利用者:旧3号線/sandbox

天神ビッグバン（てんじんビッグバン）は、福岡県福岡市中央区天神地区の都市再開発に関する施策。

概要

福岡市中央区天神の天神交差点から半径500mの地域を対象に、国家戦略特区の規制緩和を活用し、老朽化した民間ビルの建て替えや交通アクセス性の向上等を行うことにより、福岡市の中心市街地である天神地区の都市機能強化を図る施策である。

経緯

• 2015年（平成27年）2月24日　福岡市が「天神ビッグバン」について初めて発表。10年でビル30棟の建て替えを目標とし、ビル建替え完了後から、新たに毎年約8,500億円の経済波及効果を見込むとした。
• 2015年（平成27年）11月19日　西日本鉄道（西鉄）が天神地区にある水上公園の整備計画を発表。
• 2016年（平成28年）3月　福岡市が容積率について、これまで最大400％としてきた上限を450％に拡大。
• 2016年（平成28年）7月16日　「天神ビッグバン」第1号の施設となる、天神地区の水上公園がリニューアルオープン。再整備は、福岡市から受託された西鉄が行った。
• 2017年（平成29年）8月　西鉄が旧大名小学校に隣接する土地（約2,000㎡）と建物を、オンワード樫山から61億5千万円で取得。
• 2017年（平成29年）10月31日　福岡市が旧大名小学校跡地活用における事業者の公募を開始。
• 2018年（平成30年）10月2日　イオン九州は「イオンショッパーズ福岡店」の5階から8階部分を、オフィスビルに改装し貸し出すと発表。再開発によるオフィスビル需要に応える。
• 2019年（平成31年）1月9日　三菱地所が「イムズ」の営業を、2021年度中に終了すると発表。

主な事業設

事業・施設名	事業主	開業日
天神ビジネスセンター	福岡地所	2021年9月末（予定）
天神一丁目11番街区開発プロジェクト（仮称）	西日本鉄道	2024年度内（予定）
水上公園	水上公園整備・管理運営コンソーシアム	2016年7月16日