利用者:赤井彗星/祭り

祭（まつり）もしくは祭り（まつ-り）とは、神霊などを祀る集団儀礼のひとつ。祭礼（さいれい）もしくは祭祀（さいし）とも呼ばれる。特定の場所に人々が集い、集団で各種の儀礼行為を経験することによって得られる理念や信仰を共有するための行動様式のこと。

英語圏においてはフェスティバルと呼ばれ、日本の祭り（Japanese festivals）とは明確に区別される。

語源

「祭」の語源については複数の説があり、民俗学者・柳田國男が自著『日本の祭り』で唱えた「待つ」が語源であるという説や真光の立教者・岡田光玉が『御聖言』で唱えた「間釣り合わせ」を語源とする説などがあるが、一般には柳田國男の説（祭り＝待つ）が採用されている。

柳田は「待つ」を「ある時間そこにいる事」と定義した上で、一人で待つのか、複数で待つのか、じっと待つのか、あるいは賑やかに待つのかなど「待ち方」の違いが現在日本に伝わる各種祭りの違いでしかないと述べている。