利用者:星の王子さま/sandbox
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大岩 宝新 | |
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生誕 | 2006年12月9日(17歳) |
出身地 | 日本 東京都 |
ジャンル | クラシック |
職業 | ヴァイオリニスト |
担当楽器 | ヴァイオリン |
活動期間 | 2020年 - |
公式サイト | 大岩宝新 - Takara Oiwa Official Instagram |
大岩 宝新(おおいわ たから、Takara Oiwa、Такара Ойва、2006年12月9日 - )は、日本のクラシック音楽のヴァイオリニスト。東京都出身。 第72回全日本学生音楽コンクール全国大会ヴァイオリン部門小学生の部で第2位および横浜市民賞(聴衆賞)受賞。 第73回全日本学生音楽コンクール全国大会ヴァイオリン部門中学生の部で第1位および横浜市民賞(聴衆賞)、サントリー芸術財団名器特別賞他多数の副賞受賞。 東京藝大ジュニア・アカデミー第3期生修了。ソロコンサートの開催、藝大フィルハーモニア管弦楽団、東京ヴィヴァルディ合奏団と協奏曲を共演。 これまでに石崎俊子、山崎貴子、玉井菜採、高橋奈緒に師事。フォルマシオン・ミュジカルを照屋正樹に師事。
来歴
[編集]2006年
[編集]- 男女の双子として生まれる[1]。
2009年
[編集]- 都内に住んでいた頃自宅の前に音楽教室ができたことをきっかけに、友達と通い始めたのが音楽との出会い。3歳からピアノを習い始める[2]。
2010年
[編集]- ヴァイオリンをピアノと並行して始める。
2015年
[編集]- 本人の強い希望により小学校3年生の夏にヴァイオリンに絞り、石崎俊子のもとで本格的にヴァイオリンを始める[3]。東葛ジュニア弦楽オーケストラ入団。
2016年
[編集]2018年
[編集]- 第72回全日本学生音楽コンクール全国大会ヴァイオリン部門小学生の部で第2位および横浜市民賞(聴衆賞)受賞[4]。審査員を務めた桐山建志は大岩のヴァイオリン協奏曲第5番(モーツァルト)の演奏に関し、「モーツァルトらしさという点からすると疑問だが、楽器を弾くことの巧みさを見せ、表現力も豊かで魅せられた。」と毎日新聞紙上で講評している[5]。
2019年
[編集]- 第73回全日本学生音楽コンクール全国大会ヴァイオリン部門中学生の部で第1位および横浜市民賞(聴衆賞)を受賞し同世代ヴァイオリニストの頂点を極めた。受賞直後の感想をNHKのインタビューを求められ「最高です。だいぶ緊張しましたが悔いなく弾けて良かったです。」と実力を出し切った満足感を表明した[6]。数多く受賞した副賞の中でも名誉あるサントリー芸術財団名器特別賞を受賞し、同財団より1669年製Jacob Stainerの3年間貸与を認められた[4]。同賞は楽壇から石井志都子、コンクール諮問委員と藤原浜雄、前橋汀子、財団から濱岡智専務理事、各界の有識者らが選定に当たった[7]。
- 東京藝大ジュニア・アカデミーに第3期生として入校し、山崎貴子東京藝術大学音楽学部准教授に師事[4]。
2020年
[編集]2022年
[編集]- 東葛ジュニア弦楽オーケストラ退団。
- 東京藝大ジュニア・アカデミーは3月で修了したが、指導者の山崎貴子、玉井菜採、高橋奈緒はその後も継続して師事。
- 練習時間をしっかり確保すること、語学の勉強のためや海外のセミナーに参加しやすいことを考慮し通信制の高校に進学[8]。
- ながれやまStyleマガジンの取材を受ける[2]。
- フランス、Tignesで開催されたムジークアルプ夏季国際音楽アカデミーに参加しDong-Suk Kang元韓国延世大学校音楽学部教授をはじめとする外国教授陣の指導を受けた[8]。最終日には教授選抜による修了コンサート(Concert des Etudiants)に出演[4]。
- 2023年1月に5STARS 大岩宝新ヴァイオリン・リサイタル開催にあたり、音楽評論家山田治生およびエンタメ系編集ライター宮崎新之のインタビューを受け、イープラスのエンタメ特化型情報メディアSPICE[8]およびローチケ情報サイト[9]にそれぞれ掲載された。
2023年
[編集]- フォルマシオン・ミュジカルを照屋正樹に師事。
- 2回目のソロコンサートを東京、浜離宮朝日ホールにて開催。
- Jacob Stainerの3年間の貸与期間終了。
