コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

利用者:満月のライオン/sandbox

項目名:オオムラサキ館

ふるさといきものの里オオムラサキ館
施設情報
愛称 オオムラサキ館
前身 ふれあい交流館
専門分野 自然科学
事業主体 栗山町
管理運営 栗山町
開館 2018年
所在地 069-1501
栗山町桜丘2丁目38番地5
プロジェクト:GLAM
テンプレートを表示

オオムラサキ館は、北海道栗山町桜丘に所在する施設で、常設展示として、御大師山の自然や歴史に関する情報や、30種以上の水生生物や昆虫の飼育展示を行っています。

沿革

[編集]

前身、ふれあいプラザとファーブルの森観察飼育舎・オオムラサキ館[1]

[編集]

1990年 全国2か所目

国蝶オオムラサキをはじめとする昆虫及び植物等とふれあい、人と自然が共生できる自然学習活動や町民の交流機会を推進するとともに、本町の豊かな自然環境など地域の魅力を発信することを目的として、オオムラサキ館を設置する

ふるさといきものの里

2018年、施設の老朽化により「ふれあいプラザをリニューアル、新たなる施設として「ふるさといきものの里オオムラサキ館」を国道234号沿いの栗山公園内に設置


 飼育舎は1992年、町内の御大師山の中腹に建設された。85年に御大師山で、生息域では国内北東限となるオオムラサキが発見されたのがきっかけ。来場者数は2003年度の約16,000人をピークに、昨年度は過去最低の約3,300人まで減少。町は施設老朽化に加え、アクセスが悪いとの声に応え同プラザ敷地内への移転を決めた[2]

飼育舎は、御大師山の中腹に位置しており、町は老朽化に加え、アクセスが悪いとの声に応えて国道付近に移転することを決めた。


7月14日にオープンした


印刷

【栗山】町は本年度、国蝶(こくちょう)オオムラサキを人工飼育する町の施設「ファーブルの森観察飼育舎」(桜丘2)を、国道234号近くの「町ふれあいプラザ」(同)敷地内に移転新築する。8月下旬の着工予定で、来夏のオープンを目指す。移転先一帯を自然観察・体験の拠点施設「いきものの里ふれあいプラザ」として整備し、利用者増加につなげる考えだ


新築する施設の名称は「オオムラサキ館」で、高さ約6メートル、延べ面積は飼育舎の1・5倍ほどの約220平方メートル。同プラザと廊下で結ぶ木造平屋約50平方メートルの建屋も新築し、野鳥観察やオオムラサキなど昆虫紹介のコーナーを設ける。事業費6500万円で、うち2300万円は国の地方創生拠点整備交付金を充てる。


新築の両施設は11月末に完成する予定。同館には飼育舎からオオムラサキの幼虫を移してエサとなるエゾエノキを植え、羽化時期を迎える来年7月のオープンを目指す。同館の利用期間は飼育舎と同じ4月下旬~10月末で、管理・運営は現状のままの3人体制とする見通し。営業時間などは今後決める。飼育舎は少なくとも1年は残す予定で、来年4月下旬から同館オープンまで開館する。

現在のふれあいプラザは水中生物などを展示し、自然保護のNPOの活動拠点でもある。町は「昆虫観察会など体験学習を充実させ、自然観察・体験の拠点施設としてPRし、町内外からの集客を図りたい」としている。



移転新築進む栗山町の「オオムラサキ館」*羽化時期 来年7月開館へ

2017/12/09 (土) 北海道新聞朝刊地方(空知) 図表 切抜 18ページ 490文字

印刷

 【栗山】国蝶(こくちょう)オオムラサキを人工飼育する町の施設「ファーブルの森観察飼育舎」(桜丘2)を、国道234号近くの「町ふれあいプラザ」(同)敷地内に移転新築する工事が本格化している。新施設は来年3月完成予定で、オオムラサキが羽化時期を迎える7月オープンを目指す。(田中雅章)

 新施設の名称は「オオムラサキ館(仮称)」。高さ約6メートル、延べ面積約220平方メートルで、飼育舎の1・5倍ほどになる。

 同プラザと廊下で結ぶ木造平屋約50平方メートルの建屋も新築、野鳥観察や昆虫などの生物を紹介するコーナーを設ける。事業費約6千万円で、11月上旬に着工した。

 新施設完成後、飼育舎からオオムラサキの幼虫を移してエサとなるエゾエノキを植える。飼育舎は少なくとも1年は残し、来年4月下旬から新施設のオープンまで開館する。

 


