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20210517(月曜)
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ビットコインの歴史-これまでの歴史を時系列ごとにピックアップ
暗号資産・仮想通貨
Liquid編集部
2018年03月29日
過熱する仮想通貨取引の流れを受け、ニュースなどでも「ビットコイン」をはじめとした仮想通貨の情報をよく見聞きします。ところが、ビットコインの成り立ちや歴史について知る人は多くありません。そこで今回は、ビットコインの誕生から現在までの歴史について紹介します。
1 ビットコインの歴史について
ビットコインは、2008年インターネット上に「サトシ・ナカモト」が投稿した論文が始まりです。論文には、今までの技術を組み合わせ作られる、新しい概念を持つ電子通貨について書かれていました。
ビットコインが生まれた背景にはさまざまな憶測が飛び交っていますが、発案者であるサトシ・ナカモトが現代の金融システムに疑問を持ったことが発祥であるといわれています。 新しい技術による電子通貨についての論文は多くの科学者から注目を集め、興味を持った人々が共同でソフトウェアを開発し、2009年に最初のビットコインが公開されました。 ビットコインによる初めての法定通貨との交換は、2010年5月に行われました。これにより、ビットコインは現実世界でも利用できる通貨として成立したのです。 その後、ビットコインは世界情勢や金融情勢に左右されながら価格を変動させていきます。また、ビットコインはセキュリティ上優れたシステムではありましたが、ハッキングの被害や各国の規制などにより、大幅に価格を下げてしまうこともありました。 ビットコインは安全なのか、本当に価値があるのかなど世界中で議論は繰り返されました。しかし、そのシステムの利便性から、2013年頃にはビットコインは世界的に浸透し、専用のATMでも利用できるようになるなど、普及が進んでいきます。
2 ビットコインの誕生の歴史【2008~2010】
ここからは、ビットコイン誕生の歴史とそれに関する重要な出来事を時系列で紹介します。
2.1 サトシ・ナカモトの論文
ビットコインの論文を発表したサトシ・ナカモトは、現在でも詳細不明の謎の人物です。日本人ではないといわれていますが、個人なのか団体なのかさえもわかりません。このサトシ・ナカモトが発表した論文には、ビットコインはどこにも属さず、P2Pを通して利用できることや、ブロックチェーン技術によって取引の書き換えが行えないこと、採掘(マイニング)を行ったものには報酬を与える、といった内容です。 論文のタイトルは「Bitcoin : A Peer-to-Peer Electronic Cash System」といい、全文英語で書かれています。サトシ・ナカモトの正体については、さまざまな憶測が飛び交いましたが、現在でもサトシ・ナカモトが誰なのかははっきりしていません。
2.2 ブロックチェーンの最初のブロックが公開
ビットコインの最初のブロックは、2009年1月3日に作られました。ブロックとは、取引を記録しておく台帳のようなものです。ビットコインでは、これがチェーンのように繋がってビットコインそのもののシステムを支えています。そのためビットコインで使われているこのシステムは、ブロックチェーンという名前が付いています。 最初に作られたブロックには、サトシ・ナカモトによって「The Times 03/Jan/2009 Chancellor on brink of second bailout for banks」という言葉が残されています。これは2009年1月3日の新聞の見出しからとった1文です。 この1文は、イギリス政府が2度目の銀行救済を行ったことに関するニュースの見出しです。このことから、サトシ・ナカモトは現在の中央集権型の金融機関に大きな疑問を持っており、その打開の第1歩としてビットコインを開発したのではないかといわれています。
2.3 初めてのビットコイン取引
ビットコインのソフトウェアが公開されてから間もなく、初めての取引が行われました。初めての取引は、2009年1月12日です。サトシ・ナカモトから開発者のハル・フィニーへビットコインを送付したことが、ビットコインの初取引であるとされています。
