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利用者:青井研/sandbox

青井哲人(あおい あきひと、1970 - )は日本の建築史家明治大学理工学部建築学科教授で建築史・建築論研究室主宰[1]。学位は博士(工学)。ジャジャハウス管理人(2023 - )。

来歴

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愛知県生まれ。1992年、京都大学工学部建築学科卒業。1994年、同大学院工学研究科建築学専攻修士課程修了。1995年、同博士課程中退。[1]

1995-2000年、神戸芸術工科大学助手。2001-2002年、日本学術振興会特別研究員(PD)。2000-2001年、京都造形芸術大学神戸芸術工科大学近畿大学・京都府左官技能専修学院非常勤講師。2002-2008年、人間環境大学准教授。

2008年より明治大学大学院理工学研究科 建築学専攻(現:建築・都市学専攻)准教授。2010-14年、武蔵野美術大学非常勤講師。2015-18年、東京芸術大学非常勤講師。2017-明治大学教授。[2]

受賞歴

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  • 平成14年度日本建築学会奨励賞受賞,授賞式 2002年8月2日(日本建築学会大会)
  • 2008年度 住宅総合研究財団 研究選奨,授賞式 2008年6月13日
  • 2018年度 グッドデザイン賞ベスト100+ベストフォーカス賞(復興デザイン):『福島アトラス』(NPO福島住まい・まちづくりネットワーク他のチームで受賞), 授賞式 2018年10月31日
  • 2021年度 日本建築学会著作賞:『津波のあいだ、生きられた村』(饗庭伸・青井哲人・池田浩敬・石槫督和・岡村健太郎・木村周平・辻本侑生・山岸剛,鹿島出版会,2019年9月),授賞式 2021年5月31日(オンライン)

著書

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著書(単著)

  • 『植民地神社と帝国日本』 ,吉川弘文館,2005年2月(2006年10月再刊)
  • 『彰化一九〇六年:市区改正が都市を動かす』 ,アセテート,2006年9月
  • 『彰化一九〇六:一座城市被烙傷,而後自體再生的故事』大幅増補,中国語,張亭菲訳,台湾・大家出版,2013年10月
  • 『ヨコとタテの建築論:モダンヒューマンとしての私たちと建築をめぐる10講』,慶應義塾大学出版会,2023年1月

著書(共著)

