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利用者:雪の冷房/aa

利用者:雪の冷房 (このページは草稿であります。仮面ライダー電王のページはこちらです。)

主要登場人物

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ジークや牙王などについては劇場版の登場人物を参照。

便宜上、本作の設定上、「人物」に関連する重要な概念であり、本項にも複数回登場する用語について、先述する。

特異点
一部の存在(人物)だけが持つ、時間からのあらゆる干渉を受けない特性。もし時の運行に変化が生じてもそれによる影響を受けず、最悪の場合自らが本来属する時間が消滅しても、特異点の人物だけは消滅しないとされる。イマジンも精神だけで時間を越えてきた関係上、時間同様に特異点への干渉が制限される結果となり、特異点の人間はイマジンに憑依されても肉体を完全に支配されることは基本的にない。ただし、この特性は時間の流れに対してのみ意味を持ち、それらが全く関係しない物理的干渉は普通の人間と同じように受けるため、不死身とは異なる。また、特異点であろうとその存在が「誕生」した時間に干渉があった場合のみ、程度にもよるが影響を受ける。電王に変身できるのは、この特異点とそれに憑依し実体化したイマジンだけである。

「時の列車」に乗る人物

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野上良太郎(のがみ りょうたろう) / 仮面ライダー電王
本作の主人公。1988年12月26日生まれの18歳→19歳。特異点の特性をハナに認められ電王となった。電王各フォーム(プラット・ライナーフォーム以外)の際は憑依イマジンに戦闘を任せ、自身は作戦立案や憑依イマジンの暴走抑制など司令塔的立場に回ることが多い。
気弱で揉めごとを嫌う性格で喧嘩も弱く、さらにありえないほどの不運に見舞われやすい。そのため多少のことでは動じない。他人の幸せや不幸には人一倍敏感で、人並み以上の倫理観や「他人を不幸から救いたい」という思いは強い。当人の自覚は薄いが、デザインやネーミングのセンスはかなり悪い。
愛理が記憶喪失に陥った頃に高校を中退、現在は彼女の経営する喫茶店「ミルクディッパー」でアルバイトをしており、愛理目当ての常連客達からは弟のような扱いを受けている。
終盤で、ゼロノスカードの効果により愛理と桜井の子供に関する記憶を失っていたことが判明する。カイとの最終決戦後、デンオウベルトとライダーパスをオーナーに返却した。
ハナ
本作のメインヒロイン。19歳。彼女も特異点であり、デンライナーのオーナーと契約しイマジンを追っている。2007年に偶然落としたライダーパスを拾った良太郎が特異点であることに気づき、電王に変身させた。ただし電王やイマジン、デンライナーのことをすべて知っているわけではない。本来は未来の時間で暮らしていたが、カイやイマジンらが2007年に介入した結果自らが本来属する時間が消滅、それにより居場所を失ったためイマジンを強く憎んでいる。しかしモモタロスらのことは、共に戦ううちに大切な仲間であると認めるようになる。
負けず嫌いで勇敢であり、良太郎を守ることが自分の役割と認識している。イマジンに対しても怯むことがなく、素手での格闘能力も極めて高いため、絡まれた良太郎を助けたり、イマジンに襲われる人の盾になることがある。判断力も鋭い。反面良太郎の体調を常に気づかうなど内面は繊細で心優しいが、気が強く口調もキツいため、自覚なく相手を怖がらせてしまうことに悩んでいる。
実は桜井と愛理の間に生まれるはずだった子供(良太郎にとっては姪に当たる)で、本物の分岐点の鍵である。そのため桜井がカイに敗れて1度崩壊した時間が修復される際、桜井・愛理・良太郎がゼロノスカードの力で記憶をなくすことで存在を隠された。
コハナ[3]
ハナが中盤で外見のみが幼児化した姿。命名は良太郎。愛理達にはハナの妹で通っている。小さくなった原因を、オーナーはハナが本来居るべき未来の時間が復活している可能性があるからと推測した。性格・記憶は全く変わらず、格闘能力に至っては以前よりも上がっている描写も見られる。ゆえに子ども扱いされることを非常に嫌うが、身長が低くなったことをイマジン達にからかわれることに悩んでいる。
幼児化の原因は存在そのものが隠されたことで、出生の時間にズレが生じたため。真相を知ったカイやイマジン軍団に狙われる。カイとの最終決戦後、デンライナーに乗って旅立つ。
ナオミ
デンライナーの客室乗務員。主に食堂車勤務だが、車内アナウンスなども務める。奇抜な格好をしている。天真爛漫かつ能天気な性格である。
料理の材料の買出しや、ハナたちの手伝いなどで現実世界へ赴くことが可能。
終盤にて、オーナーが駅長とのチャーハン対決により不在であることを利用し、デンライナーのルールを破って各時代に残ったウラタロス・キンタロスと偶然再会したジークを現代に連れ戻す。
オーナー
素性や目的などは一切不明の壮年の男性。しばしばデンライナーの食堂車に現れる。デンライナーの詳細を唯一知る人物だが、そのことを他人に漏らすことはない。特異点かどうかは不明であるが時間の干渉は受けない。
常に無表情ながら飄々としており良太郎たちにもおどけた態度で接するが、時の運行を乱す者やデンライナーのルールに反する者に対しては一転して厳しい表情を見せ、「乗車拒否」などの強力な権限を行使する。良太郎も例外ではない。しかし時間に影響を与えなければ粋な計らいをみせることもある。ゼロライナーのことは以前から知っていた様子。戦うことは無いが桁外れの身体能力を有す
桜井侑斗(さくらい ゆうと) / 仮面ライダーゼロノス
19歳。愛理の婚約者と同姓同名を名乗る。良太郎が外套の男と接触したことにより劇中に姿を見せる。ある人物からゼロライナーを預かり、契約したイマジン・デネブとともに時の運行を守る使命を担う。なお、劇中では愛理以外は彼を侑斗と、愛理の婚約者である方を桜井と区別して呼称しており、当記事でもそれに従う。
天文学者の桜井同様に星の知識が豊富であり、愛理を以前から知るような素振りを見せる。また、良太郎に外套の男(後述)との接触を禁じるなど、時の運行に関して多くを知るようだが、それ以上のことはほとんど語ろうとしない。ただしデネブに対しては普段のクールぶりが一転し子供のようにわがままに振る舞う。当初良太郎は桜井とは別人であると考えていたが、オーナーの推測を聞いたり内面や事情を知っていくうちに同一人物ではないかと思うようになる。
後述するように変身回数に制限があるため戦闘を良太郎に任せることが多い。特異点ではないがゼロノスカードの力でイマジンに憑依されても肉体を完全に支配されることは基本的になく、イマジンやその契約者の気配を察知できるなどの力がある。変身しなくても、ある程度生身でイマジンと戦える戦闘力を持っている。
中盤から終盤にかけて、オーナーの推理通り19歳当時の桜井侑斗であり、現代の桜井がデネブと「過去の自分とともにイマジンと戦う」と契約し、彼にゼロノスカードを授けたこと、彼の使命は本当の分岐点の鍵である愛理をイマジンから守ることであることが判明する。カイとの最終決戦後、デネブとともにゼロライナーで元いた時代に戻る。