- 2023年度官民協働海外留学支援制度~トビタテ!留学JAPAN(第8期生)に採用され、当制度を利用して前年に続きムジークアルプ夏季国際音楽アカデミーに参加しDong-Suk Kang元韓国延世大学校音楽学部教授、Roland Daugareilパリ国立高等音楽院教授、Yuki Daugareilパリ音楽院教授、ローザンヌ音楽院教授らの指導を受けた[10]。
- 9月よりスイスロル市にあるInternational Menuhin Music Academy(IMMA)に3年間の留学[11]。
人物
[編集]- おもちゃの楽器で遊ぶなど、小さい頃から音楽が好きであった[3]。
- 愛称は「たーちゃん」[12]。
- 小中学生当初、平日は5時間ほど、休日は7から10時間練習に充て旅行の際もバイオリンを持ち歩き、どんなに疲れていても練習を欠かさないという驚異的な集中力を持つ努力家。また指導者の石崎俊子は「ものすごい吸収力の持ち主」であると太鼓判を押している[3]。
- チョコボールが大好きで買い続け、銀のエンゼル5枚をため念願のおもちゃのカンヅメまでを入手した[13]。
- ちょっとシャイでゲーム大好き少年。そして彼のヴァイオリンは天上界からの音であるとその魅力について教室指導者が明かしている[14]。
- 飛行機が好き。またお気に入りの一眼レフカメラを駆使した写真を撮ることが好き[15]。
- 高性能なレコードプレイヤーを接続したオーディオセットを所持し、敢えてレコード音質を重視した音楽鑑賞を楽しんでいる[16]。
- ヴァイオリンを弾いている時、どんな時が楽しいですか?という質問に「舞台に立っている時です。」とそのプロ意識の高さをNHKのインタビューで即答している[6]。
- 高校生となった現在、練習時間は毎日8~10時間ほどで、好きな音楽家はモーツァルト[2]。
- 将来は世界、特にバイオリンの本場ヨーロッパで活躍したいとの大きな夢を持っている[3]。
- 地元選出の齋藤健元法務大臣と交友があり、ソロリサイタルへの招待のために大臣室への表敬訪問を行っている[17]。
受賞歴
[編集]2015年
[編集]- 第28回島村楽器音楽コンクール ピアノ小学1・2年生部門本選会において銅賞受賞[注釈 1][18]。
- 第9回ベーテン音楽コンクール自由曲コース ピアノ部門 小学3・4年生の部全国大会ベスト30賞受賞[19]。
2016年
[編集]- 第9回国際ジュニア音楽コンクールViolin C部門(小3,4)第5位受賞[注釈 2](公式演奏動画[20])[21]。
- 第31回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール弦楽器部門小学生中学生の部全国大会審査員賞ならびに千葉本選銀賞受賞[22]。
2017年
[編集]- 第10回国際ジュニア音楽コンクールViolin D部門(小5,6)第4位受賞[注釈 3](公式演奏動画[23])[24]。
- 第33回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール弦楽器部門小学生高学年の部第5位受賞[25]。
2018年
[編集]- 第12回セシリア国際音楽コンクール弦楽器部門小学5.6年の部第3位受賞[26]。
- 第2回K弦楽器コンクール優秀賞受賞[27]。
- 第11回国際ジュニア音楽コンクールViolin D部門(小5,6)第1位受賞[注釈 4](公式演奏動画[28])[29]。
- 第35回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール弦楽器部門小学生高学年の部第1位受賞[30]。
- 第19回大阪国際音楽コンクール Section I: 弦楽器部門Age-E3第3位受賞[31]。
- 第72回全日本学生音楽コンクール全国大会ヴァイオリン部門小学生の部で第2位および横浜市民賞(聴衆賞)受賞[4]。
- 千葉県教育奨励賞受賞[32]。
2019年
[編集]- 第2回Kグランプリコンクールグランプリ優秀賞受賞[33]。
- 第12回国際ジュニア音楽コンクールViolin E部門(中学生)第2位受賞[注釈 5](公式演奏動画[34])[35]。
- 第2回日本奏楽コンクール弦楽器部門中学の部で第1位ヴィルトォーゾ賞受賞[36]。
- 第37回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール弦楽器部門中学生の部第2位受賞[37]。
