利用者:軽快/プノンペン市バス
プノンペン市バス | |
---|---|
基本情報 | |
運行範囲 | カンボジア、プノンペン |
種類 | バス・ラピッド・トランジット |
開業 | 2014年9月 |
運営者 | プノンペン市 |
詳細情報 | |
路線数 | 3路線(後に18路線にする計画がある) |
停留所数 | 173箇所 |
1日利用者数 | 7000人 |
保有車両数 | 49台 |
路線図 | |
モニボン通りを通る緑のルートが1号線 毛沢東通りを通る赤のルートが2号線 ロシア連邦通りを通る青のルートが3号線 右の河川はメコン川とトンレサップ川、バサック川 |
Phnom Penh City Bus is a municipal public transport system that serves Phnom Penh, the capital of Cambodia. The system opened to the public in September 2014, covering Ta Khmao and Chbar Ampov. Other lines will be gradually added over the next several years, and as of 2015, 3 lines run throughout the city, making it the first public transport network in Cambodia
背景
[編集]プノンペンには、カンボジア内戦以前から路線バスの運行がされていたが、クメール・ルージュの占拠以来なくなってしまった[1]。1991年に和平交渉が決着してから、市内を路線バスが走るようになったのは、1996年のマレーシア企業によるものだった[1]。戦前に運行していた環状線2路線と放射状線5路線の計7路線で運行を再開したが、採算が取れず、1年足らずで市内路線バス事業から撤退してしまった[1]。
2001年の試験運行と失敗
[編集]2001年、国際協力機構 (JICA) は、プノンペン市内でバスを試験運行した[1]。ICAは、地元住民にバスの利便性を理解してもらうことや、市場調査などを目的とし[1]、カンボジア側は、トア・ツー・ドアで便利な移動手段のモト・ドッブ(バイクタクシー)から快適で安全な公共交通機関への転換を期待していた[2]。路線はモニボン通りの8.5キロメートルと環状線の8.5キロメートルの計2路線が設定された[1]。1か月間ではまずまずの成果が得られたため、プノンペン都公共事業運輸局 (Department of Public Works and Transport of Phnom Penh, DPWT) がその事業の一部を引き継いだ[3]。しかし、DPWTによるバス運行は公衆の利に供することができず、数週間後に終了してしまった[4]。一人当たり2000リエル以上を徴収しないと赤字になる[5]ところを、800リエルしか徴収できず、資金ショートが運行終了の原因であった[3]。また、JICAは、バス運行事業が本職でないDPWTによる運行も問題点に挙げている[3]。
2014年の復活
[編集]カンボジアのより一層の経済成長により、プノンペンでは渋滞や交通事故が多発し、道路状況改善が喫緊の課題となった[6]。この問題を解消すべく、JICAが調査をしたところ、やはり公共交通機関の整備がプノンペンには最適であるとされ[3]、10年以上ぶりに市バスが復活した[2]。試験運行は2月5日から[2]1か月間、10台の冷房機付きバスで行われた[3]。
The service is managed by the Phnom Penh Municipal Government and formerly sponsored by the Japanese International Cooperation Agency. The fare for the public buses is KHR1500 per voyage irrespective of distance. Students and senior citizens travel free as of 2015.
Line 03 goes east/west Phnom Penh along the Russian Confederation Boulevard, stopping at Phnom Penh International Airport. Line C terminates at Night Market on Sisowath Quay.
運行路線
[編集]いずれの路線も2014年9月に正式開業した。
- 1号線
- 国道5号線の9キロポストを始点とし、カンボジア王国軍競技場を経由、モニボン通りを通ってバサック川を渡り、国道1号線のバス停留所に至る路線[7]。朝の5時30分から夜の8時30分まで運行されている。
- 2号線
- トンレサップ川沿いのナイトマーケットを始点とし、106通り
- 3号線
- 106通り・トンレサップ川沿いのナイトマーケットを始点とし、セントラル・マーケットを経由、ロシア連邦通りを通ってプノンペン国際空港を経由、{[en|Choam Choa}}
参考文献
[編集]- “カンボジア国 プノンペン都公共バス交通改善計画 準備調査報告書(先行公開版)” (PDF). 国際協力機構 : アルメック VPI : 日本工営 (2016年9月). 2017年8月23日閲覧。
出典
[編集]- ^ a b c d e f JICA 2016, p. 1-1.
- ^ a b c “Cambodians board Phnom Penh's first public buses in more than a decade”. Guardian. Guardian News and Media Limited (2014年2月17日). 2017年8月23日閲覧。
- ^ a b c d e JICA 2016, p. 1-2.
- ^ “Cambodia's Phnom Penh tests public bus system”. BBC (2014年2月5日). 2018年1月7日閲覧。
- ^ “City bus service may not survive”. Phnom Penh Post (2001年6月22日). 2017年8月23日閲覧。
- ^ “プノンペン市都市交通改善プロジェクト”. JICA. 2017年8月23日閲覧。
- ^ “City Bus Lines and Stops”. សមាគមធាងត្នោត. 2018年1月7日閲覧。