「時の列車」に乗るイマジン

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様々な理由でイマジンの使命を放棄し、良太郎や侑斗と共に戦う。劇中では、契約者自ら強制的に意識から締め出すか、時の列車が「時間の狭間」(後述)を通過中でない限り、自分の契約者とは意識が繋がっている状態にある。契約者に憑依した場合、作中では呼ばれないが公式HPなどでは「憑依するイマジンのイニシャル+契約者名(例:M良太郎=モモタロスが憑依した良太郎)」として区別される。ただしジークの場合のみ例外で、ウイングフォームの頭文字である“W”が付く。憑依中はイマジンの人格と能力が発揮されるが、身体への負担はほとんど憑依されている人物にかかる。憑依した対象が特異点であっても時間からの干渉は受ける。

良太郎に憑依するイマジンは良太郎を「契約者」と呼んではいるが、憑依をするだけで正式には契約を交わしてはいないため、時の列車の中やそれが走る異空間の中でしか実体化できない。現代空間では砂状の精神体のまま。電王の各フォームに対応した武器[4]を各自持っており、一部描写のないものを除き、自らが憑依したフォームとほぼ同様の必殺技を使用することが可能。良太郎に憑依していない時はデンライナーの食堂車にいる。

中盤、未来への分岐点が出現した干渉を受け存在する力が弱くなり、イマジンが飛ぶ過去の時間では良太郎に憑依できなくなる。

イマジンの未来への分岐が消えることにより自分達が消滅する危険性を認知してはいたが、良太郎らと過ごした時間を守るため最後まで戦うことを決意。未来の決定が近づくにつれ消滅しかけるが、良太郎らとの日々が彼らの存在を繋ぎ止められるだけの強い記憶=過去となっていたため、終盤には本人らも気付かないうちに契約せずとも実体化できる存在となり、消滅も免れる。その後、それぞれデンライナー及びゼロライナーで旅立つ。