2.4 初めての法定通貨間の交換
初めてのビットコインと法定通貨の交換は、2010年5月です。ひとりのプログラマーが「ピザを食べたい」と投稿したところ、ピザ2枚と1万BTCの交換が成立しました。仮想通貨であるビットコインが、初めて通貨として利用された瞬間です。
2.5 ビットコイン偽造事件【1840億】
2010年8月15日、ビットコインの歴史の中で最初のハッキング被害が起こります。この事件では、1840億枚ものビットコインが偽造されました。原因はブロックチェーンの脆弱性を狙われたことでしたが、すぐに開発チームが対応にあたり、ことなきを得ました。その後も特にこの事件による影響は残っていません。
2.6 マイニングプールによる初めての採掘成功
2010年9月、「Slush's pool」というマイニングプールが、世界で初めてマイニングプールによる採掘(マイニング)を成功させます。マイニングプールとは、採掘(マイニング)を個人ではなく複数人で行う組織のことで、報酬は採掘(マイニング)に参加した人で分配されます。このときの報酬は50BTCでした。
3 ビットコインの誕生の歴史【2011~2014】
ビットコインは、2011年から世界的に注目を集め始めます。TIME紙をはじめ多数のメディアに取り上げられ、2014年には日本国内でも仮想通貨取引所が誕生するなど、この間はビットコインの歴史の中でも特に注目度の高い出来事が多く発生しています。
3.1 最初の半減期
ビットコインでは採掘(マイニング)報酬額の適性を図るため、採掘(マイニング)報酬を引き下げる「半減期」があります。これはおよそ4年に1度(正確には21万ブロック生成時)巡ってきますが、最初の半減期が、2012年11月でした。このとき、もともと50BTCだった採掘(マイニング)報酬額が、25BTCに引き下げられました。
3.2 闇市場閉鎖
2013年10月、オンライン闇市場「シルクロード」の運営者が逮捕され、闇市場が閉鎖されました。シルクロードはアメリカで違法薬物売買などの犯罪を行っており、その取引の際、ビットコインが利用されていました。 こうしたことから、当時のビットコインの価格はシルクロードと深く関わっており、閉鎖の影響を受けて、ビットコインの価格が一時的に低下します。
3.3 マウント・ゴックス事件
情報めも 20210516(日曜)
>https://japan.zdnet.com/article/35085933/
「The DAO」ハッキング事件、ブロックチェーンの“巻き戻し ...https://japan.zdnet.com › セキュリティ
2016/07/15 — 自律分散型投資ファンド「The DAO」が取引基盤とするイーサリアムベースのブロックチェーンがハッキングを受けてウントから仮想通貨イーサリアム(ETH)が流出した事件への対応で、Slock.it(The DAOの発案元)は、 ...
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記憶では、報酬を、何度でも支払う。 可能、な、バクがあり、それにより、何度でも、なにかの報酬を
自分に対して、支払った。
+++ イーサリアムクラシックは、イーサリアム(ETH)から分裂して誕生した仮想通貨です。
「The DAO事件」のハッキング対応を巡って、様々な意見が飛び交う中でイーサリアムとは別の概念で誕生したのがイーサリアムクラシックです。
基本となる部分は、イーサリアムとほぼ同様ですが、異なる点として発行数の上限が約2億1,000万枚〜約2億3,000万枚であることや、ハッキング対応を重視して拡張性を制限していることなどがあります。
イーサリアムクラシックはIoT分野での活用が期待されており、今後が注目されている仮想通貨の1つです。
しかし、51%攻撃と言われるハッキングを合計3回も受けており、セキュリティの脆弱性が目立っているのは確かです。
今後投資を検討する方は、値動きだけではなく通貨のセキュリティや仕組みを理解して投資をしていくようにしていきましょう。
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The DAO事件のサイバー攻撃を経てイーサリアムクラシックが誕生
それでは、イーサリアムクラシックが誕生した経緯について解説します。
