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利用者:春日椿/下書き

このページは春日椿の個人用作業スペースです。

概要

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当初のタイトルは『キディ・グレイド2』。『涼宮ハルヒの憂鬱SOS団ラジオ支部』第35回(2006年9月29日放送)内で、初めて発表された。そのパイロット版DVDが2007年5月25日角川書店より発売(販売元 - 角川エンタテインメント)された後は続報が途絶えていたが、2009年2月26日に公式サイトや同日発売の月刊コンプエース4月号で、正式タイトル『キディ・ガーランド』とそのテレビアニメ放送決定の旨が発表された。

前作『キディ・グレイド』の50年後の世界が舞台となっており、アスクールとク・フィーユの2人の少女を主人公として物語は展開する。序盤では本編やアイキャッチに様々なパロディが散見される(例:『天空の城ラピュタ』のムスカ、『アンパンマン』、担当声優ネタなど)などコメディ色の強い作風であったが、話が進むにしたがって前作同様のシリアス展開へ変化していく。ただし、アイキャッチは全編Dr.モローの描く終始独特のシチュエーションで進むミニコントとなっている(本編のネタバレや混ぜっ返し、ツッコミなど)。なお、登場キャラクターのうちアスクールのみ性格や容姿がパイロット版とは全く異なるお気楽娘となっているが、これは当時の段階で彼女のみ設定が固まっていなかったため。テレビアニメ本編にはパイロット版に登場しなかったキャラクターも多数登場し、物語に奥行きを持たせている。

第2話では本編終了後もエンディングアニメーションの右下に表示されたワイプ画面内でストーリーが進むという、特異な構成が見られた。また、第2話以降の番宣CMには先述のパロディが反映されており、この話で一時的にアスクールとク・フィーユを演じていた男性声優が番宣CMでも彼女達を演じながらナレーションを務めている。

第17話ではサフィルとリュビスが電撃による拷問を受けて力尽きそうになるシーンに、激しい光点滅描写が存在する。他局やネット配信では何事も無く放送されたが、KBS京都でのみ問題視されており、第17話に至るまで一切挿入していなかった「演出上、番組中に一部視覚に影響を及ぼすシーンがありますがご了承下さい」との警告テロップを、該当シーンに先駆けて挿入。視聴者に注意を改めて促す事態となった。

あらすじ

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伝説のESメンバーであるエクレールとリュミエールが星の輝きに消え、遥かな時が流れた星暦(スターズ・センチュリー)0379年。

GTO(銀河系貿易監視機関)」の本局ビルでは、イヴェール局長の下で様々な局員達が働いていた。喫茶室「Touch&Go」(タッチ・アンド・ゴー)のウェイトレスアスクールク・フィーユも、その一員である。ESメンバー見習いでもある2人は、騒動を起こしたり巻き込まれたりと紆余曲折しながらも、少しずつ成長していく。


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


用語

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前作も併せて参照のこと。脚注に無い英語表記は公式サイトでの表記に基いたもの。

組織

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GTO
Galactic Trade Organization(銀河系貿易監視機関)」の略称。前作のGOTTが解散した後、再編された機関である。ESメンバーを初め、旧GOTT関係者も多数関わっている。
旧GOTT本局ビルと同じく、惑星アイネイアースに存在する本局には中枢機能を受け持つ様々な部署や喫茶室「Touch&Go」が入ったビルの他、広大な裏庭が設けられている。また、本局ビルと空中通路で接続された別棟には、局員用の寝室や数十人サイズの大浴場などを備えた居住区が設けられている。正式に登録できるESメンバーは3組と決められている[1]
第9話で記念式典をGソサエティに襲撃される。以降、治安上の責任などを追求され事実上の業務停止命令処分を受け、ESメンバーさえも自由に活動できなくなった。第18話には解体命令処分を受けている。
GOTT
Galactic Organization of Trade and Tariffs(銀河通商関税機構)」の略称。前作の完結後、時間凍結事件での疲弊を経て解散した。星暦0379年現在、旧本局ビルは放棄されてエネルギー供給を絶たれたことから老朽化が進み、内外装も荒れ果てているが、まだ解体されてはいない。中には誰も居ないはずだが亡霊騒動が持ち上がっている。
宇宙惑星連合
惑星国家統一集合体。デュカリオンの件を経てノーヴルズの傀儡から開放された一方、連合治安総局や惑星連合立法統合警務局などの端々の組織では一部の私利私欲を肥やす者達による腐敗化が進み、サフィルやリュビス、トーチやシェイドといった離反者がGソサエティへ参加する理由となった。
Gソサエティの決起以降はノーヴルズが奥深くにまで復権したため、Gソサエティによる白昼堂々のGTO本局への襲撃すら黙認しており、GTOを解体してGソサエティに業務を引き継がせる方向へ動いている。
Gソサエティ(G Society)
GTOの敵対組織。表の顔は政治結社だが、裏の顔はテロリストや能力者を駆使した各種犯罪を行っている。代表者であるガクトエルがノーヴルズの復権を謳っており、彼らの一派による支援を受けている。
決起以降はノーヴルズが宇宙惑星連合の奥深くにまで復権したため、GTOに代わって業務を任されるようになるまでに至っている。