- 第73回全日本学生音楽コンクール全国大会ヴァイオリン部門中学生の部で第1位および横浜市民賞(聴衆賞)、兎束賞、東儀賞、かんぽ生命奨励賞、サントリー芸術財団名器特別賞受賞[4]。
- 第13回ベーテン音楽コンクール自由曲コース弦楽器部門中学生の部1位受賞[38]。
- 千葉県教育奨励賞受賞[32]。
2020年
[編集]演奏歴
[編集]2016年
[編集]- 5月3日、第2回若い芽のコンサート(アミュゼ柏・1階プラザ)[41]。
2017年
[編集]- 4月16日、第3回若い芽のコンサート(取手ウェルネスプラザ)[42]。
2018年
[編集]2019年
[編集]- 4月13日、第5回若い芽のコンサート(我孫子市・ふれあいホール(けやきプラザ2F))[45]。
- 6月14日、渡英しロンドンのST. GEORGE’S PARISH CHURCHで開催されたFriday and Saturday Recitals in St George’sにて演奏[46]。
- 12月14日、学コン全国大会出身者が出演するコンサート、サロンコンサートVol.3(ギャラリー&スペース弥平)[注釈 6][47]。
2020年
[編集]- 10月3日、大岩宝新ヴァイオリン・リサイタル(スターツおおたかの森ホール)[注釈 7](公式演奏動画(抜粋)[48][49][50][51])(共演:Pf小森谷裕子、Vc石崎翔子、Vla城野聖良、Vn清水伶香)[32]。
- 11月7日、学コン全国大会出身者が出演するコンサート、サロンコンサートVol.1(Sala MASAKA)[注釈 8][52]。
- 11月14日、第73回全日本学生音楽コンクール1位入賞者によるコンサート(横浜市戸塚区民文化センター)[注釈 9][53]。
2021年
[編集]- 3月、東京藝大ジュニア・アカデミー第4回成果披露演奏会において選抜され藝大フィルハーモニア管弦楽団(迫昭嘉指揮)とヴァイオリン協奏曲 (シベリウス)を共演[4]。
- 4月10日、第7回若い芽のコンサート(スターツおおたかの森ホール)[注釈 10][54]。
- 5月15日、藝大生と藝大ジュニア・アカデミー生によるジョイントコンサート(スターツおおたかの森ホール)[注釈 11](公式演奏動画(抜粋)[55])(共演:Pf小森谷裕子、Vn城野聖良、清水伶香、辻遙)[56]。
- 9月12日、第15回若い芽のコンサート~国内外の音楽コンクール上位入賞者を招いて~(調布市文化会館たづくり「くすのきホール」)[注釈 12][57]。
2022年
[編集]- 3月11日、小林研一郎指揮ウクライナ応援コンサート(池袋西口公園野外劇場グローバルリングシアター)(コバケンとその仲間たちオーケストラの一員として急遽参加)[注釈 13](豊島区公式アーカイブ動画[58])[59]。
- 5月14日、東京ヴィヴァルディ合奏団第123回 初夏の定期演奏会 ~香り高き芍薬のはにかみ~にてヴァイオリン協奏曲第5番 (モーツァルト)を共演(第一生命ホール)[60]。
- 10月29日、野田市立二川中学校〈芸術鑑賞会〉にて演奏[注釈 14](公式演奏動画[61][62])[63]。
- 11月12日、第23回 紫焔窯陶芸展 - 田口佳子作陶40周年記念展にて演奏(流山市生涯学習センターギャラリー)[注釈 15][64]。
2023年
[編集]- 1月14日、5STARS VOL.4 大岩宝新ヴァイオリン・リサイタル(浜離宮朝日ホール)[注釈 16](共演Pf佐野隆哉[65])[4]。
- 10月2日、CRESCENDO CONLAMUSICA,10ANS!(Rosey Concert Hall)[66]。
- 12月2日、The concert at Lens church in Switzerland[67]。
- 12月10日、Chamber music concert at Crans sur Céligny[68]。
2024年
[編集]- 2月26日、アカデミーメンバーでの合同コンサート (Rosey Concert Hall)[69]。
- 3月8日、Concert at Victoria Hall in Geneve[70]。
- 3月20日、ベルンにて序奏とタランテラ(パブロ・デ・サラサーテ)をソロ演奏で披露[71]。
- 6月22日、Chaplin en MusiqueにてMenuhin Music Academyメンバーでのコンサート出演[72]。