モモタロス
良太郎に最初に憑依。良太郎が持つ『桃太郎』に出てくる赤鬼のイメージが具現化されたもので、名づけ親も良太郎。当初、モモタロス本人は容姿も名前も気に入らなかったが、良太郎の頑固さと根性に魅せられたためモモタロスと呼ぶことを許す。一人称は「俺」。武器は赤色の刀・モモタロスォード。特異点である良太郎に偶然憑依したことで、完全に支配することができないまま彼と一蓮托生の関係になるが、イマジンの使命には興味がなく「強くカッコよく戦う」という信条を実現できるがために協力者となる。次第に良太郎とは強い信頼で結ばれていく。
短気かつ好戦的だが、涙もろく良識もある程度持っているなど、本質的には単純で憎めない性格。決めゼリフは「俺、参上!」「俺は最初から(最後まで)クライマックスだぜ!」などで、特にクライマックスという言葉は気に入っているようである。戦闘中に「俺の必殺技パート○○!」と通し番号を振り、その場で考えた必殺技を出すことがある。
M良太郎
変身前の良太郎にモモタロスが憑依した状態。赤いメッシュが入った逆立った髪と赤い瞳を持ち筋肉質である。鉄の棒で地面のコンクリートを破壊したりするなど、人間離れした体力を発揮する。良太郎の意識がはっきりしている間は、憑依しても彼の意に沿わない行動は取れない。
ウラタロス
リュウタロスとほとんど同じタイミングで良太郎に憑依。良太郎が持つ『浦島太郎』に出てくる海亀のイメージが具現化された姿とのナオミの推測に基づき、モモタロスに命名された。一人称は「僕」。武器は両端に六角形の刃を備えた棒・ウラタロッド。特異点の特性を知り、自身の消滅を避けるため使命を放棄。モモタロスがいることを承知で良太郎に憑依する。
冷静沈着で頭の回転も早いが、かなりの自信家な上にキザで女好き。更に嘘をついて人を騙すことを好み、口八丁で周囲の人間を手玉に取る詐欺師のような性格。決めゼリフは「僕に釣られてみる?」。魚や釣りを用いた喩えが口癖で、嘘で他人を騙すことを「釣り」と称す。彼なりのプライドは持ち合わせており、デンライナーから強制降車させられかけた自身を救った良太郎には協力し、自分が他人に引き込まれるを好まない。また、他人が直接的に傷つくことを極端に嫌う。相手を翻弄したり情報を引き出す術に長けている。面倒を嫌い、逃げた敵も追いかけたがらないなど戦闘自体には積極的でないが、1度交戦状態に入ると他のイマジンに負けない気迫と闘争心をみせる。
U良太郎
変身前の良太郎にウラタロスが憑依した状態。青いメッシュの入った七三分けの髪と青い瞳を持ち、眼鏡をかけている。モモタロス同様、良太郎の意思に逆らえないが、良太郎の意識がないときは女性を口説いていることが多いらしく、実際に多くのガールフレンドがいる。また、その交際の広さから他人の弱みに関する情報をつかみ、利用することもある。
キンタロス
当初は良太郎でなく、病に倒れた空手家・本条勝に憑依・契約していた。その姿は本条が持っていた『金太郎』に出てくる熊のイメージが具現化されたもので、それ故に他の3体とは外見上の違いがある[5]。他の2人にあやかりナオミから命名された。一人称は「俺」。武器は金色の斧・キンタロスアックス。イマジンの使命より契約者の望みを叶えることを優先し、本条を守るために過去の世界での戦闘で消滅しかかるが、良太郎の勧めで彼に憑依して一命を取り留めたため、良太郎に協力するようになる。
人情に脆い世話好きな性格。関西弁で喋り、親指で首を捻って鳴らす癖がある。力の加減が分からず周りの物を壊したり、勘違いで余計なお節介を全力で行ったりと、いろいろ問題を引き起こすこともあるが、責任感も強く自分が招いたトラブルは必ずケジメをつけようとする。また、良太郎が自身を強くしようとイマジンたちの力を借りて無茶な特訓を始めた際には、良太郎の精神的強さを説いて疑問を投げかけるなど、彼の本質的な強さについてはイマジンたちの中で最も理解している模様。他者を感動・感涙させることにこだわりがあるようで、倒した相手に涙や鼻水を拭うための懐紙を渡すのを流儀とする。口癖は「(俺の強さは)泣けるで」、「涙はこれで拭いとき」、「俺の強さにお前が泣いた」。
K良太郎
変身前の良太郎にキンタロスが憑依した状態。金色のメッシュが入った長髪を後ろにたばねた髪と金色の瞳を持ち、服装も和服を好む。身体能力もキンタロス並みに強化されるため、体当たりで建物の壁をぶち抜いたり、バスに追いつくようなスピードで走ることもできる。モモタロスやウラタロス同様良太郎の意識がはっきりしている時は逆らえない。
リュウタロス