機械

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ジェネティックビースト(Genetech Beast)
獣の姿をした機械生物。星暦0379年現在、テロリストの手に渡ってテロ行為の際に用いられたり、製造元を逃げ出した個体が旧GOTT本局ビルに棲み付いたりするなど、まだ完全解決には至っていない。
タマ(T.A.M.A - Trial-type of Assenble-system & Multipurpose Automata)[2]
声 - 若本規夫
旧GOTT本局ビルに出没していた「亡霊」の正体。掌サイズの身体は赤い一対の眼が付いた薄緑の楕円形で、柔らかい。迅速な変形能力(周囲から吸着したナノマシンによって、姿形を自在に変える)と若干の言語能力(簡単な単語の羅列程度)を持っており、旧本局ビルを調査に訪れたGTOの関係者を惑わせたり撃退していたが、アスクールとク・フィーユに敗れて正体が露呈。その後はGTOへ持ち帰られ、ディアにポシェットとして扱われるようになった。なお、能力はその後も健在であり、様々な状況で用いられている。

惑星

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アズランティアとグラキエス以外は全てテラフォーミング完了済みの地球型惑星であり、軌道エレベータとオービタルリング(作中では「軌道リング」と呼称)が存在する。

アイネイアース
前作に引き続き登場。GTOの本局が存在する。
アズランティア
前作の外伝『Pr.』に引き続き登場。埋蔵されている稀少力量子物質E-IVは、使い方を誤ればテラフォーミングの失敗による大災害だけでなく、銀河系を崩壊させかねないほどの高エネルギーも秘めていたため、ガクトエルに着目されて時間凍結事件の引き金となった。
25年前にガクトエルにより量子転換攻撃を受け巨大な銀河爆弾と化しており、終盤、エルデメテオールによってアイネイアース付近にワープさせられる。
リーリオ
第13話に登場。ノーヴルズの令嬢とその関係者の女性が水着姿でのみ降り立つことを許される、男子禁制のリゾート惑星。警備や奉仕は全てコンピュータとその配下のロボット達に一任されていたが、システムの不備から暴走を開始し令嬢達を帰そうとしない。宇宙惑星連合はこれを誘拐と見なして令嬢達の救出作戦を決行するも、返り討ちに遭う。令嬢に扮した特殊部隊隊員のイリス(声 - 田中涼子)は、コンピュータルームへの潜入に成功したが。
ニエトス
第14話に登場。かつて、アスクールが脱出カプセルに乗って漂着した先で、ク・フィーユがトゥイードゥルダムの助手として特務に赴いた惑星でもある。軍警察独裁者のブロンコ(声 - 長嶝高士)は多数の一般市民への虐待や殺戮を行っており、用心棒として暮らしていたアスクールは、ここでク・フィーユと出会った。
グラキエス
第16話に登場。一面を雪と氷に覆われており、夜間は特に凍て付く地となる辺境の惑星。Gソサエティを見限ってGTOへの亡命を求めるサフィルが宇宙惑星連合の駐屯員達に匿われていたが、実は彼らの正体はGソサエティの潜入工作員で、本物の駐屯員達は既に全員殺害済み。全てはガクトエルの密命を受けたサフィルが、アスクール達を誘き出すために貼った罠であった。

その他

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ESメンバー
Encounter of shadow-work member」の略。GTOには、元GOTT所属者が多数関わっている。
Gソサエティでは、ESメンバーに等しい能力者は幹部の地位にあり、「シャドウワーカー」と呼称されている。
地球人事件(ちきゅうじんじけん)
本作の50年前である前作「キディ・グレイド」において物語の後半において描写された、ノーヴルズの権威が失墜した事件のことである。デュカリオンによって地球ごと外宇宙に移動しようと画策したが、局長のエクリプス自らが前線に出た初めての事件であり、局長をはじめとしたGOTTのESメンバーにより解決した。
黒い太陽事件(くろいたいようじけん)
薔薇戦争事件(ばらせんそうじけん)
この二つの事件も局長のエクリプス自ら出動した重大事件である。キディ・ガーランドの小説、キディ・グレイドDVD・Blu-ray BOXの特典小説において一部描かれている。
時間凍結事件(じかんとうけつじけん)
星暦0354年に惑星アズランティアで発生した事件。アズランティアを爆発させることで銀河系の崩壊を目論んだ犯人のガクトエルに対し、エクリプスを初めGOTTのESメンバーが総動員される事態となった上、爆発を食い止めるためにエクレールとリュミエールが全能力を開放し、自身達ごとアズランティアとその宙域の時間を凍結させた。しかし、時間は完全に凍結したわけではなく、25年後の星暦0379年現在でもごく緩やかに流れ続けている。なお、この事件は公式には記録されておらず、またGOTTの上部組織にも伝えられなかったため、GTOへの改組へと繋がっていく。
イヴェール曰く、エクレール達を救出できるわずかな機会が3年ごとに訪れるとのこと。そのため、エクリプスは後年に力尽きてしまうまで、自身の能力を酷使することとなった。
ノーヴルズ
純血の地球人のこと。いわゆる支配階級だったが、星暦0379年現在ではかつてほどの隆盛は無い。一般階級との融和が進行してはいるものの、デュカリオンの件を棚に上げて復権を狙う一派が少なからず存在している。
ローゼンブルグ一族
ノーヴルズの一般階級との融和が進む中で唯一、それを拒み続けた一族。当主の頑なな態度が後に1つの家族と兄妹を引き離し悲劇の元凶となっていく。
GEMINI計画
Gene-tec Echo Materialize Integrated Neo-human Incubation計画」の略称で遺伝子技術共震具象化統合新人材育成計画とも呼ばれ、星暦0354年に提唱された。分子機械人形(ジェネテックドール)の技術を人体細胞に応用し特殊能力者のコピーを生み出す計画。寿命は理論上ほぼ10年とされている。エクレール、リュミエールが凍らせている惑星アズランディアを完全に凍結させるために第4世代までエクリプスの能力クヴァントによってエクレール、リュミエールのコピーが生み出されていたが、第1世代から第3世代まで使命を達せず特務中に命を落としている。なお、第四世代のク・フィーユを生み出したところで、計画の機軸であるエクリプスの寿命が尽きたため計画は途中で凍結している。()内は生没年、その右は生み出された人物名である。
第一世代(星暦0355年-0358年) - ユーニア&アニエス
第二世代(星暦0360年-0370年) - デュエリー&ディオーニ
第三世代(星暦0366年-0379年) - トリクシー&トロワジェイン
第四世代(星暦0372年-)- カトル・フィーユ

