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利用者:愛球人/sandbox3

(2016年版)

冒頭説明(逢田梨香子)

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逢田 梨香子(あいだ りかこ、1992年8月8日- )[1]は、日本声優(元子役)、歌手

賢プロダクションに所属[2]東京都出身。

愛称はりきゃこ[3]Aqoursのメンバーでもある。かつては、「伊藤 梨花子(いとう りかこ)」名義で活動していた[4][注 1]

人物(逢田梨香子)

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中学生のとき、テレビアニメ『銀魂』に出会い、「自分もこんな作品に出たい」と思い、声優を志すようになった[5]

影響を受けた人物であり、憧れの存在でもある人物として、喜多村英梨を挙げている[6]。理由として、「こんなにも自分の世界観を持ったアーティスティックな声優さんがいるんだ!」と強い衝撃を受けたことを述べている[7]

自身の声優人生において、『ラブライブ!サンシャイン!!』(桜内梨子役)は、「(声優として)初めて頂いた大きな役」[8]であるとのこと。オーディションに受かったときは、「応援してくれた人たちに恩返しができる」と感じて、とても嬉しくて泣いてしまったという[9]

自身の声優としての心掛けとして、「登場人物の心情、一つ一つの台詞の意味を深く考えるようにしている」[10]「無理に声を作るのではなく、自然に出てきた言葉を大事にしたい」[11]と心掛けているとのこと。

Aqoursの活動において、リーダーである伊波杏樹が毎回本気でぶつかってきてくれることが励みになっているという[12]

座右の銘として、「初志貫徹」[13]を挙げている。理由として、「最初に決めたことは諦めずに、やり通したいから」と述べている[14]

自身の声質について、「(声域が)低い部類」と述べているが、それがむしろ、落ち着いた性格として描かれている梨子のイメージを表現できる後押しになるかも、と述べている[15]

自身の特徴について、「一度こうと決めたら絶対に曲げない」[16]「人見知り」[17]「雨女」[18]と述べている。そのため、「芯が強くて、自分の思ったことを主張できる」ことや、「名前が自分と似ている」梨子には、親近感を抱くとのこと[19]。人物的特徴として、Aqoursのメンバーである伊波は「踊っているときの表情が特にさわやかで素敵」[20]斉藤朱夏は「いつも真剣に全力でぶつかってきてくれてありがたい」[21]という趣旨の発言を、それぞれ述べている。

帰国子女であるとのこと[22]。犬が大好きであり、柴犬を飼っているという[23][24]。趣味はDVD鑑賞[25]。特技は英会話[26]。毎朝、白湯を飲むことを習慣としているとのこと[27]。また、本人曰く、「絵心がない」とも述べている[28]

(2019年、修正前版)

冒頭説明(逢田梨香子)

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逢田 梨香子(あいだ りかこ、1992年8月8日[29][30]- )は、日本女性声優(元子役)、歌手賢プロダクション所属[29]東京都出身。

愛称はりきゃこ[31]Aqoursのメンバーでもある。かつては、「伊藤 梨花子(いとう りかこ)」名義で活動していた[32][33][注 2]

人物(逢田梨香子)

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経歴

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小学2年生から5年生までの4年間、ロサンゼルスでの在住経験のある、帰国子女である[34][35]

2012年頃から女優として活動を始め、2014年に声優としてデビュー。芸能界入りした当初は、「伊藤梨花子」名義で活動。当時はフロム・ファーストプロダクションに所属していた[36]

2015年、『ラブライブ!』の続編シリーズ『ラブライブ!サンシャイン!!』(桜内梨子役)への出演が決まり、Aqoursとしての活動を開始。

2015年9月29日、自身のTwitterを開設[37]。2016年10月1日、自身のinstagramを開設した[38]

活動・人物

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テレビアニメ『銀魂』に出会ったことがきっかけで、アニメに興味を持ち、「自分もこんな作品に出たい」と声優を志す[34]。影響を受けた声優は、喜多村英梨を挙げており、理由として「こんなにも自分の世界観を持ったアーティスティックな声優さんがいるんだ!」と強い憧れを持ったと述べている[34]

舞台や芝居の経験はあったが、声優としては『ラブライブ!サンシャイン!!』の桜内梨子役が初めての大きな役だという[39]。オーディションに受かったときは、「応援してくれた人たちに恩返しができる」と感じて、とても嬉しくて泣いてしまったという[34]アフレコで多くの言葉を話すことは初めての経験で、最初は戸惑い、セリフを言うことだけで精一杯だった。梨子の気持ちや内面をつかむことができるようになると、そこからはアフレコが楽しくなったという[39]