イーサリアムクラシックが誕生することになった要因が、2016年6月に起きた「The DAO事件」です。
「The DAO」とは、イーサリアムのプラットフォーム上のプロジェクトである分散投資組織です。
The DAOは元々ベンチャーキャピタルを支援するプロジェクトとして立ち上がりました。
ベンチャー投資に関わる煩雑な手続きをスマートコントラクトを用いて解決することができるとして、当時には注目をされたいたプロジェクトです。
しかしThe DAOのセキュリティのバグを付き約360万ETH(当時で50億円相当)の仮想通貨が不正に流出しました。
この時の対応策として「ロールバック(巻き戻し)」と言われるハッキングの被害をなかったことにする意見と、ハッキングの事件を受け入れる「code is law」という意見の2つにコミュニティが分かれました。
実際にはロールバックが行われ、この時のハッキングはなかったことにされました。
しかし、その時の対応策に合意ができずイーサリアムから分裂したのがイーサリアムクラシックです。
イーサリアムとは違う点として約2億1,000万枚〜約2億3,000万枚の発行上限を定めているという点と、マインニングアルゴリズムとしてPoWが採用されていると言う点です。
IoTプラットフォームとしての開発
イーサリアムクラシックは、イーサリアムとの差別化や、前述のThe DAO事件の対応によるセキュリティ強化により、IoTプラットフォームを意識した開発を行っています。
近年、IoT分野はAIと同様に将来性が期待される分野です。
特にIoTは、私たちの生活をより便利に、快適にしていくことが期待されますので、大きく発展すると思われます。
イーサリアムクラシックはIoT分野の成長とともに発展していくことで様々な可能性が広がっていくと思います。
イーサリアムクラシックには発行上限が設定されている
イーサリアムクラシックの特徴として、発行上限が設定されている点があります。
前述にもあった通り、イーサリアムクラシックは発行上限枚数が約2億1,000万枚〜約2億3,000万枚と決まっていますがイーサリアムは発行上限枚数がありません。
それぞれの違い
イーサリアム:発行上限なし、半減期なし
イーサリアムクラシック:約2億1000万枚〜約2億3000万枚 発行上限枚数がある仮想通貨は、価格が上昇しやすいと言われています。
発行上限に近くにつれて、希少性が高まり仮想通貨の価値が高まるのは自然なイメージですよね。
その点、イーサリアムクラシックでは発行上限が設定されているため、将来に渡って希少性が高まりやすい設計になっています。
一方、上限枚数に制限がない通貨は、価格が安定する傾向にあります。
例えば、日本の円などは、発行枚数が限定されていませんので、日本銀行が日本円を新たに発行することができます。
景気の動向に合わせて、日本円の発行を決めることができ為替の相場を安定させることが可能です。
同じようにイーサリアムでも発行上限がありませんので、今後マイニングが続けられる限り新規のイーサリアムが安定して供給されることになります。
イーサリアムクラシック(ETC)の現在の価格動向
イーサリアムクラシックの画像 引用元:TradingViewの提供チャート イーサリアムクラシックの価格動向について解説します。
イーサリアムクラシックの誕生した2016年7月~11月頃までは、100円から200円前後を推移しています。
仮想通貨バブルと言われている2018年1月頃には5,000円強の価格まで上昇しました。
ただし、一時的な暴騰であったため価格は徐々に定価していき、低い価格帯を推移する期間が長く続きました。
しかし、2020年末から始まった仮想通貨相場では価格の急上昇を記録しており、2月には1800円をつけるまで価格が上昇しました。
2020年はセキュリティの脆弱性が指摘され非常に心配な通貨ではありましたが、市場の動きを見る限り大きな不安材料としては捉えられていないように思われます。
もちろん、今回の相場はイーサリアムクラシックが単独で上昇しているということではなく、あくまでビットコインの価格に連動して上がっているのが現状です。
そのため、価格の上昇には十分注意して投資を行うようにしていきましょう。
今すぐ イーサリアムクラシックを購入する! イーサリアムクラシック(ETC)の価格上昇のポイント