登場人物

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前作も併せて参照のこと。脚注に無い英語表記は公式サイトでの表記に基いたもの。

主人公

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アスクール(Ascoeur)[3]
- 内田彩
主人公の1人で、ク・フィーユのパートナー。名前の由来はハート型の意味[1]で、数年前に脱出カプセルで漂着した惑星ニエトスで付けられた。
見習いのESメンバーで、階級(ランク)はC-。星暦0363年8月10日生まれ。
本編の始まる少し前に惑星ニエトスにてク・フィーユと共鳴した事でスカウトされ、GTOのESメンバー候補生となりトゥイードゥルディとトゥイードゥルダムを指導教官としていた。見習いの第2段階としてク・フィーユとペアを組んでからは「Touch&Go」のウェイトレスとして働いている。
惑星ニエトスに来る以前の記憶はないが、元気いっぱいかつ気楽な性格。ただ、早とちりな上に極端に物忘れが激しく、他人に迷惑を掛けることも多いため、「Touch&Go」や寮ではミ・ヌゥルーズによく叱られている[4]。「ぽっきゅ~ん。」が口癖。好物はカボチャプリン[5]
右足太腿には、バラの花を模したがあり、能力の発動時に光る描写が見られる。
GTO記念式典襲撃事件以降はク・フィーユやディアと共に、准ESメンバーの地位を与えられる[6]
本名はリーゼロッテ・ローゼンブルグで、ノーヴルズの財閥、ローゼンブルグ一族の末裔。ガクトエルは実の兄で、彼の手により全ての記憶を思い出すも、ク・フィーユとの絆が揺らぐ事はなかった。献身的な優しさを内に秘めており、その想いで最終的には敵であったガクトエルの心をも救う。
最終話では全てが終わった後は喫茶室での勤務を続けながら、正式にESメンバーとしての地位を得た。ただし、過去に例がない3人体勢でのチーム編成となっている(アスクール・ク・フィーユ・ディア)。
プッシュ・プル(push pull)
瞬間移動の能力を持ち、ニードルガンやビームソードとしても使える「コーム(Comb)」という型のアイテムを愛用する。
パワーズ(Power-S)
第10話からは、トリクシーと同じ空間干渉能力を『最期の共鳴』と言う現象により[1]継承され、使用することが可能になった。
ク・フィーユ(Q‐feuille)[3]
声 - 合田彩
主人公の1人で、アスクールのパートナー。「カトル・フィーユ(Quatle‐feuille)」が正式名で、ク・フィーユは愛称[1]
見習いのESメンバーで、階級はC-。星暦0372年9月21日生まれ。
本編の始まる少し前にGTOのESメンバー候補生となりアンオウとエイオウを指導教官として補佐に当たっていたが、惑星ニエトスでの事件でアスクールと出会い共鳴、その後スカウトによりGTOのESメンバー候補生となったアスクールとペアを組んでからは同じくウェイトレスとして働いている。
アスクールとは対照的に落ち着いた性格であるが、萌えアイテムに夢中となるなどの一面も持つ。また、我を忘れるほどお化けの類が苦手。しかし、アスクールにからかわれるとムキになり、ツンデレのような言動を取ることもある。アスクールには何かと手を焼かされてはいるものの、信頼し合える良きパートナーでもある。1度見た事や聞いた事は嫌でも頭に入ってくる為アスクールから「記憶力よし子ちゃん」と言われており、その度に辟易している。
GTOが記念式典襲撃事件以降はアスクールやディアと共に、准ESメンバーとしての地位を与えられる。
見た目は16歳であるが、ESメンバーとなるべくエクリプスに作られた存在で[7]あり、育成カプセルを出てから経過した年数では7歳になる[8]。自身が生まれたことでエクリプスが亡くなったことに負い目があるらしく、自身のことをGTOのデータベースで調べようとし、防諜用プログラムに引っかかり命を失うことになりかけたこともあった[1]。その事件のおかげで、自身の秘密を深く知り、トリクシーとトロワジェインと共にエクリプスを親とした姉妹の絆が生まれた。
Gクラス能力を使用するようになってからは、過去の記憶を喪失するという副作用が生じており[9]、彼女自身の悩みのタネとなっていた。第16話ではアスクールとディアを助けるために能力を酷使しての気絶後、連行先のエルデメテオールでは自分とアスクールの名前以外の記憶を喪失していた。やがて、ガクトエルの妹であるという記憶をシェイドの能力で上書きされた結果、アスクールの名前も忘れてシャドウワーカーの一員となってしまう。小説版ではこの時は略称ではなく「カトル」を名乗っている[1]。ク・フィーユとの絆を信じ続けるアスクールとの強い共鳴により、記憶を取り戻す。
最終話では全てが終わった後は喫茶室での勤務を続けながら、正式にESメンバーとしての地位を得た。
パルファン(Perfum)
予知の能力を持ち、破裂させることで爆弾や煙幕など多用途に使用できる「チョコボンボン(ChocoBonBomb)」というチョコレート型のアイテムを愛用する。
パーティクレット(Particle-T)
第10話からは、トロワジェインの時間干渉能力「パーティクレット(Particle-T)」を『最期の共鳴』と言う現象により継承し、使用することが可能になった。ガクトエルに強化されてからはミストを放つことなく機能させられるようになり、対象物の時間を直接止めている。