  • 『日本当代百名建築師作品選』中国建築工業出版社(中華人民共和国・北京),1997年1月(担当=企画編集・解説執筆)
  • 『アジア建築研究』村松伸監修,INAX出版,1999年12月 (担当=「対称軸の形成と移動 ── 日本植民地の神社とその環境形成史から/植民地建築論」,「現代台湾の住宅に和室?」(青井亭菲と共著))
  • 『アジア都市建築史』布野修司監修,昭和堂,2003年6月 (担当=第3章「中華の建築世界」,および第7章09節「日本の植民都市」執筆担当)
  • 『近代日本の作家たち』黒田智子編,学芸出版社,2005年2月(担当=「吉田五十八 新しい普遍的日本建築を求めて」)
  • 『世界住居誌』布野修司監修,昭和堂,2005年2月(担当=ラテンアメリカ)
  • 『建築家坂倉準三 ── モダニズムを生きる ── 人間,都市,空間』アーキメディア,2009年4月 (担当=「難波・渋谷・新宿 ── 戦後都市と坂倉順三のターミナルプロジェクト群」他)
  • 『都市計画とまちづくりがわかる本』彰国社,2011年11月(担当=1~3,7,10~11)
  • 『建築遺産 保存と再生の思考 ── 災害・空間・歴史』野村俊一・是澤紀子編,東北大学出版会,2012年4月
  • 『3.11 After ── 記憶と再生へのプロセス』五十嵐太郎編,LIXIL出版,2012年8月
  • 『SD 2013』塚本由晴・青井哲人ほか,鹿島出版会,2013年12月
  • 『盛り場はヤミ市から生まれた』橋本健二+初田香成編著,青弓社,2013年12月(担当=第2章3「渋谷」,第4章「ヤミ市研究を振り返る ── 松平誠氏インタビュー」)
  • Constructing the Colonized Land: Entwined Perspectives of East Asia around WWII, Edited by Izumi Kurosihi, Ashgate, 2014(担当=Chapter 4 ‘Transplanting State Shinto: The Reconfiguration of Existing Built and Natural Environments in Colonized Taiwan’)
  • 『関西のモダニズム建築 ── 1920年代~60年代,空間にあらわれた合理・抽象・改革』石田潤一郎監修,淡交社,2014年6月
  • 『ja 96号 YEAR BOOK 2014』山梨知彦・伊藤暁・青井哲人ほか,新建築社,2015年1月号
  • 『明治神宮以前・以後 ── 近代神社をめぐる環境形成の構造転換』藤田大誠・青井哲人・畔上直樹・今泉宜子編,鹿島出版会,2015年2月
  • 『シェアの思想/または愛と制度と空間の関係』門脇耕三他編著,LIXIL出版,2015年7月
  • 『自分にあわせてまちを変えてみる力 ── 韓国・台湾のまちづくり』饗庭伸・秋田典子・内田奈芳美・後藤智香子・薬袋奈美子 編著,萌文社,2016年3月
  • 『モダニスト再考[日本編] ── 建築の20世紀はここから始まった』彰国社編・刊,2017年2月(担当=「角南隆 - 技術官僚の神域 ── 機能主義・地域主義と〈国魂神〉」 /「森田慶一 - IMITIATIO CORBUSIERI」)
  • 『ユネスコ番外地 台湾世界遺産級案内』平野久美子 編著,中央公論新社,2017年3月(担当=「金門島戦地文化」)
  • 『福島アトラス01──原発事故避難12市町村の復興を考えるための地図集』NPO法人福島住まい・まちづくりネットワーク,2017年3月
  • 『近代日本の空間編成史』中川理編,思文閣出版,2017年4月(担当=第6章 青井哲人・岡村健太郎・石榑督和「基盤編成の一九三〇年代:昭和恐慌下の三陸漁村と津波復興」)
  • 『百書百冊』伊藤公文編,鹿島出版会,2017年12月(執筆=「抵抗の尺度,歴史の規準 ── 神代雄一郎『九間論』」)
  • 『戦前期台湾火災保険特殊地図集成1── 台北・基隆・台中・彰化』辻原万規彦・青井哲人編,柏書房,2018年2月
  • 『戦前期台湾火災保険特殊地図集成1── 台北・基隆・台中・彰化』辻原万規彦・青井哲人編,柏書房,2018年4月(解説:青井哲人「都市と領域の動態を描く ── 台湾都市史研究の可能性」を所収)
  • 『福島アトラス02 ── 避難社会とその住まいの地図集』,NPO法人福島住まい・まちづくりネットワーク,2018年5月
  • 『福島アトラス03 ── 避難12市町村の復興を考える基盤としての環境・歴史地図集(小高)』,NPO法人福島住まい・まちづくりネットワーク,2018年5月
  • 『日本植民地研究の論点』日本植民地研究会編,岩波書店,2018年7月(担当=「第16章 住居・都市・領域」)
  • 『建築の日本展 ── その遺伝子のもたらすもの』,森美術館,2018年9月(執筆=「《抵抗尺度》としての伝統 ── 神代雄一郎のデザインサーヴェイと日本」)
  • 『日本都市史・建築史事典』都市史学会編,丸善,2018年11月(担当=「第5章 現代」編集・執筆)
  • 『世界建築史15講』世界建築史15講編集委員会編,彰国社,2019年4月(担当=第14講「都市組織の世界史 ── 都市をつくる町屋」,コラム04「植民地の神社」,訳:ケン・タダシ・オオシマ著 コラム06「モダン・ジャパニーズ・アーキテクチャー)
  • 『福島アトラス04 ── 避難12市町村の復興を考える基盤としての環境・歴史地図集(津島・葛尾・都路)』,NPO法人福島住まい・まちづくりネットワーク,2019年3月
  • 『スペキュレーションズ ── 人間中心主義のデザインをこえて』川崎和也監修,BNN, 2019年7月
  • 『津波のあいだ、生きられた村』饗庭伸・青井哲人・池田浩敬・石槫督和・岡村健太郎・木村周平・辻本侑生・山岸剛,鹿島出版会,2019年9月(執筆=第2章空間,岡村健太郎・石榑督和と共同執筆)
  • 『国家神道と国体論 ── 宗教とナショナリズムの学術的研究』藤田大誠編,弘文堂,2019年9月(執筆=第1部 「十九世紀建築論と明治天皇奉祭 ── 表象・趣味・ナショナリズム」)
  • 『日本建築の自画像 ── 探求者たちのもの語り』(展覧会「日本建築の自画像 探求者たちのもの語り」図録,香川県立ミュージアム,2019年12月(執筆=第3部)
  • 『福島アトラス05 ── 避難12市町村の復興を考える基盤としての環境・歴史地図集(飯舘村)』,NPO法人福島住まい・まちづくりネットワーク,2020年3月
  • 『福島アトラス06 ── 避難12市町村の10年:環境世界の再生へ』,NPO法人福島住まい・まちづくりネットワーク,2021年3月
  • New Directions in Japanese Architecture, Christoph Merian Verlag and S AM Swiss Architecture Museum, 2022(including: Noriko Matsuda with Norihito Nakatani and Akihito Aoi, A Habitat Building History Manifesto)
  • 『地域文脈デザイン ──まちの過去・現在・未来をつなぐ思考と方法』日本建築学会編(青井哲人・中島直人・篠沢健太ほか著),鹿島出版会,2022年11月
  • 『沖縄と琉球の建築|Timeless Landscapes 3』小川重雄(写真)+青井哲人(解説)+遠藤慧(イラスト),millegraph,2022年11月
  • 『戦後空間史 ── 都市・建築・人間』戦後空間研究会編著(青井哲人・市川紘司・内田祥士・中島直人・中谷礼仁・日埜直彦・松田法子)筑摩選書,筑摩書房,2023年3月(執筆=第1章 民衆・伝統・運動体―冷戦と復興、文学と建築、リアリズムとモダニズム/終章 引き裂かれる戦後空間)

訳書

  • ロクサーナ・ウォーターソン『生きている住まい ── 東南アジア建築人類学 -』布野修司監訳・京都大学アジア都市建築研究会(青井哲人,荒仁,岩本聡,他)訳 学芸出版社 1997年3月 (第3章担当) 原著 Roxana Waterson, The Living House : An Anthropology of Architecture in South-East Asia, Oxford University Press, 1990
  • ロバート・ホーム『植えつけられた都市 ── 英国植民都市の形成』布野修司・安藤正雄監訳,アジア都市建築研究会訳 京都大学学術出版会 2001年7月 (第7章担当) 原著 Robert Home, Of Planting and Planning : The Making of British colonial cities, E&FN Spon, 1997

脚注

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  1. ^ a b 明治大学理工学部建築学科. “青井 哲人 | MEIJI ARCHITECTURE”. meiji-architecture.net. 2024年3月22日閲覧。
  2. ^ Akihito, 青井 哲人 AOI (2023年12月31日). “青井哲人 業績一覧” (英語). Medium. 2024年3月22日閲覧。

出展

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