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利用者:陽寿/sandbox

東京国立博物館と万博

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東京国立博物館の発足には、明治新政府の万博参加とその準備や出展物の蒐集が相伴って行われたという点で、本万博が大きく影響をしている[1]


明治四(1871)年九月、文部省に博物局が設置され、湯島聖堂の大成殿が博物館展示場に定められる。明治五(1872)年三月に博物局が日本最初の展覧会を博物館展示場で行ったことで、こことウィーン万博の日本側の博覧会事務局が合併される。この後、万博出展品が博物館展示場に集められることとなり、万博終了後はそれらの品々が博物館に収蔵される。この博物館がのちの東京国立博物館である[2]

  1. ^ 『東京国立博物館百年史』東京国立博物館、1973年、41頁。 
  2. ^ 『東京国立博物館百年史』東京国立博物館、1973年、41頁。