GTO/GOTT

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イヴェール(Hiver)
声 - 水橋かおり
GTO本局局長の女性。ESメンバーを初め、GTO局員達を取り仕切る。能力は任意の場所に空間を越えて移動できるインサイドであり、ランクはSクラス。
正体は前作に登場したメルクルディ(ファイルスプリッツ)。時間凍結事件の後に姿と名を変えてイヴェールとなり[10]、エクリプスの最期を看取って彼女の遺志を継ぎ、2代目局長に就いた[7]
ゾマ(Sommer)
声 - 瀧澤樹
イヴェールの秘書。イヴェールとは、公私共に深い仲でもある。様々なものを収納できるSクラスのブラックボックスという能力を持っている。
正体は前作に登場したアームブラスト。時間凍結事件の際に重傷を負い、救出された後に姿と名を変えてゾマとなった[10]。この時にエクレールを庇って負った傷が元で、当時の記憶は欠落していると述べている。
エクレール(Eclair)、リュミエール(Lumiere)
声 - 永田亮子(エクレール)、平野綾(リュミエール)
前作の主人公でありGOTTのESメンバーであった。時間凍結事件の際、エクレールが空間を操る能力、リュミエールが時間を操るGクラスの力を用いて共に自身達ごと惑星アズランティアとその宙域の時間を凍結させた。エクレールはPower、リュミエールはあらゆる粒子を操るパーティクルという能力を持っておりGクラス。
最終話ではGTOの受付嬢を行いながら、GTOのESメンバーとして活動している。
エクリプス(Eclipse)
声 - 土井美加
前作に引き続き登場。時間凍結事件の際にはGOTTの面々を率いて奮闘したが、エクレールとリュミエールの尽力で凍結していく惑星アズランティアを、悲痛な面持ちで見つめる結果となった。その後は疲弊状態にあったGOTTをGTOとして再編し、初代局長に就く。
エクレールとリュミエールを助け出すために、Gクラスの能力「クヴァント(Quant)」でトリクシーやトロワジェインを含めた3組のESメンバーとク・フィーユを生み出していた。
クヴァントはエクリプス自身の生命を削る上に自身への適用もできないため、ク・フィーユを作った後にはそれまでの能力の酷使による無理も祟って自身の生命維持の限界を迎えており、彼女にパートナーを作ってあげられないことを悔やみながら、病院のベッドでイヴェールに看取られて生涯を閉じた。しかし、最後の力で自身の能力だけはディアへ移植していた。
トゥイードゥルディ(Tweedledee)
声 - 桑谷夏子
前作に引き続き登場。アスクールの先輩で、彼女を指導していたこともある。現在は、GTOのESメンバーかつ、警備の責任者を担っており、夜中に本局へ無断侵入してきたアスクールとク・フィーユに対し、上層部からの指令を皮肉る形で新型セキュリティシステムの実験台にしていた。電子を操るSクラスの能力「シュトローム」の持ち主であり、弟の能力とも合わせることも可能、また能力の共鳴により弟と意思を交換することもできる。
第18話以降は、弟とともにGTO解体の影響で左遷されてしまうも22話にて参戦。イヴェールの能力でエルデメテオール艦内に出現、サフィル達との交戦の後、自滅の危機にあったエルデメテオールを救う為に尽力する。
トゥイードゥルダム(Tweedledum)
声 - 福山潤
前作に引き続き登場。トゥイードゥルディの弟で、彼女と同じくGTOのESメンバーであるが、姉への依存ぶりは相変わらず。能力は磁界を操るSクラスの能力「マグネートフェルト」。
第9話で、Gソサエティの襲撃をトゥイードゥルディと共に迎え撃った際に彼女を庇って瀕死の重傷を負い、戦線離脱を余儀なくされる。その後、第13話の時点で復帰したことが明らかとなった。
アンオウ(吽王)
声 - 石田彰
前作に引き続き登場。
GTOのESメンバー。能力はSクラスの「アメイジング」で、どのような小さい音でも聞き分けることが可能。エイオウと共鳴し組み合わせることも可能。第9話で、Gソサエティの襲撃をエイオウと共に迎え撃った際に瀕死の重傷を負い、戦線離脱を余儀なくされる。その後、第13話の時点で復帰したことが明らかとなった。
第18話以降は、GTO解体の影響でエイオウと共に他組織へ異動させられてしまうが22話で参戦。エルデメテオール艦内でアスクール達の危機を救う。
エイオウ(阿王)
声 - 稲田徹
GTOのESメンバー。前作に引き続き登場。「アンプリファイア」という千里眼の能力を持っているランクはSクラス。沈着冷静な面は相変わらないが、肉弾戦は今作はほぼ皆無。前作に引き続き甘い物好き。
トリクシー(Trixie)[11]
声 - 松岡由貴
アスクールとク・フィーユの先輩ESメンバーで、階級はGランク[12]。パートナーはトロワジェイン。
陽気な性格であるが、トロワジェインの趣味には若干呆れ気味。
第9話で、Gソサエティの襲撃をトロワジェインと共に迎え撃った際にGクラス能力の尽きた隙を突かれ、ガクトエルに殺害された。
