利用者:楽々
一覧ばかりじゃつまらない。
SF5級、ファンタジー6級、コンピュータ7級のあわせて17級だ。
軌道エレベータの記事でもめている途中だが、ストレス性の胃腸障害が再発したみたいなので、リタイアします。自分や社会にいろいろ言い訳がきかなくなるので。
しかし、軌道エレベータの計算に必要なのは高校物理の知識だけで、相対論も量子論も必要ないので、ハードSFファンなら計算してみるのも楽しい。計算に必要な数値のうち、素材の密度などいろいろ不確定なこともありますが、式をいじってみれば分かるように、実はほとんど定数倍にしか効いてこないのだ。つまり、不確定な値が二倍になっても結果も二倍になるというような影響に過ぎない。まあ、そうじゃない項目もあるが、どの値がどう結果に影響するかという点を考察するにも、式を立ててみるのはよい。積分は必要だが、定積分だから、ちょっとしたプログラムを組めば簡単に求められる。これもdoubleの範囲で計算できるので、特に注意すべきプログラミング上の問題点もない。 いや、うまくやれば、数式の変形で出来そうな気もするが、そのへんの受験テクニックは忘れたので。 現在は計算に必要な情報のすべてがWikipedeiaにあるわけではないが、ぐぐればなんとかなる。
カーボンナノチューブは素材からしてよく燃えそうである。これが燃えた場合発生する熱量について計算しようとしたところで、ちょっと胃がやばくなってきたわけだ。これは先の計算で求めた総質量を使って高校化学の範囲で求められそうである。ハードSFファンは物理学ばかり重視して化学を軽視しがちだが、まあ、燃焼のカロリー計算くらいなら問題はないであろう。ということで、これは読者への課題ということにしよう。燃焼カロリーと発生する二酸化炭素の量ね。もっとも計算式にばかり気を取られて、大気中の酸素の総量を忘れないように。