それでは実際にイーサリアムクラシックの価格上昇のポイントをまとめていきます。
これから投資をしようと思っている方は、こちらを参考にしてみてください。
新規仮想通貨取引所への上場
イーサリアムクラシックの価格が上昇するポイントとして、取引所が新たな仮想通貨を取り扱う上場のタイミングがあります。
新しい取引所に上場されることで、取引量や流動性が増えるため価格上昇がしやすくなります。
また、主要な取引所の上場が発表されることで注目されるため、価格が上がりやすい要因となります。
仮想通貨にとって上場は1つの大きなポイントになりますので、引き続き情報を追っていきましょう。
イーサリアムクラシックを活用した新規プロジェクトの立ち上げ
イーサリアムクラシックは、サイドチェーンという仕組みの実装を目指しています。
サイドチェーンとは、メインチェーンとは別のブロックチェーンを利用することで様々な機能を実現しようとする技術です。
サイドチェーンが実装されれば、これまで以上にスマートコントラクトをスムーズに使用することができます。
このようなことから、イーサリアムクラシックは将来性を期待されている仮想通貨と言われています。
イーサリアムクラシック(ETC)の今後の予想や見通し
次にイーサリアムクラシックの今後の予想・見通しを考えたいと思います。
まず、現在(2020年2月)の仮想通貨全体の市場は、第2次仮想通貨バブルと表現できるほど市場が活発化しています。
米デジタル資産金融会社のバックト(Bakkt)ホールディングスは、仮想通貨市場は2025年に5倍程度まで拡大すると予測しています。
さらに近年では、有名企業として、テスラや、クレジット会社大手のVISAなどが参入するなど、今後の仮想通貨市場はさらに活気がでてきます。
その結果、ビットコインは2020年〜2021年にかけて価格が4倍にも拡大しています。
これは仮想通貨全体の推移なので、イーサリアムクラシックも堅調に価格の上昇がありました。
しかし、イーサリアムクラシックでは、51%攻撃というリスクを抱えています。
51%攻撃とは…
悪意のあるグループや個人が、ネットワーク全体の採掘速度の 51%(50% 以上)を支配し、不正な取引を行うことです。
イーサリアムクラシックでは、過去の3度の51%攻撃を受けているため他の通貨に比べてセキュリティ面で不安を抱えている通貨です。
これ以上、安全なセキュリティ対策ができないということであれば「上場廃止」も視野にあると発言する取引所もあり、不安定な通貨と言えます。
これから投資を行うという場合には、価格変動リスクや通貨のセキュリティといったリスクを想定した上で投資を行っていくようにしていきましょう。
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イーサリアムクラシック(ETC)の価格予想や見通し
それでは次にイーサリアムクラシックの価格予想や見通しについて解説をしていきます。
イーサリアムクラシックは2018年の1月に最高値である約4600円=1ETC記録しています。
今後重要になる指標としては、再び約4600円のラインに到達するのかどうかというポイントです。
直近では2021年2月14日に約1800円を記録しましたが、ビットコインの下落に合わせて価格が落ちていき2月23日で約1300円を記録しています。
このままの調子で下落が続くとなると、価格は再び1000円以下になるということも考えられます。
イーサリアムクラシックのポイント
ビットコインに大きく影響されるアルトコイン
2021年3月15日にアップデートが予定されているネム(XEM)はビットコインの相場に関係なく上昇していますが、特にポジティブな材料が直近でないイーサリアムクラシックはビットコインの価格に連動して動いてしまいます。
そのため、ビットコインが好調であれば同じように上昇する可能性が高いですが、下落相場では同じように下落する可能性が高いです。
そのため、2021年はビットコインの相場を予想してイーサリアムクラシックへ投資を行うということが重要です。
イーサリアムクラシック(ETC)を購入できる取引所
それではイーサリアムクラシックを実際に購入できる取引所を解説します。
これから投資をしようと思っている方は、こちらの取引所から選んで投資をしてみてください。