惑星アズランティアからエクレールとリュミエールを救出するための鍵となる存在であり、ク・フィーユと同じくESメンバーとなるべくエクリプスに作られた存在であった。「トリクシー」という名前も、最初の者から数えて3人目に当たることにちなんでいる。第10話での墓碑には、"Our third hope girl Trixie III Eclair"と刻まれていた。
パワーズ(Power-S)
空間干渉能力である。円盤状の重力帯であらゆるものを切断する「ディストーション・チャクラム」と言う技を使う[13]
トロワジェイン(Troisienne)[14]
声 - ゆかな
トリクシーのパートナーであり、彼女と同じくアスクールとク・フィーユの先輩ESメンバー。階級はGランク[12]
アスクールの憧れの存在であるが、ク・フィーユと同じ趣味を持っており、その夢中ぶりは彼女以上。子供としてがんばるさくらちゃんの姿に、実際には子供である自身を重ねており、ク・フィーユが作品を好きになるように誘導し、仲良くなるきっかけを作るために喫茶室にグッズをわざと忘れていった[1]
第9話で、Gソサエティの襲撃をトリクシーと共に迎え撃った際にGクラス能力の尽きた隙を突かれ、ガクトエルに殺害された。
トリクシーと同じく惑星アズランティアからエクレールとリュミエールを救出するための鍵となる存在であり、「トロワジェイン」という名前も、最初の者から数えて3人目に当たることにちなんでいる。第10話での墓碑には"Our third shinning girl Troisienne III Lumiere"と刻まれている。
パーティクレット(Particle-T)
時間干渉能力である。両手から放つミストで包んだ相手の身動きを止める「ペルセウス・イージス」と言う技を使う[13]
ディア(Di-air)
声 - 高橋夢波
イヴェールの依頼による子守を経てアスクールとク・フィーユがそのまま預かることとなった、金髪の「ESメンバー見習いの見習い」少女。7歳。言動は舌足らずでそそっかしいが、両親の人物像や所在が不明であるなど、謎が多い。好物はホットミルク
第10話以降は、アスクールやク・フィーユと共に准ESメンバーとしての地位を与えられた。能力のランクは階級外(アウター)。
その正体は、エクリプスが死の間際に自らの能力を移植した存在である「最愛の娘」(ディアドーター)。エクリプスとは別人ではあるものの、かつて彼女が生み出したESメンバー達の持つGクラス能力を使うことができる。エクリプスがディアの夢の中で語りかけているが、起きたときには忘れているという[1]
最終話では喫茶室での勤務を続けながら、正式にESメンバーとしての地位も得ている(これにより最年少ESメンバーの座をヴァイオラより奪う事となった)。
エイ・キュア(A-quare)
唇にキスした相手の特殊能力を一時的に底上げできる能力。
ヴァイオラ(Viola)、シザーリオ(Cesario)、デクステラ(Dextera)、シニストラ(Sinistra)
声 - 徳永愛(ヴァイオラのみ)
前作に引き続き登場。時間凍結事件において、エルデメテオールに交渉に赴いたあと行方不明となっていたが(GTOの観測結果ではワープゲイトが作り出した閉鎖空間に囚われていたと見られるという結果が出ていた)、24話にて復活。出番が少ないのを愚痴りながらも事件解決に協力する。
ミ・ヌゥルーズ(Mi nourose)
声 - 白石稔
「Touch&Go」の室長であり、女子寮の寮長も兼任[5]する。フルネームはミ・ヌゥルーズ・ホワイト・ロック[15]
筋骨隆々で乙女の心を持ち[16]オカマであるとWebラジオで白石本人が説明している[17]が、公式サイトなどでは公表されておらず、DVD4巻のブックレットでも少なくとも書類上では女性では?と濁されていた。
その正体は前作キディ・グレイドのコミック版キディ・グレイドリバースで登場した筋骨隆々の男性ESメンバー・ダインである。能力はCクラスの自身の身体をアンプ代わりにして発するパワー。エクリプスに請われトゥインクルたちとともにGOTTやGTOの伏兵として地球人事件や薔薇戦争事件などに参加。トゥインクル0の寿命が尽きるときの約束により、ミ・ヌゥルーズと名乗り、時間凍結事件に参加した[18]。最終話では、女装を解いた本来の姿で駆け付け、アスクール達を救出した。
アリサ(Alisa)
声 - 相沢舞
GTO本局の受付嬢。本名はアレクシア・コール[19]で前作に登場したリキッド・コールの血を引くコール財閥の令嬢である。無類のボーイズラブ好きかつ明け透けな性格をしており、受付カウンター下にもその手の本を平然と持ち込むほど。本人曰く「肩が凝る」ほどの巨乳であり、ミ・ヌゥルーズには「ホルスタイン」とまで称されている。
ベル(Belle)
声 - 堀川千華
GTO本局の受付嬢。本名はベルエール[20]。アリサとペアを組んでいる。アリサに比べると冷静な性格をしており、いわゆるツッコミ役。バストサイズはそこそこあるものの、アリサには遠く及ばないため、水泳や入浴の際には見せびらかす彼女に苛立つこともある。