ウラタロスとほとんど同じタイミングで良太郎に憑依。しかし、深層意識に潜伏したため誰もその存在に気づかず、良太郎が三浦の催眠治療を受けたことをきっかけに行動を開始する。その姿は良太郎が持つドラゴン(明言されていないが『龍の子太郎』に出てくる竜。アニメイト限定の「イマジンあにめ」(後述)で、このことをモチーフにした話がある。)のイメージが具現化されたもので、デンライナーに姿を現した後に他の3体に倣い自らリュウタロスと名乗る。一人称は「僕」。武器は紫の銃・リュウボルバー。カイから「良太郎を抹殺して時の列車の車掌になる」との使命を個別に受け良太郎の命を狙い憑依するが、「お姉ちゃん」(愛理)を慕うために行動に移していない。しかし、他のイマジンに良太郎が殺されそうになると「良太郎は僕がいつかやっつける」と言って戦いを挑むことがあり、時の列車の車掌になることもあきらめてはいないようである。
口調は無邪気で性格は我儘で気分屋で甘えん坊であるなど非常に子供っぽい。行動も強引かつ一方的で、相手に「 - するけど、いい(よね)?」と質問するが、「答えは聞いてない」と言い放ち行動に移す。仲間のイマジン達のことは、動物でないモモタロスを除いて「○○(モデルになった動物の名前)ちゃん」と呼ぶ。動物や赤ちゃんなど可愛いものをこよなく愛するが、それ以外のものに対しては冷酷または無関心であり、気にくわない相手はたとえイマジンでなくとも徹底的に消し去ろうとする。そのため戦闘にリュウタロスが呼ばれることは少なく、ほとんどは気が向いたときに自ら憑依する。また、ダンスが好きでしばしばヘッドホンで音楽を聞きながら踊っている。無期限有効のライダーチケットを所有。他の3体とは別行動を取ることが多く、良太郎の深層意識に隠れていることもある。
相手に軽い暗示をかけ精神を支配する能力を持ち、リュウタロスが憑依している状態ではジーク以外の他のイマジンは簡単に憑依できず、良太郎自身の意識もある程度制限される。
カイに手駒に使われた一件で自身の行為を反省して良太郎に謝罪すると同時にカイと完全に決別する。以降、良太郎を慕う気持ちが強くなる。終盤、恐怖から一時デンライナーに引き篭もるが、良太郎のピンチに勇気を振り絞り駆けつける。
R良太郎
変身前の良太郎にリュウタロスが憑依した状態。顔の左半分を覆う紫色のメッシュが入ったウェーブのかかった髪と紫色の瞳を持ち、紫の染みがついた茶色のキャップをかぶり首にヘッドホンをかけている(オープニングに登場するR良太郎はメッシュが入った前髪がストレート気味になっており、ヘッドホンもない)。歩き方は常にDJ風スタイルでステップを踏みながら軽やかに闊歩するような陽気なものに変化する。この時聴いている曲は主題歌「Climax jump」をラップ調にアレンジした
「Climax jump Hip-Hop Version」、またはエンディングテーマの1つ「Double-Action Gun form」。遭遇した人間たちを洗脳して一緒にブレイクダンスなどを踊る「リュウタロスダンサーズ」として引き連れ、利用することがある。
デネブ
侑斗と行動を共にするイマジン。名前の由来ははくちょう座のデネブで、その姿は武蔵坊弁慶からカラスのイメージが具現化されたもの[7]。額にはモチーフとなった弁慶の「弁」の文字がある。一人称は「俺」。指先は銃口になっており、そこから弾丸や煙幕弾を発射できる。
穏やかで優しく律儀。戦闘中であっても侑斗の無茶な戦いぶりやイマジンの行いを非難することもある。また、戦闘能力は高いが力関係では侑斗よりも下で、開き直られてプロレス技をかけられ圧倒されることが多い。良太郎達にも友好的だが少々ドジなところがある。イマジンを感知する能力が低くイマジンの気配を察知できない。
契約しているため現実世界でも実体化することが可能。公の場では変装することが多いが、かなり怪しげな格好であるため、周りの人からは変質者のような扱いを受けることがある。実体化している時に侑斗から離れると即座に駆けつけることができず、侑斗はデネブの助力なしで戦闘に入る場合もある。効率を優先する侑斗とは違い、正々堂々とした戦法を好む。
未来を守るため1人戦う桜井の姿に心打たれ、カイを裏切り彼と契約。侑斗にゼロノスカードを託し、彼と行動をともにすることになる。ゼロノスカードの効果で侑斗が忘れ去られないようにと、一時は彼がゼロノスに変身することを阻止しようとさえするが、彼の決意を知り戦い続けることを決意する。侑斗のいないパラレルワールドでは良太郎に憑依したイマジンとしてデンライナーで食事係をしている。
D侑斗
変身前の侑斗にデネブが憑依した状態。緑色のメッシュが入った長髪と緑色の瞳を持つ。侑斗の態度について謝罪するなど甲斐がいしくなるが、「桜井侑斗」として勝手に人助けをして親切をはたらくなど侑斗本人の思いとは全く逆の行動をとるため、大抵すぐに締め出される。
D良太郎
姿はD侑斗と同様。良太郎の性格上、侑斗とは違い締め出されることは無い。侑斗のいないパラレルワールドで変身前の良太郎にデネブが憑依した状態。

