利用者:真っ赤っ赤
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ベラ・フレック・アンド・ザ・フレックトーンズ | |
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出身地 | アメリカ合衆国 テネシー州ナッシュビル |
ジャンル | |
活動期間 | 1988–2012, 2016– |
レーベル | |
公式サイト |
www |
メンバー | |
旧メンバー | ジェフ・コフィン |
ベラ・フレック・アンド・ザ・フレックトーンズ(英語: Béla Fleck and the Flecktones)はアメリカ合衆国のジャズ及びブルーグラスのバンド。幾度もグラミー賞を受賞している。
略歴
[編集]1988年ベラ・フレックは公共放送サービスのテレビ番組への出演が決まると、ベーシストのヴィクター・ウッテンと兄のパーカッション奏者であるフューチャー・マン、ハーモニカ奏者のハワード・レヴィと共にベラ・フレック・アンド・ザ・フレックトーンズを結成した[1]。
当初は一度きりの予定であったが、この後も関係は続き、1989年に初のアルバムとして『ベラ・フレック・アンド・フレックトーンズ』が、1991年には『フライト・オブ・ゴズミックヒッポ』がリリースされた。この2つはいづれも人気を博し、『ベラ・フレック・アンド・フレックトーンズ』の『シニスター・ミニスター』は1997年にグラミー賞を受賞し、『フライト・オブ・ゴズミック・ヒッポ』はビルボードのコンテンポラリージャズアルバムチャートで一位を獲得した[2]。
1997年にレヴィがツアーの忙しさと家族との時間の確保を理由に脱退すると、しばらくトリオとして活動した後、1997年にサクソフォーン奏者のジェフ・コフィンが加わった。2008年にデイヴ・マシューズ・バンドのリロイ・ムーアが死去すると、コフィンはデイヴ・マシューズ・バンドに正式に加入し[3]、2010年にフレックトーンズを脱退、翌年にレヴィが再加入した。
2012年には前向きな理由での活動休止を発表し[4]、2016年に再結成した。
受賞歴
[編集]年 | 賞 | 作品名 | 結果 |
---|---|---|---|
1990年 | グラミー賞最優秀ジャズ・インストゥルメンタル・アルバム賞 | 『Béla Fleck and the Flecktones』 | ノミネート |
1991年 | グラミー賞最優秀ジャズ・インストゥルメンタル・アルバム賞 | 『Flight of the Cosmic Hippo』 | ノミネート |
グラミー賞最優秀インストゥルメンタル作曲賞 | 『Blu-Bop』 | ノミネート | |
1992年 | グラミー賞最優秀インストゥルメンタル作曲賞 | 『Magic Fingers』 | ノミネート |
1997年 | グラミー賞最優秀ポップ・インストゥルメンタル・パフォーマンス賞 | 『Sinister Minister』 | 受賞 |
1998年 | グラミー賞最優秀インストゥルメンタル作曲賞 | 『Almost 12』 | 受賞 |
グラミー賞最優秀ポップ・インストゥルメンタル・パフォーマンス賞 | 『Big Country』 | ノミネート | |
2000年 | グラミー賞最優秀コンテンポラリー・ジャズ・アルバム賞 | 『Outbound』 | 受賞 |
グラミー賞最優秀ポップ・インストゥルメンタル・パフォーマンス賞 | 『Zona Mona』 | ノミネート | |
2006年 | グラミー賞最優秀コンテンポラリー・ジャズ・アルバム賞 | 『The Hidden Land』 | 受賞 |
グラミー賞最優秀ポップ・インストゥルメンタル・パフォーマンス賞 | 『Subterfuge』 | ノミネート | |
2009年 | グラミー賞最優秀ポップ・インストゥルメンタル・アルバム賞 | 『Jingle All the Way』 | 受賞 |
2012年 | グラミー賞最優秀インストゥルメンタル作曲賞 | 『Life in Eleven』 | 受賞 |
2018年 | マイルス・デイヴィス賞 (モントリオール国際ジャズフェスティバル) | 全作品 | 受賞 |
メンバー
[編集]- ベラ・フレック - (バンジョー)、(ギター)
- ヴィクター・ウッテン - (エレクトリックベース)、(コントラバス)
- フューチャー・マン - (ドラム)、(電子ドラム)
- ハワード・レヴィ - (ハーモニカ)、(ピアノ)、(キーボード)
旧メンバー
ディスコグラフィー
[編集]アルバム
[編集]- ベラ・フレック・アンド・ザ・フレックトーンズ - Béla Fleck and the Flecktones (1990年)
- フライト・オブ・ゴズミック・ヒッポ - Flight of the Cosmic Hippo (1991年)
- UFO豆腐 - UFO Tofu (1992年)
- スリー・フリュー・オーバー・ザ・クックズ・ネスト - Three Flew Over the Cuckoo's Nest (1993年)
- レフト・オブ・クール - Left of Cool (1998年)
- グレーテスト・ヒッツ・オブ・ザ・20センチュリー - Greatest Hits of the 20th Century (1999年)
- アウトバウンド - Outbound (2000年)
- リトル・ワールズ - Little worlds (2003年)
- ザ・ハイデン・ランド - The Hidden Land (2006年)
- ジングル・オール・ザ・ウェイ - Jingle All the Way (2008年)
- ロケット・サイエンス - Rocket Science (2011年)
ライヴ・アルバム
[編集]- ライヴ・アート - Live Art (1996年)
- ライヴ・アット・ザ・クイック - Live at the Quick (2002年)