オオムラサキ館 14日オープン*栗山で飼育舎移転*優美に舞う姿も

2018/07/07 (土) 北海道新聞朝刊地方(空知) 切抜 写真 17ページ 528文字

印刷

 【栗山】国蝶(こくちょう)オオムラサキを人工飼育する新施設「オオムラサキ館」が14日、旧ふれあいプラザ(桜丘2)敷地内にオープンする。御大師山の中腹にある旧施設「ファーブルの森観察飼育舎」(同)から移転新築した。羽化が近いさなぎなどを移す予定で、オープン時には優美に舞う姿が見られそうだ。(岡田典子)

 オオムラサキ館は、蝶の生態が観察できる網を張った屋外展示スペースと、解説パネルなどを展示した屋内施設の2棟からなる。

 屋外展示スペースは高さ約6メートル、延べ約220平方メートルで現飼育舎の約1・5倍。オオムラサキの幼虫の餌となるエゾエノキを7本植えた。幼虫からさなぎ、成虫まで観察できる。

 展示スペースとつながった屋内施設は延べ約330平方メートル。オオムラサキのパネルに加え、ミヤマクワガタなどの昆虫や魚類も展示し、一帯の里山の豊かな自然を表現する。

 オオムラサキ館は昨年11月に着工し、今年3月に完成した。事業費は約6千万円。

 午前10時~午後5時で入場無料。火曜、祝日の翌日、年末年始は休館。14日は先着500人に記念品を贈る。


オオムラサキ新施設に歓声*オープンし町長あいさつ

2018/07/15 (日) 北海道新聞朝刊地方(空知) 切抜 17ページ 362文字

印刷

 【栗山】国蝶(こくちょう)オオムラサキを中心に里山の自然の豊かさを体験できる「オオムラサキ館」が14日、町桜丘2の旧ふれあいプラザ敷地内にオープンした。

 佐々木学町長が「オオムラサキは人と自然が共生するまちづくりの原点。地域の魅力を発信する施設にしたい」とあいさつ。10種類のチョウが舞う屋外展示スペースでは、江別から母親と訪れた佐伯瑛心(さへきえいじん)君(5)が昆虫図鑑を手に熱心に観察し「キアゲハの終齢幼虫だって」と笑顔を見せた=写真=。

 8月20日まで「世界のカブ&クワ展」も開催。ネプチューンオオカブトやニジイロクワガタなど丸瀬布昆虫生態館(オホーツク管内遠軽町)から借りた13種類を展示する。。


施設概要

[編集]

[3]

飼育舎(網舎)

[編集]

展示室

[編集]

野鳥観察コーナー

[編集]

御大師山に訪れる野鳥を室内から観察可能

各地のオオムラサキの標本
[編集]

各地のオオムラサキや、栗山町内で見ることができる昆虫の標本を展示。栗山町に生息する両生類や魚類など、30種以上の生き物を展示[4]

ホール

[編集]

休憩室、キッズコーナーのほか車いす対応トイレ、授乳室、おむつ交換台有

テラス

[編集]

体験内容

[編集]
  • 身近な水生生物(魚類・水生昆虫)の観察
  • 御大師山の自然学習
  • 昆虫の採集・観察(要相談)
  • 昆虫の標本づくり(要相談) など

利用時間・アクセス

[編集]

利用案内[3]

[編集]
  • 利用時間 一般開放:10:00~17:00 団体等開放:17:00~22:00
  • 利用期間 通年(火曜日、祝日の翌日、年末年始は休館日)
  • 入館料 無料 ※展示ホールの占用使用は有料
  • 駐車場等 有(栗山公園駐車場)、トイレ有

アクセス[5]

[編集]

所在地:北海道夕張郡桜丘2丁目38番地5

  • JR栗山駅より車で約5分(徒歩で約15分)
  • 新千歳空港より車で45分
  • 岩見沢ICより車で20分

脚注

[編集]
  1. ^ ふるさと いきものの里 オオムラサキ館(北海道栗山町)|標本づくりも人気!身近な昆虫を観察して、里山の自然を感じよう”. mamatalk(北海道新聞社). 2024年8月23日閲覧。
  2. ^ 「オオムラサキ 飼育舎移転*ふれあいプラザ敷地に*来夏オープン目指す*栗山」『北海道新聞』2017年6月30日、朝刊地方(空知)、19面。
  3. ^ a b 栗山自然情報館「オオムラサキ館」/くりやま自然情報サイト”. 栗山町教育委員会. 2024年8月14日閲覧。
  4. ^ 幼虫の姿がかわいいと人気!貴重な国蝶「オオムラサキ」が観察できるスポット(栗山町)”. 北海道Likers. 2024年8月14日閲覧。
  5. ^ ふるさといきものの里オオムラサキ館パンフレット(栗山町発行)より引用