現代人

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野上愛理(のがみ あいり)
22歳。良太郎の姉。元は父親が経営していた喫茶店で、星をテーマにしたライブラリーカフェ「ミルクディッパー」を営む。店には常に彼女目当ての男性客が多数たむろするほどの美貌の持ち主であるが、マイペースかつ天然ボケなため、店の切り盛りと美味しいコーヒーを入れること、そして夜空にきらめく星にしか興味を示さない。ゆえに彼らからのプレゼントは「忘れ物」として店の一角に積まれる。その性格ゆえ、彼女もウラタロスに「釣られない女性」の1人であるが、R良太郎が良太郎でないことに気付くなど鋭い視点と思慮深さを持つため、良太郎は愛理の前でイマジンが憑依することを固く禁じている。常に不幸続きの良太郎を優しく見守り、彼同様少々のことには動じない。
桜井(後述)と婚約していたが、とある事件をきっかけに彼は失踪。しかも愛理自身は桜井に関する記憶を全て失っており、良太郎が彼との思い出の品であるミルクディッパー内の望遠鏡と、その下に隠してある野上姉弟が彼に贈った懐中時計の出自を隠すことで、愛理が過去のことを思い出さないよう配慮している。その懐中時計の裏蓋には"The past should give us hope."(日本語で「過去が希望をくれる」)と刻印されている。桜井と同姓同名の侑斗に対しては単に良太郎の友達と認識し、コーヒーが苦手な彼のためのコーヒーを研究するようになる。
実は物語開始前に桜井とともにゼロライナーに遭遇、将来生まれる子供が未来の特異点であり分岐点の鍵であることを含めた全てを知り、彼とともに未来を守ろうと願うが、カイによる一時的な時間改変とゼロノスカードの効果がきっかけで桜井や未来に関する記憶を失っている。中盤で桜井に関する記憶を取り戻しかけるが、ゼロノスカードの影響で再びその記憶を失い、後に赤色のゼロノスカードの影響で侑斗の記憶まで失う。懐中時計の言葉は桜井が侑斗を指したものと良太郎は推測している。桜井侑斗が消滅した世界では、喫茶店が「花時計」という女性人気の高い趣向になっている。カイとの最終決戦後、未来での再会を願いながら桜井の消滅を見届ける。
尾崎正義(おざき せいぎ)
24歳。ミルクディッパーの常連客で、三流ゴシップ雑誌の編集者兼記者。テンションが高くおしゃべり。
愛理に好意を寄せる男の1人で、彼女に近づくため良太郎にも気さくに接する。雑誌の性質上、現在起きている奇妙な事件に詳しく、良太郎たちは彼からイマジンの起こす事件の手がかりを得ることもある。三浦同様イマジンに憑依された状態の良太郎にたびたび遭遇しているが、三浦と違い「男はいくつも仮面を持っている」として怪しんでいない。
三浦イッセー(みうら いっせー)
ミルクディッパーの常連客。愛理に好意を寄せる男の1人で、尾崎とはライバル関係だが、口のうまい尾崎からはいいようにあしらわれがち。
祈祷師のような格好をしており、スピリチュアル関係にも詳しい。催眠療法をかけるなどの心理カウンセラーの技術も持つ。スピリチュアル(超心理)カウンセラーと心理カウンセラーの両方の技術を持つことからか自らを「スーパーカウンセラー」と称する。尾崎からは「オカルト」呼ばわりされ信用されていないが、良太郎が「他の人格」に憑かれていることを看破した最初の現代人。
桜井侑斗
推定30代前半の天文学者。物語上1番のキーパーソン。ミルクディッパーの常連客で愛理とは婚約関係にあったが、2007年1月10日に突如失踪。彼を知る人物の証言や過去の姿からは、純粋で聡明な人物であることが推測される。
物語開始前に愛理とともにゼロライナーに遭遇、未来を守るため自分を分岐点の鍵と誤解したカイやイマジンを引きつけながらゼロノスとして人知れず戦うが、カイの操るレオソルジャーに敗北し一時的に時間が改変される。その後、デネブと契約して19歳の頃の自分にゼロノスカードを託させ、愛理からイマジンを遠ざけるためあらゆる過去の時間を逃亡する。自らも緑色のゼロノスカードを所持し、劇中でもアルタイルフォームに変身する。また、ゼロノスカードの効果によって自身の存在が消滅することは覚悟していたようだが、ゼロノスカードを捨てている描写も見られる。最終決戦で侑斗が最後のゼロノスカードを使ったことにより、いつか未来で愛理と再会できることを信じ消滅する。詳しくは下記の「過去の男 / 外套の男 / 懐中時計の男」も参照。