『サンシャイン』のアフレコにおいて、リーダーである伊波杏樹が毎回本気でぶつかってきてくれるため、「全力で応えたい気持ち」が強くなるという[40]。伊波は、逢田について顔がタイプであり、「大変だと思っている瞬間を吹き飛ばしてくれる笑顔をもっている」[41]と評している。 また、2016年9月のツイートにて、「Aqoursのみんなと過ごした時間は、人生の中でも本当に濃密な時間でした」と述べている[42]。梨子について、「いつも可愛くて、私の中の憧れの女の子でもある」[43]と述べている。

座右の銘として、「初志貫徹[34]を挙げている。

自身の声質は低いと分析している[39]。かわいい声を羨む時期もあったが、梨子が「落ち着いている女の子」のため、「自分の声に合っているのかな」と述べている[39]

自身の特徴について、「一度こうと決めたら曲げないところがある」[39]、「人見知りでマイペースな性格」[39]と述べている。そのため、名前や性格が自分と似ている面を持つ梨子には、「運命的なもの」を感じているという[39]

犬が大好きであり、柴犬を飼っている[34]。趣味はDVD鑑賞[34]。特技は英会話[39]。また、本人曰く、「絵心がない」とも述べている[39]

親交のある人物として、女優の梶原ひかり[44][注 3]を挙げている。

2017年2月25日2月26日に開催された「ラブライブ!サンシャイン!! Aqours First LoveLive! 〜Step! ZERO to ONE!!〜」にて、『想いよひとつになれ』において、アニメ本編の映像と合わせて逢田自らがピアノを演奏するという試みが行われた。それまでは音符も読めない素人だったものの、約3ヶ月間練習を行った[45]

2019年3月14日にTwitter、Instagram、YouTubeLiveで放送された番組にてDMM music/Astro Voiceレーベルより、声優アーティストとしてデビューすること発表した。

(2019年、修正後版)

冒頭説明(逢田梨香子)

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逢田 梨香子(あいだ りかこ、1992年8月8日[29][46]- )は、日本女性声優(元子役)、歌手東京都出身。所属事務所は賢プロダクション[29]、所属レコードレーベルはDMM music / Astro Voice[47]

愛称はりきゃこ[48]Aqoursのメンバーでもある。かつては「伊藤 梨花子(いとう りかこ)」名義で活動していた[49][50][51][注 4]

人物(逢田梨香子)

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経歴

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声優デビューまで

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母子家庭の一人っ子として育つ[52]。小学2年生から5年生までの4年間、母の留学についていく形で、ロサンゼルスに移住する(いわゆる帰国子女である)[52][34]。渡米前は、自分が思っていることをあまり表に出せずに授業で自分から手を挙げられないような「引っ込み思案な子ども」であったが、4年間の米国生活を経て、「いい意味で、ちょっとのことでは動揺しなくなった」ことが自身の成長になり、この経験が現在の活動に活きているという(なお英語は、渡米後2か月ほどで話せるようになった)[52][53]。また、母方の祖父母も自分に優しく接してくれたため、父がいない寂しさはほとんど感じずに育ったという[52]

小学5年生のときに帰国。程なくしてスカウトされて、「ちょっとした子役やモデルの活動」をするようになる[52][54]。高校1年生のとき、ある演出家に出会い、「お芝居で勝負したい」と思うようになった。高校3年生のとき、前述の演出家が主宰する劇団で上演する舞台に出演する機会を得る。この経験を通して、芝居の方法や礼儀作法などをしっかり学ぶ機会を持てたことで自分を「心の強い人間」に育ててくれたこと、及び「君はもっとお芝居を磨いたほうがいい」という言葉を頂いて「もっと頑張ろう」と気持ちを奮い立たせることができたことが、現在の活動(特に、芝居に向き合う姿勢)に活きているという[52][55][56]

劇団での舞台出演の機会を得るのとほぼ同じ時期に、テレビアニメ『銀魂』に偶然出会ったことが、人生の転機になる(それまでは、アニメを見る機会はあまりなかった)[52][34][55][57][54]。『銀魂』との出会いは「自分の人生の夜明け」であったという[58]。このとき、特に喜多村英梨の演技に、「こういうお芝居もできるのか、声優は見ているものを楽しませるすごい仕事なんだ!」「こんなにも自分の世界観を持ったアーティスティックな声優さんがいるんだ!」と強い憧れを持つようになり、「自分の本当にやりたいことはこれなんだ!」と思い、いつしか声優の養成所のパンフレットを自ら取り寄せるようになった[52][34][54][注 5]。母に「声優になりたい」と打ち明けた際は「これからはテレビとか表の世界に出ないのは寂しい」といわれたが、最終的には「そんなに自信があるんだったらやってみたらいい」と快く送り出してくれた[52][57]。当時は「自分は声優になれるかもしれない」という「根拠のない自信」があったという[57]。なお喜多村とは、2017年10月クールに放送のテレビアニメ『鬼灯の冷徹』(第2期)で共演を果たし、劇中で喜多村と掛け合う場面もあった[59]