Gソサエティ

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ガクトエル(Geacht'er)
声 - 日野聡
Gソサエティの総帥で、時間に干渉する特殊能力の持ち主。現在では珍しい純血のノーヴルズ。
口調こそ丁寧で人当たりも良いが、性格は冷徹かつ冷酷。他人を全く信用しておらず、Gソサエティを侮辱した者や邪魔者を殺すことも厭わない。それが自らの支援者の立場であっても容赦せず、エルデメテオールでのGソサエティ決起集会では憤怒の声を上げたニーグラム(声 - 西村知道)へ能力を使い、他者の面前で瞬殺してみせた。
首元には、バラの花を模したがある。バラを得物に用い、撃たれたことを自覚するより早く相手の急所へ撃ち込むことで、大量出血による失血死をもたらす戦法を得意とする。小説版によると、得物のバラには人体のナノマシンの機能を狂わせ血流を異常に促進させる一種のウィルスが仕込まれており、これが大量失血をもたらす原因になっている。
それ以外にも、自身の周囲空間に干渉して蜃気楼のように物理的干渉を透過させるかつてのイヴェール局長と同じ能力[1]も持っており、武器攻撃はおろか、能力攻撃すら無力化できる。かつて、時間凍結事件の際には自らだけでGOTTを疲弊させたほど。事件後は25年をかけて作り上げたGソサエティを率い、GTOの壊滅と世界の征服を目論む。
第9話では一般大衆を取り込むべく記念式典に超巨大なホログラムで登場し、GOTT(GTO)が自由や平和を奪ったとの虚言を行い、GTOを事実上の業務停止へ追い込んだが、真の狙いはトリクシーとトロワジェインの命であり、戦闘で疲弊してGクラス能力を使えなくなった2人を殺害した。
本名はアルフリート・ローゼンブルグ。祖父の遺志を頑ななまでに守ろうとしているローゼンブルグ一族の現当主であり、アスクールの実兄。
その目的は一族を破滅に追い込んだ一般階級を自らの手で滅亡させる事のみ。妹であるリーゼロッテを目の前で失ったと思い込んだ事により全宇宙人類への怨念だけで人生を送ってきた事もある。アスクールがリーゼロッテであることを確信し、その奪還と人類滅亡に執念を燃やす。しかし、自分を決して見捨てようとしなかったアスクール(リーゼロッテ)の献身的な想いに心を開き、最後は彼女を救う為に自ら犠牲となって消滅した。彼の能力はアスクールとの口づけによって彼女に引き継がれた。その墓はGTO敷地内のESメンバーを弔う墓地の敷地の傍らにひっそりと建てられた。
リトゥーシャ(Letuchaia)
声 - 今野宏美
シャドウワーカーの1人。ノーヴルズの少女。
自尊心選民思想に傾倒した性格をしており、血縁者は現在はパウークと祖母のみ。病に苦しんでいる祖母を病院に入れて貰った事が原因でガクトエルに想いを寄せている。「○○倍○○」という言葉が口癖。
エルデメテオール艦内での一連の攻防戦の後、エルデメテオールの危機に直面し、涙ながらにアスクールとク・フィーユに祖母を助けてと懇願。その後、危機が回避され祖母と艦内の5万人の民衆を救ってくれた事で戦意を喪失、投降する。エピローグではGTO施設内の病院に転院させて貰った祖母をパウークと見舞っている。
クレイジー・クラッカー(Crazy cracker)
衝撃波を起こすヨーヨーのような能力。
パウーク(Pauki)
声 - 松元恵
シャドウワーカーの1人。リトゥーシャの従兄弟でパートナー。リトゥーシャと同じく、「クレイジー・クラッカー」の使い手。
リトゥーシャほど露にはしないが、自尊心と選民思想に傾倒した性格をしており、彼女に想いを寄せている。その理由は昔、リトゥーシャに命を救ってもらったことから。
リトゥーシャとパウークの2人はパイロット版の段階では敵でも味方でもないライバルとして設定が進められていたという。
サフィル(Saphir)
声 - 水原薫
シャドウワーカーの1人。リュビスと共に半世紀前から暗躍している暗殺のプロ。「口調は京言葉。穏やかそうに見えるが冷酷な性格で、ガクトエルのためなら、相手を欺く手段を使うことも厭わない。付き合いの長いリュピスでさえ、ガクトエルに逆らう行動に出た際は、容赦なく殺害しようとさえした。自室は散らかし放題で汚いが、サフィル本人はその方が使いやすい状態らしい。