その他

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過去の男 / 外套の男 / 懐中時計の男(いずれも脚本やあらすじなどの表記)
目深にかぶった薄茶色のフェルト帽と、同色の外套を羽織った謎の人物。イマジンが飛んだ過去の時間に必ず出現し、イマジンを追ってきた電王やゼロノスが現れると、野上姉弟が桜井に贈ったものと全く同じ懐中時計の時刻を止めるかのような仕草をした後、その時間軸から消滅する。
その正体はやはり現代(2007年)の桜井侑斗で、実際はイマジンの方がカイの指示で彼の逃亡した時間に飛んでいた。正体が明らかになった後も顔がはっきり映ることは無い。
カイ
イマジンが存在する未来から来たイマジン達のボスのような存在。彼も特異点で、3000以上の精神体イマジンと自ら契約したイマジンを傍らに従える。ストールを肩に羽織っていることが多い。基本的に穏やかな笑顔を浮かべているが、イマジンのことは使い捨ての駒程度にしか見ていないなどその性格は冷徹かつ残酷で、笑顔を見せながら怒りを表現するなど、表向きの表情と感情がシンクロしていない。過去がないため物忘れがひどい。
黒い日めくりカレンダー手帳(日付の順番はバラバラである)を携行しており、ページの日付をなぞることで、自らの過去の扉を自由自在に開くことが可能だが、自分の過去の扉を開くには負担がかかるためか、現代人にイマジンを憑かせることが多い。また、他人の記憶にも小規模ならば介入する能力を備えており、他人の過去の記憶を覗いて望みを叶えずとも他人の過去の扉をこじ開けたり、無期限有効なものや存在するはずのない時間に設定されたライダーチケットを捏造することも可能。身体能力は常人より高く、リュウタロスを上回る人間の精神を支配する能力も持つ。
その目的は未来への分岐点を掌握し、未来をイマジンの時間に改変することであり、分岐点の鍵と目される桜井侑斗の抹殺を企てる。しかし、戦いの中で良太郎の記憶を探ったことで愛理が真の分岐点であることを知り、全ての精神体イマジンと契約し実体化させ総攻撃に乗り出す。しかし、愛理がハナの記憶を失っていたことで自暴自棄になり時間全てを破壊しようと目論むが、電王らにデスイマジンを倒されたことにより他のイマジンらと共に砂となり消滅する。
駅長
キングライナーを管理する白い制服姿の壮年男性。デンライナーのオーナーと瓜二つ。話し方はオーナーよりもテンションが多少高め。オーナーとはチャーハン山崩しのライバルで、過去に何度もチャーハン対決をしたらしい。2本のスプーンの使い手である。

仮面ライダー

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劇中では「仮面ライダー」の名称は使用されず、単に「電王」や「ゼロノス」と呼称される[8]。主要なアイテムは人間がイメージした形を基に作られる。本作においてはフォームチェンジの際に怪人そのものを憑依させ、性格や戦い方を含む全てを反映させている。 各ライダーは素体に「電仮面」と呼ばれる仮面や「オーラアーマー」と呼ばれる追加装甲が装着される。これらは変身する者のオーラやイマジンがフリーエネルギーに変換されたもの。電仮面は頭部と胴体に存在するレール状の物体の上を走り顔面の定位置に移動後、変形して視覚などの機能が稼働する。電王の場合は「デンレール」が頭から腹にかけて一直線に1本、ゼロノスの場合は「ゼロレール」が頭部に2本、胴体にY字状のものが1つ存在する。 ガオウや電王ウイングフォームなどについては劇場版登場のライダーを参照。

仮面ライダー電王

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野上良太郎が変身する。彼に憑依したイマジンは、実体化することで自分の力をまとうフォームにのみ、単体でプラットフォームを経由せず直接変身できるが、イマジンが自力でベルトを出すことはできないので同時に変身することは不可能である。

変身の際に使用するデンオウベルトとライダーパスの関係は、SuicaやICOCAなどの非接触型自動改札システムがモチーフとされる。

本項の4フォームとはソード・ロッド・アックス・ガンフォームを指す。この4フォームはオーラアーマーでできた6つの装甲が組み換えられ、胸・背中・肩にそれぞれ装着されており、フォームチェンジ完了後には汽笛のような音を発する。

