから、食玩の中でも特にペプシキャップというものに不快感を覚えるようになった数学板の利用者達は、罵倒にペプシを使うようになった。数学板で行われる罵倒で多いものの一つに、「そんなに馬鹿ならこれ以上勉強しても仕方ないからさっさと学校をやめて働け」といったものがあるが、そのバリエーションの一つとして、ペプシを使った場合は「さっさと学校を辞めて、ペプシ工場でボトルキャップでも締めてろ。」といった表現になる。いくつかのバリエーションを経た後、ペプシとかペプシ工場が単独で歩き出すようになり、「ペプシ工場で働け」のような短い表現も用いられるようになった。謙遜でもしているのかペプシ工員というハンドルの利用者も現れた。
- 数学板は、他から隔絶された世界であるためか、こういった数学板特有の用語は外に出にくく、2典にも載ってないようなので、何故、数学板での会話に突然ペプシが出てくるのか不思議に思っている人もいるようである。
- 焼肉
数式
[編集]TeXのように立体的に記述することはできないので、一行の中に自分の質問したい数式をしっかり書けるかどうか?といったことは、数学板の中ではとても重要なことである。特に質問スレでは、質問者が数式の書き方を分かってない場合、数式の解釈から話を始めなければならず、それだけで険悪になることもあるし、取り合ってもらえないこともある。
質問スレがまとまり始めた 2003年9月ごろに質問スレに来る初心者用に作り始めた。ほとんど質問の来ない数式についてまで盛り込みすぎたためごてごてした感じで、読まない人も多いだろうということで、特に気をつけて欲しいものに限って抜粋された記法の一覧もいくつか作られている。
数式の書き方
[編集]分数
[編集]数式の書き方で最もよく間違えられるものが分数である。
という分数を、TeXなどの無い環境で書こうとした場合、よく間違えるのが
- a+b/c+d
という形である。親切な回答者は、普通の四則演算では割り算の方が足し算より優先順位が高いので、これを
と理解して、回答をしてくれる。TeXを用いずに書けば a + (b/c) + d である。気の短い質問者は、恣意的に括弧を付けたとして怒り出すこともある。質問者が
のような分数を回答者に伝えるためには、(a + b)/(c + d) と書かないといけなかったのである。さらに式が続く場合は、括弧の多さにくどいと思うかもしれないが ((a + b)/(c + d)) と書く。こうしないと回答者には正確に伝わらないし、回答者の側は、四則演算の優先順位を抜きにした場合、いろいろな式が考えられ、不確定な部分が残る場合、質問者に質問し、括弧を沢山使って意味を確定するように要請することが多い。
指数
[編集]xn は TeX のソースのように x^n と書くのが望ましいとされる。指数についても同様に括弧を沢山使った方が、正確に伝わる。x2n を x^2n と書いた場合 x2n なのか、 x2n なのか分からないので、括弧を使って x^(2n) と書くのが望ましい。しかしこういった数式は通じる場合が多いのか、分数の時ほど厳しく指摘されてはいない。他の例としては
- x^2 + a x + b
という式は、二次式
- x2 + a x + b
と見られることが多いようで
- x2 + a x + b
というケースを考える回答者はあまりいないようである。分数のように単一の解釈を求めるならば
- (x^2) + a x + b
が望ましいが、質問者、回答者ともに、こういった書き方はあまり見られず、分数ほど厳しくはない。
積分・総和
[編集]は
- ∫_[x=0,3] exp(x) dx
- ∫_[x=0 to 3] exp(x) dx
のように書くのが望ましいが
- ∫_[0,3] exp(x) dx
と省略する質問者もいる。この程度ならまだわからなくもないが、こういう省略をする質問者に限って
- ∫_[3,0] exp(x) dx
と上下が分からなくなったりしてしまう。明らかに順序が逆でも、親切な回答者は順序が逆の式でそのまま回答したりするので注意が必要である。その他、
のように定積分なら値が定まるが、不定積分は初等関数では書けない問題などを質問者自ら改変して、不定積分
を求めなさい。のようにして解けなくする質問者が後を絶たない。質問者には、一字一句正確に問題を写すことが求められる。
総和は積分とほぼ同様である。
は
- Σ_{k=1,n} x_k
- Σ_{k=1,n} x(k)
などのように書くのが望ましい。
特定の利用者
[編集]z案
[編集]かつて数学板にあった「失われた計算技術(予定)」の一つ。0による除算を可能にするための案である。提案者自身が、固有のハンドルを持たなかったため、提案者をz案と呼ぶことも少なくない。
1999年頃に、どうして0でわっちゃいけないの?というスレッドを提案者が自ら立てて提案した。最終的には、二本目のスレッドまでできたが、障害のためにそれらのログはすべて失われ、伝説だけが残った。z案は数学板のシンボルのひとつといってもよいかもしれないが、その内容を知る者はあまりいないと思われる。
z案は、提案後まもなく葬られた。z案本人は、多分、一本目のスレッドの前半で消えたがz案に対する非難は続いた。そして、ログを全く読まない者達によって「0で割ってはいけないことの証明」が繰り返し書き込まれた。
伝説化してからも、全てではないにしろ、断片的には紹介されることがあったが、そのたびに「0で割ってはいけないことの証明」を書きたがる者達が出現し、次第に断片的にすら紹介されなくなっていった。
嵐山勘三郎
[編集]その他の固定
[編集]- tr
- KARL
- 辻希美ぽてんしゃる
- 今井弘一
- king
- 大文字くん
- それは全角
- 甲陽高1