正体は、何者かによって生み出された人工生命体の1人。かつてはノーヴルズへ与した政府の下で要人暗殺に使われていたが、デュカリオンの件を境に掌を返した彼らによって能力を封じられ、25年もの間獄中の身となる。その果てに、電撃拷問で殺されそうになっていたところをガクトエルによって救出され、Gソサエティへ参加した。
ガクトエルには心酔以上の感情を抱いている。終盤のエルデメテオール艦内での攻防戦の折にはガクトエルの思想を支持し続け、最終的に一人だけガクトエルの傍に居続けたが、ク・フィーユに身体の時間停止をかけられ、量子転換反応の起きているアズランティアに飲み込まれた。
フリジディティ(Frigidity)
氷結能力で、自在に氷を精製・射出できる。
リュビス(Rubis)
声 - 斎藤楓子
シャドウワーカーの1人。サフィルのパートナーであり、彼女と共に半世紀前から暗躍している暗殺のプロ。冷酷かつ好戦的な性格であり、相手を痛めつけて喜んでいるような節も見られる。かなりの大食。獣人化した時の姿からディアからは「ネコさん」と呼ばれている。
正体は、サフィルと同じく何者かによって生み出された人工生命体の1人。政府に使われた果てに殺されそうになったところをガクトエルによって救出され、Gソサエティへ参加した。そのため、ノーヴルズのことは嫌っていないが、庶民のことはそれ以上に快く思っていない。しかし、仲間や命に対する思いは大切にしており、ほんの少しの間仲間として過ごしたク・フィーユや幼いディアに手を出す事はなく、サフィルがエルデメテオール5万人の民衆すら犠牲にしようとした時には民衆の命の方を重視した。
エルデメテオール艦内での一連の攻防戦の後、艦内の5万人の民衆を救ってくれた事で戦意を喪失、投降する。その後、崩壊するエルデメテオールから救出され、エピローグではGTO施設内の病院で療養する姿が見られる。
ゾアントロープ(Zoanthrope)
獣人化能力で、変身後の全身はヒョウ似となる。また、両手の爪を自在に伸ばし、刺突攻撃も行える。
トーチ(Torch)
声 - 中井和哉
名前は「篝火(torch)」を意味する。シャドウワーカーの1人。飄々としており、友情に厚い性格。元は「Galactic Criminal Police Organization(銀河刑事警察機構)」の捜査官だったが、私利私欲を肥やしてきた上官の不正を暴こうとして濡れ衣を着せられたシェイドを追った際に、自らも上官に濡れ衣を着せられて切り捨てられる。その窮地にガクトエルが駆け付け、追手を殲滅してくれたことから、シェイドと共にGソサエティへ参加した。GCPOでのシェイドとの勤務自体は現在のトーチにとっては良い思い出らしく、自室にはその当時の写真が掲示してある。
サフィルと同じく、自室は散らかし放題で汚い。その上、汚い室内を能力で綺麗なように見せかけている。
エルデメテオールでの最終決戦の折、ガクトエルに叛意を翻した為薔薇の洗礼を受ける。エピローグではシェイドと共に佇む姿が見られる。
ミラージュ・L(Mirage-L)
光学系幻影能力で、光に干渉して物体を透明化させることができる。
シェイド(Shade)
声 - 飛田展男
名前は「日除け(shade)」を意味する。シャドウワーカーの1人。トーチのパートナー。
冷静かつ無愛想ではあるが、トーチと同じく友情に厚い性格。トーチと同じく元はGCPOの捜査官だったが、私利私欲を肥やしてきた上官の不正を暴こうとして濡れ衣を着せられる。追手達に追い詰められた窮地からガクトエルが救出してくれたために彼を崇めるようになり、トーチと共にGソサエティへ参加した。
ガクトエルが自ら以外誰も信用していないことには胸を痛めているが、彼への忠誠心は大きく、Gソサエティを侮辱した者に対しては怒りを隠さない。
エルデメテオールでの最終決戦の折、ガクトエルに叛意を翻したトーチをかばいサフィルの氷柱攻撃を受ける。トーチと共に量子転換反応の起きているアズランティアに落ちていった。エピローグではトーチと共に佇む姿が見られる。
ミラージュ・D(Mirage-D)
精神系幻影能力。相手の精神に干渉して幻覚を見せることができる。また、その能力を応用して対象者の記憶を改竄することもできる。
コア
声 - 小菅真美
リトゥーシャの下で働いているメイド嬢。リトゥーシャの我侭には手を焼かされており、気苦労が絶えない。
元々はガクトエルによって付けられた監視役であるが普段の職務には忠実[要出典]。エピローグではリトゥーシャ達に付き添い彼女の祖母を介護する場面が見られる。