公式HPなどでは「憑依するイマジンのイニシャル+電王」として区別される(ただしジークが憑依したウイングフォームは「W電王」)。

仮面ライダー電王 プラットフォーム
電王の素体といえる形態。基本カラーは黒。フォームスイッチを押さずに変身した場合や、各フォーム時にイマジンが離れた場合にこのフォームとなる。全フォームで唯一フォーム名の音声が変身時に発声されない。
イマジンに肉体を支配されていないため、基礎体力は生身より上昇しているが戦闘能力は低い。デンガッシャーはソードモードを使用したことがある。イマジン達との“繋がり”が悪くなると、出力されるフリーエネルギーが少なくなりライナーフォーム以外にはフォームチェンジできなくなる。
名前の由来は駅にある列車へ乗り降りするための台状の場所であり、基本部分も表す“platform”(プラットホーム、プラットフォーム)から。
仮面ライダー電王 ソードフォーム
モモタロスの力をまとった形態。基本カラーは赤。変身直後に名乗りを上げて両手を前後に広げるポーズを取ることが多く、場合によっては微妙に言い直すなど、名乗りに対しこだわりも伺える。電仮面は桃のような外見を持つ。
常に正面から敵に挑んで手数の多さで敵を圧倒する戦闘スタイルが特徴で、近距離戦を得意とするためデンガッシャー ソードモードを使用しての接近戦で最もその本領を発揮する。しかし、スピードにやや特化していることや武器の特性上、防御力の高い敵や空中から襲ってくる敵が苦手であり、モモタロスが泳げないため水中戦も不可能。
つき合いが最も長いため、戦闘に関してはモモタロスが最も良太郎に頼りにされている。そのため他のフォームに比べ登場回数が多く、OP映像や広告などでは従来の基本形態扱いである。
必殺技
エクストリームスラッシュ
フリーエネルギーをフルチャージすることで、デンガッシャー ソードモードの剣先・オーラソードを強化して放つ。オーラソードは遠隔操作で離れた敵を攻撃することも可能であり、主にこちらの使い方をされる。しかし遠距離攻撃の最中では敵の反撃に瞬時に対応することが難しく、飛び道具などで攻撃を中断させられることがある。
モモタロスの技呼称は「俺の必殺技 パート○○」で、斬り方などの違いで技の名前を変えている。劇中ではパート1~5(4は欠番)、パート2´(ダッシュ)、特別編、ファイナルバージョン(ウラタロス、キンタロス、リュウタロス、ゼロノス ベガフォーム、ジークとの合体技)などが使用される。また、変身前のM良太郎やモモタロス自身がこの技を使用したこともある(モモタロスが使用した際は「モモタロスバージョン」と呼称)。
仮面ライダー電王 ロッドフォーム
ウラタロスの力をまとった形態。基本カラーは青。変身直後、その場で一回転しウラタロスの決めゼリフを口上代わりに敵を挑発することが多い。電仮面は海亀のような外見を持ち、変形後は目がカメの甲羅の形に見える。
キック力や防御力以外のスペックは4フォーム中最も低いが、巧みな話術や足技を絡めたテクニックを駆使し相手を翻弄する。武器の特性上、ある程度離れている、または、水中や空中にいる相手に対しても優位に戦闘を進めることができ、戦闘を離脱しようとした相手を強制的に引き戻すことも可能。また、ウラタロスが泳げるため4フォーム中唯一水中戦が可能。
必殺技
ソリッドアタック
フリーエネルギーをフルチャージした後、敵にデンガッシャー ロッドモードを突き刺すことによりデンガッシャーがオーラキャストという亀甲状の網に変化し、敵をからめ捕り動きを封じる。ウラタロス時はウラタロッドでこの技を使用後、スライディングキックでとどめをさす。
デンライダーキック
ソリッドアタックで敵の動きを封じた後に放つ蹴り技。設定上は他のフォームも使用できるが劇中未使用。 いずれも劇中において技名を呼称しない。
仮面ライダー電王 アックスフォーム
キンタロスの力をまとった形態。基本カラーは金色。変身直後、手で首を少し傾け、気合いを入れるポーズとともに口上を述べる。電仮面は斧のような外見で「金」の字をしている。
腕力と防御力は4フォーム中最強で、武器の特性もあり強固な体の敵に有効。近距離戦を得意としており、高い防御力を活かして敵の攻撃を受け切り、本条との契約中に空手と間違えて会得した相撲の張り手や突っ張りなど用いて、真っ向から力で圧倒する戦闘スタイルが特徴。
必殺技
ダイナミックチョップ
フリーエネルギーをフルチャージすることでデンガッシャー アックスモードのオーラアックスを強化して放つ。デンガッシャーを上方に投げ、気合いを込めてからジャンプしそれをキャッチ、自由落下の勢いを乗せて敵を両断するものと、回転して複数の敵を1度に斬るものの2種類がある。技名を使用後に言うことが特徴。キンタロスが直接放つ際は技名が「ダイナミックチョップ 生」になる。
仮面ライダー電王 ガンフォーム
リュウタロスの力をまとった形態。基本カラーは紫。変身直後、敵に対し人差し指を突き付けながら「倒してもいい? 答えは聞かないけど(台詞は毎回微妙に異なる)」と言い放つ。電仮面は竜の顔のような外見を持つ。
キック力と機動力は4フォーム中最も優れ、総合的にスペックは4フォーム中最も高い。ダンスの動きを取り入れた格闘戦や銃撃戦により、一方的に攻撃し相手に反撃の隙を与えない戦闘スタイルをとる。武器の特性上接近戦では不利になることもあるが、4フォーム中唯一遠距離戦が可能。リュウタロスの性格上、周囲の障害物を気にも留めずに銃弾を乱射し、その結果周囲を破壊してしまうなど危険である。また、相手を逃がしてしまうことも多い上、逆に激しくライバル意識を燃やす侑斗には強引に戦闘を仕掛け、ハナにケガを負わせることすらあったためか、良太郎が自分の意思でこのフォームになったことは少ない。
