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利用者:特異点/sandbox


ウォレスズ・ジャイアント・ビー
ウォレスズ・ジャイアント・ビー
保全状況評価
VULNERABLE
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: ハチ目
: ハキリバチ科
: ハキリバチ属
: ウォレスズ・ジャイアント・ビー
学名
Megachile pluto
和名
ウォレスズ・ジャイアント・ビー
英名
Wallace's giant bee

ウォレスズ・ジャイアント・ビーMegachile pluto[1]は世界最大のハチとして知られる昆虫である。1858年にイギリスの学者アルフレッド・ラッセル・ウォレスが発見した。1981年を最後に目撃例がなく絶滅したと考えられていたが、2019年に再発見された。国際自然保護連合によって危急種に指定されている。

形態[編集]

メスは発達した大きな顎を持ち体長38mm、羽を伸ばした横幅は63.5mmに達する。オスはメスに比べると小さく体長23mmほどで大きな顎を持たない。全身は黒色で腹に白い帯状の模様を持つ。

分布[編集]

インドネシアモルッカ諸島北部のバカン島ハルマヘラ島ティドレ島の3つの島でのみ目撃されている。近年、これらの島ではアブラヤシプランテーションが建設され生息地を脅かしている。

生態[編集]

シロアリの1種(Microserotermes amboinensis)の巣の中にフタバガキ科の植物Anisoptera thuriferaの樹脂を使って区画を作り生活する。

出典[編集]

  1. ^ Rediscovering Wallace's giant bee”. globalwildlife.org. Global Wildlife Conservation (2019年2月21日). 2021年3月27日閲覧。

関連項目[編集]