ノーヴルズ

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アーニス
声 - 榊原良子
第8話でエルデメテオールでのGソサエティ決起集会へ出席した、貴婦人風の女性。表の顔は銀河系の財閥シオン・メイ財団のトップであり、経済界の第一人者。第9話ではGTOの記念式典にも出席していた。小説版によると、第9話の記念式典の事件においては、シオン・メイ財団が握るマスコミによりGTOを貶めるための世論操作のため捏造報道をいとわなかった。24話の解決以後、財団が崩壊したとされている。
バジル
声 - 郷里大輔大友龍三郎(第19話以降[21]
第8話でエルデメテオールでのGソサエティ決起集会へ出席した、スキンヘッドの男性。表の顔は惑星評議議長であり政界の第一人者である。第9話ではGTOの記念式典にも出席していた。Gソサエティに組していた理由は、惑星アズランティアの利権が目的で近づいており、理念には共鳴していない。

その他

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シュウ
声 - 若本規夫三浦祥朗(青年期)
第12話に登場。前作のシュバリエ・ドートリッシュが赤子から人生をやり直した存在であり、エクレールを母として育つ。50年後の現在では前作登場時とほぼ同じ初老の容姿となっている。
惑星アズランティアへ向かうエクレールを見送る頃には青年となっており、彼女に再会を約束させるが、それは叶わなかった。現在では普通に老いていく自身を憂いながら、当時と変わらぬエクレールとの再会を夢見て年1回、アズランティアの宙域へ花を手向けに訪れている。
最終話ではエクレールと再会した。

メカニック

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前作も併せて参照のこと。

宇宙船

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ラファール
トリクシーとトロワジェインの高速巡航艦。ランダムバインダー式ナノミストビームキャノン2門、多弾頭ミサイル、ビームシールド、光学迷彩などの兵装を持つ他、簡単な人語を介しての応答が可能。
第9話でトリクシー達の死亡とほぼ同時に撃墜されて旧GOTT本局ビルへ激突し、大破してしまう。
ミストラル
アスクールとク・フィーユに与えられた高速巡航艦。船体色は青系統。機体の形状や配色こそ異なるが、ラファールを改修した艦体である[1]。唯一異なる兵装としてランダムバインダー式のナノミストビームキャノンが4門に強化されている。
エルデメテオール
Gソサエティの巨大宇宙移動要塞。多数の人間が生活できる自然豊かな居住区の他、巨大なワープゲート4基を有し無数の兵装や艦船を備えた拠点でもある。
4基のワープゲートをフルパワーで駆動する事により惑星1つをまるまるワープさせる事が可能。この威力で銀河爆弾と化したアズランティアをアイネイアース付近にワープさせた。

ガードロボット

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トライアンフ
声 - 白石稔
トリクシーとトロワジェインのガードロボット。ビームキャノンや光学迷彩などの兵装を持つ他、簡単な人語を介しての応答が可能。また、飛行形態(ビークルモード)へ変形すると、機体上部に5人までの搭乗が可能となる。
第9話でトリクシー達の死亡とほぼ同時に撃墜され、アスクール達の目の前で機能を停止してしまう。
ティフォン
声 - 白石稔
アスクールとク・フィーユに与えられたガードロボット。業務停止命令処分中のGTOで製造されたため、新造ではなくトライアンフを改修した機体である。機体の形状や配色は異なるが、兵装や応答はトライアンフに準拠。搭載AIもトライアンフのものを引き継いでいるため、同じ口調で応答を行う。口癖は「アカンベー」。
ケンタウロスのような四足歩行形態への変形も検討されていたが、本編には登場しなかった。
  1. ^ a b c d e f g h i j 小説版一巻による
  2. ^ 公式サイトのキャラクター設定より。
  3. ^ a b 『ぴゅあ』第1巻巻末の設定資料集より。
  4. ^ 極端に落ち込んだりすると逆に的確に作業をする。
  5. ^ a b テレビアニメ第2話より。
  6. ^ 事件の責任を取らされる形で業務停止命令を受け、ESメンバーは活動ができなくなってしまったため、対Gソサエティ用の緊急避難的措置である。
  7. ^ a b 第14話より
  8. ^ 第4話ではディアに真剣な表情で同い年(7歳)と語った
  9. ^ 第12話から兆候が見られ、第14話では深刻になっている
  10. ^ a b 第12話より
  11. ^ 公式サイトのキャラクター設定より。
  12. ^ a b 『ぴゅあ』第1巻より。
  13. ^ a b 小説版にて判明。後に「最期の共鳴」にてアスクールとク・フィーユに継承される。
  14. ^ 公式サイトのキャラクター設定より。
  15. ^ 月刊ニュータイプ2010年2月号より。
  16. ^ 公式サイトの番組及びキャラクター紹介より。
  17. ^ Webラジオ第1回より
  18. ^ ラジオドラマ「さうんどおんりぃ」第20回による
  19. ^ DVD4巻のブックレットより
  20. ^ DVD4巻のブックレットより。
  21. ^ 郷里大輔の死去による代役。