利用者:芳根敬助/クイーン・オブ・プディング
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クイーン・オブ・プディング | |
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フルコース | デザート |
発祥地 | 英国 |
考案者 | ケネルム・ディグビー卿 |
誕生時期 | 17世紀 |
主な材料 | 牛乳、卵、パン粉、ジャム |
Cookbook |
クイーン・オブ・プディング(Queen of Puddings )はイギリスで伝統的に食されるデザート。パン粉とカスタードからなるプディングに、ジャムとメレンゲを塗って、オーブンで焼き、クリームを上からホイップして作る。 [1]別名に、モンマスプディングとマンチェスタープディングの呼び名がある。 [2][3]
歴史
[編集]1699年に出版されたケネルム・ディグビー卿の著書に、この料理についての初出が見受けられる。 [4]これにより、パン粉を浸した料理は、17世紀ごろにはイギリスで好まれる調理法の一つであったと推測できる。[5]同著では、メレンゲ、ジャム、季節のフルーツ、牛乳に浸したパンからなるデザートをモンマスプディングと呼んでいるが、[2] マンチェスタープディングと決定的に異なる点は、後者には卵黄が使用されているという点である。(ただし、表記ゆれに過ぎないという指摘もある) [2]。その後は[1]マルグリット・パティーン、デリア・スミス[6] 、ジェーン・グリグソンなどの、多くの戦後の英国を代表する料理研究家の主著に登場している。
レシピ
[編集]- ミルクとレモンの皮を鍋で沸騰するまで加熱する。
- 砂糖、バター、パン粉を1に加える。
- 卵黄と全卵を2に混ぜる。
- 3を茶色になるまで湯煎して、耐熱容器に入れてオーブンで焼く。
- 4をオーブンから取り出して、ラズベリーまたはブラックカラントのジャム、メレンゲの順番で上から塗る。
- 5をメレンゲが黄金色になるまで再びオーブンで焼く。
- クリームをホイップして完成。[1]
参考文献
[編集][[Category:カスタードを使った菓子]]
- ^ a b c Raspberry Queen of Puddings recipe by Marguerite Patten, accessed May 2012
- ^ a b c hammond, wayne g. (2009). “The Culinary Art of Pauline Baynes”. Gastronomica 9 (4): 8–10. doi:10.1525/gfc.2009.9.4.8. ISSN 1529-3262 .
- ^ Human health and ecological integrity : ethics, law and human rights. Laura Westra, Colin L. Soskolne, Donald W. Spady. London. (2012). ISBN 978-0-203-12840-4. OCLC 796803964
- ^ Digby, Kenelm (1669). The Closet of the Eminently Learned Sir Kenelme Digbie Kt. Opened. London: E.C.
- ^ Theophano, Janet (2002). Eat my words : reading women's lives through the cookbooks they wrote. New York, N.Y.: Palgrave. ISBN 0-312-23378-7. OCLC 47696809
- ^ Queen of Puddings recipe from Delia Smith Online