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利用者:龍岳/sandbox

片山御子神社

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片山御子神社

拝殿
所在地 京都府京都市上賀茂本山(上賀茂神社楼門前)
主祭神 玉依比売命(異説あり)
神体 片岡山(神体山)
社格 式内社(大、月次神大、新嘗、相嘗)
賀茂別雷神社第一摂社
創建 不明
別名 片岡社
例祭 4月21日
11月21日
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片岡山の西麓に鎮座。片岡社ともいう[1]。「延喜式」神名帳に「片山御子(カタヤマノミコノ)神社」と記載される。祭神は玉依比売命[2]いわれるが諸説あり、事代主神一言主神[1]であるともいわれる。

古く当社の後ろに「寄辺(よるべ)の水」を湛えた甕が3個あったが、天正年中に穢れをおそれて地下に埋設したと伝えられる[2]。寄辺の水は、片岡山の後方にあった「御物井(みもゐ)」という井戸から汲まれたと伝えられ、井戸の水には三世の影が映るといわれた。しかし水が汲まれ過ぎたことで枯渇してしまったと伝えられる。

玉吟集に「忘るなよ寄辺の水葉打はらひ君があふひの影を侍りつつ」「影たちてさてやくみなんみ草ゐし寄辺の水はかかるとも」の歌が残る。

須波神社

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須波神社

拝殿
所在地 京都府京都市上賀茂本山(上賀茂神社楼門前)
主祭神 阿須波神・波比祇神・生井神・福井神・綱長井神(異説あり)
創建 不明
別名 諏訪神社
例祭 4月21日 春祭
11月21日 秋祭
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片岡山の西麓に鎮座。「延喜式」神名帳に「須波(スハノ)神社」とある。祭神は阿須波神・波比祇神・生井神・福井神・綱長井神の五柱[2]といわれるが、一説に建御名方神[1]が主祭神であるともいわれる。中古以降は諏訪神社とも称した。一時廃絶していたものを中世に現在地に再興したともいうが、定かではない[1]

賀茂山口神社

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賀茂山口神社

拝殿
所在地 京都府京都市上賀茂本山(片岡山南麓)
主祭神 御歳神(異説あり)
創建 不明
別名 澤田社
主な神事 土解祭
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片岡山の南麓に鎮座し、近代以前は沢田社と称した。「延喜式」神名帳の「賀茂山口(カモノヤマクチノ)神社」に比定されているが、「神社覈録」では賀茂山口神社は「在所詳ならず」とされる。祭神は御歳神といわれるが、一説に保食神ともいわれる。現在の渉渓園はかつては沢田社の神田として利用されていた。

  1. ^ a b c d 「大田神社」『日本歴史地名大系 27 京都市の地名』平凡社、1979年。ISBN 4582490271 
  2. ^ a b c 片岡神社駒札由緒書 引用エラー: 無効な <ref> タグ; name "kataoka"が異なる内容で複数回定義されています