- 7月19日、The Concert at CHIUSI in Italy. Menuhin Music Academyメンバー及び樫本大進との共演コンサートに出演[73]。
- 11月8日、Concert at TPR - Le Théâtre Populaire Romand in La-Chaux-de-fonds[74]。
師事歴
[編集]これまでに石崎俊子に師事、山崎貴子東京藝術大学音楽学部准教授、玉井菜採東京藝術大学音楽学部教授、高橋奈緒に師事。フォルマシオン・ミュジカルを照屋正樹に師事[4]。
出演歴
[編集]ラジオ
[編集]- 第72回全日本学生音楽コンクール全国大会(2019年1月4日NHK-FM放送)[注釈 17][75]。
- 第73回全日本学生音楽コンクール全国大会(2020年1月4日NHK-FM放送)[注釈 18][76]。
ネット配信
[編集]- 2023年1月14日にリサイタルを行う16才のヴァイオリニスト、大岩宝新コメント動画(columbia classics公式instagram動画[77])。
外部リンク
[編集]- 大岩 宝新 - Takara Oiwa Official Instagram (@takara_oiwa.violin) - Instagram
- Takara Oiwa - Violin - YouTubeチャンネル
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 祭り(ギロック)
組曲「道化師の涙」より~楽しみ(轟千尋) - ^ ヴァイオリン協奏曲第9番第3楽章(ベリオ)
- ^ 24のカプリス 第5番(ローデ)
- ^ 無伴奏パルティータ第3番プレリュード(バッハ) BWV1006
ヴァイオリン協奏曲第4番 (ヴュータン) - ^ 無伴奏パルティータ第2番Allemanda(バッハ) BWV1004
24のカプリースOp.1より第13番(パガニーニ) - ^ スコットランド幻想曲(ブルッフ)他 (ピアノ伴奏田中麻紀)
- ^ カンタービレ(パガニーニ)
ツィガーヌ(ラヴェル)
ヴォカリーズ (ラフマニノフ)
なつかしい土地の思い出よりメロディー(チャイコフスキー)
アメリカの思い出ヤンキードゥードゥル(ヴュータン)
シャコンヌ(ヴィターリ)
ピアノ三重奏曲第1番 (メンデルスゾーン)
ピアノ五重奏曲 (シューマン)第1楽章
アンコール:金髪のジェニー(フォスター) - ^ 4つのロマンティックな小品 (ドヴォルザーク)作品75第1曲アレグロ・モデラート
ツィガーヌ(ラヴェル)
シンコペーション(クライスラー)
シャコンヌ(ヴィターリ)(ピアノ伴奏小森谷裕子) - ^ 4つのロマンティックな小品 (ドヴォルザーク)作品75第1曲アレグロ・モデラート
ツィガーヌ(ラヴェル)(ピアノ伴奏小森谷裕子) - ^ ヴァイオリン協奏曲 (シベリウス)ニ短調 作品47第2、3楽章(ピアノ伴奏小森谷裕子)
- ^ 悪魔のトリル(タルティーニ)
ヴァイオリン協奏曲 (シベリウス)ニ短調 作品47第2、3楽章
アンサンブル(1stVn):愛の挨拶(エルガー)
歌劇カヴァレリア・ルスティカーナ(マスカーニ)間奏曲 - ^ ヴァイオリン協奏曲 (チャイコフスキー)作品35 第1楽章
- ^ ウクライナの国歌(ウクライナ人オペラ歌手による独唱)
フィンランディア
ロンドンデリーの歌
ボレロ (ラヴェル) - ^ コレッリの主題による変奏曲(クライスラー)
故郷 (唱歌) - ^ 金髪のジェニー(フォスター)
- ^ ヴァイオリンソナタ第28番 (モーツァルト)ホ短調 K. 304
コレッリの主題による変奏曲(クライスラー)
ドヴォルザークの主題によるスラヴ幻想曲(クライスラー)
24のカプリースOp.1より第20番(パガニーニ)(シューマンがピアノ伴奏を施したヴァージョンにて演奏)
ヴァイオリンソナタ第1番 (グリーグ)
序奏とロンド・カプリチオーソ(サン=サーンス)
アンコール:金髪のジェニー(フォスター)、F.A.E.ソナタからスケルツォ(ブラームス) - ^ ヴァイオリン協奏曲第5番 (モーツァルト)
- ^ スコットランド幻想曲(ブルッフ)序章、第1、第2楽章
出典
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- ^ 毎日新聞、2019年12月25日、18面
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