必殺技
ワイルドショット
フリーエネルギーをフルチャージすることより雷のエネルギーを発生させ、デンガッシャー ガンモードと両肩のドラゴンジェムからエネルギー弾として発射する。技名の呼称はない。
電王 クライマックスフォーム
タロスら4体のイマジンの力をまとった形態。その形状から劇中では「てんこ盛り」と呼称される。基本人格と外見はソードフォームをベースとするが、胸・肩・背中の装甲は全体的に丸みを帯び、デンレールも全身に走っている。顔に配置される電仮面はソードフォームのものが展開・変形したもので、黄色を帯びた外見になっている。そして他の3つの電仮面もロッドが右肩、アックスが左肩、ガンが胸にそれぞれ配置・装着される派手なデザインとなっている。
各フォームの長所を併せ持ち、4フォーム全てのデンガッシャーと必殺技を使うこともできるが、基本人格がモモタロスであるため、使用するのはほとんどソードモードである。また、使う技に応じて胸のターンブレストと、ケータロスに遮られる左足を除く全身のデンレールをソード以外の電仮面が移動し、左腕にアックス・ガン・ロッドの順に電仮面が集合したパンチモード、右足にロッド・ガン・アックスの順に電仮面が集合したキックモードになることも可能。
良太郎はこのフォームを気に入っているが、イマジンらの方は積極的に変身することを嫌っている。また、彼らの心が1つにならなければ変身できないが、全員が同じことを考えてさえいればその内容に制限はない。痛覚はそれぞれの箇所に対応するイマジンが感じるため、モモタロスはほとんど痛みを感じないが、他の3人がいきなり動いた場合などはモモタロスが痛みを感じる。基本的にどのフォームからでも変身は可能である。
必殺技
ボイスターズキック
キックモードから放つ跳び蹴り。右足に装着されたロッドの電仮面の角部分・ストレイダーを敵に突き刺すことで、オーラエネルギーを敵に叩き込む。
ボイスターズパンチ
パンチモードから放つパンチ。左手に装着されたアックスの電仮面の角部分・マサカリーダーを敵に突き刺すことで、オーラエネルギーを敵に叩き込む。
ボイスターズシャウト
ガンの電仮面を展開し、中に備わったドラゴンジェムからオーラエネルギーを複数のミサイルにして発射する。
エクストリームスラッシュ(一部資料ではボイスターズスラッシュ)
ソードフォームの技のクライマックスフォーム版。刀身が虹色のエネルギーを纏う。ソードフォーム時同様、モモタロスは斬り方などの違いで以下のように技の名前を変えている。
俺の必殺技 クライマックスバージョン:ソードフォームの俺の必殺技パート5とほぼ同様。
俺達の必殺技 クライマックスバージョン:ソードフォームの俺の必殺技パート1とほぼ同様。
いずれもフリーエネルギーをフルチャージすることで、イマジン4体分のオーラエネルギーを放つ技である。
仮面ライダー電王 ライナーフォーム
デンカメンソードにより変身するイマジンが憑依しない形態。基本カラーは赤で、電仮面と外見イメージはデンライナー ゴウカを模している。基本人格は良太郎のまま。デンライナー ゴウカを模ったオーラライナーの接触により良太郎のオーラが変換強化。それにより、胸・肩・背中にはライナーブレストという装甲が装着され、頭部には電仮面が複眼部分の装着後に頭部のデンレール上をパンタグラフ型のデンギャザーが移動、頭頂部に到達すると同時に展開して装着される。
機動力にやや長ける。戦い慣れしていない良太郎をサポートするため、モモタロス達は基本的にデンライナー食堂車内に特設した4つのブースがある大型回転椅子で待機し、そこからデンカメンソードを介して良太郎と会話しアドバイスなどをする。この回転椅子はデンカメンソードのターンテーブルの回転と連動しており、最上部に位置した電仮面に対応するイマジンのみが良太郎と会話できる。ウラタロスやキンタロスがデンライナーにいなくてもライナーフォームに変身できるため、良太郎に憑依するイマジンが存在すれば変身できる模様。
必殺技
デンカメンスラッシュ
メンンカメンソード(モモソード)から放つ。刀身から伸びるオーラエネルギーの刃で敵を斬る。
デンカメンアタック
デンカメンソード(ウラロッド)から放つ。刀身にオーラエネルギーをまとったデンカメンソードで敵を刺し貫く。
デンカメンチョップ
デンカメンソード(キンアックス)から放つ。
デンカメンショット
デンカメンソード(リュウガン)から放つ。刀身にオーラエネルギーをまとったデンカメンソードを投げて敵を貫く。
フルスロットルブレイク
デンカメンソード(モモソード)から放つライナーフォームの最強技。4つのオーラライナー(それぞれデンライナー ゴウカ・イスルギ・レッコウ・イカヅチを模っている)とともに突撃する。この技の使用時は前述の回転椅子が何度も回転するため、モモタロスたちに軽い負担がかかる。
いずれも出現した金色のレール上を滑るように移動し、後方から現れるオーラライナーとともに突撃する技であるため、良太郎はこれらを総称して「電車斬り」[9]と呼んでいる。また、いずれの技を放つ際に基本4フォームのミュージックホーンが流れる。