コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

利用者:満月のライオン/sandbox2

項目名:曙団地(栗山町)

[編集]

[編集] 曙団地(あけぼのだんち)は、北海道夕張郡栗山町角田に所在する公営住宅

沿革

[編集]

2023年 の第35回住生活月間功労者表彰(主催国土交通省)で、栗山町営住宅「曙団地」の建て替え事業が最高賞の国土交通大臣表彰に輝いた。建材に地場産カラマツを使い、地域産業の振興に取り組んだことなどが評価された。全国の5団体26個人に贈られ、道内からは栗山町のみ[1]

概要

[編集]

曙団地は、設計を札幌市の有限会社タウ設計工房(藤島喬代表:栗山町出身)、施工は町内企業を中心に行われ、

歴史的建造物「小林酒造レンガ倉庫群」の壁をイメージした赤茶色系統で統一し、周辺の田園地帯とも調和した自然景観に配慮した造りとなっています。景観の配慮のほか、地元材のカラマツを使用した木材の地産地消やオール電化で省エネに配慮した環境などの観点も評価され、今回の受賞となりました[2]

曙団地は木造2階建て(8戸、延べ680平方メートル)の建物が9棟。2015~20年度に総事業費18億4千万円をかけて建設した。柱やはりといった構造材には地場産カラマツを活用し、地域の木材産業の振興などに貢献した[1]

また天井裏に気密シートを張り、断熱性に優れた樹脂製の窓枠を採用するなど暖房費の省エネルギー化に配慮。旧曙団地時代からの町内会活動を円滑に継続できるよう、木造平屋の集会場(82平方メートル)も建て替えた[1]

予算

[編集]

整備費

2016 ◆曙団地建設、解体及び周辺整備(3億8,307万円)2棟16[3]

受賞歴

[編集]

2023年、11月24日 「2022北の地域住宅賞」(主催:北海道地域住宅協議会) 北海道知事賞(大賞)[2]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c 「曙団地に国交大臣表彰*町産材で地域産業振興*栗山」『北海道新聞』2023年10月17日、朝刊地方(空知)、15面。
  2. ^ a b 「2022北の地域住宅賞」北海道知事賞を受賞|曙団地”. 栗山町. 2024年8月8日閲覧。
  3. ^ 平成28年度予算説明書-知っておきたいまちの予算 (栗山町): 32. (公営住宅の整備・改修). https://www.town.kuriyama.hokkaido.jp/uploaded/attachment/2708.pdf.