高校卒業後、進学をせずに掛け持ちのアルバイトをしながら、後に所属する事務所(賢プロダクション)が運営する養成所の基礎科の1期生として入る。前述のように少しの演技経験はあったが、「声優を目指すと心に決めていたので、基礎からしっかり学べる場を望んでいた」ことが理由であった。基礎科で1年間、その上の養成所で2年間学び、事務所預かりになることが決まったタイミングで、『ラブライブ!』の続編シリーズ『ラブライブ!サンシャイン!!』のオーディションに、桜内梨子役で合格した[52][34][39]。なお養成所に在籍中の2014年に、『パックワールド』(ゴースト役)で声優デビューをしている。

なお芸能界入りした当初は「伊藤梨花子」名義で活動[注 6]。当時はフロム・ファーストプロダクションに所属していた[60]

声優デビュー以後

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2015年、前述のように、『ラブライブ!サンシャイン!!』(桜内梨子役)への出演が決まり、Aqoursとしての活動を開始。程なくして自身のTwitterを開設する[61]2016年7月、『ラブライブ!サンシャイン!!』のテレビアニメの第1期が放送開始。同年10月、自身のinstagramを開設。

2017年2月にAqoursとして初めてのワンマンライブ横浜アリーナ)に出演[62][63][64]。3月、Aqoursの一員として、第11回声優アワードにて、歌唱賞を受賞した[65]。8月25日公開の映画『くまのがっこう パティシエ・ジャッキーとおひさまのスイーツ』のジャッキー役で、劇場アニメの初主演を叶える[66][67][68]。「くまのがっこう」の公開初日と同日に開催の「Animelo Summer Live 2017 -THE CARD-」(通称「アニサマ」。1日目)に、「Aqours」の一員として初出演を果たす[69][70]。10月、『ラブライブ!サンシャイン!!』のテレビアニメの第2期が放送開始。11月16日、『週刊ヤングジャンプ』の巻頭グラビアに登場(このときに初めて、「声優界最高の美女」と紹介される)[71]

2018年7月18日、スマートフォンゲーム『マップラス+カノジョ』(小宮由花役)に筆頭キャラクターとしての起用が発表される[72]。7月19日、自身の1st写真集「R.A.」が発売される(売り上げの好調により重版されて、累計発行部数は2.8万部になった)[73][74]。9月、亀田製菓Web CMに出演[75]。11月、東京ドームで開催されたAqoursの4thライブ「ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 4th LoveLive! 〜Sailing to the Sunshine〜」に出演[76][77][78]。12月31日、Aqoursの一員として、「紅白歌合戦」の出場を果たす[79]

2019年1月4日、『ラブライブ!サンシャイン!!』の劇場版が公開[80]。3月14日、「DMM music」(DMM.comとA-Sketchの共同事業である音楽レーベル)の第1弾アーティストとしてのソロ歌手デビューを発表(所属のレコードレーベルは「DMM music/Astro Voice」になる)[81]

活動・人物

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活動について

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先述のように、子どものときから芸能人を志し、高校生のときから声優を志すようになったが、2018年春のインタビューで「『表現の世界でしか生きていけないように』って自分でつぶしが効かないように退路を断っていった部分がある。他の道を全て断って声優を目指したので、中途半端な気持ちはいけないと思うし、覚悟は誰にも負けない」と思っていると述べている[52]。また、「本能のままに、自分のやりたいことだけに向かって全力で生きてきた人生」と思っているし、それが「自分らしく生きる」ことと思っているとも述べている[82]

声優を目指したときは、「裏方としての芝居。裏方として『いいアニメ』をつくれる一助になれればそれでよいと思っていた」という[52]。しかし、Aqoursの一員になったことで、「自分の生き方、声優という仕事に対する考え方が大きく変わった」[82]とのことであり、活動の過程で、「軸は声優としてありたいという気持ちは変わらない」[82]とした上で「自分の人生は一度きりであるし、いろいろな仕事をすることが自分たちに興味を持ってくれるきっかけになるので、求めてくれる人間がいる限り、せっかく声をかけて頂いたことは、何でも挑戦してみようと前向きな気持ちを持てるようになった」[52][82]という。また、声優を目指すときから、吹き替えへの挑戦はずっと念頭にあったとのことで、理由として「生身の人間っぽい声を出せる」吹き替えは「自分の声質をむしろ活かせる」と思っていたからと述べている[52][83]。その一方で、声優になった当初は「自分の声に特徴がない」ことがコンプレックスであった[59]とのことであり、また、「自分自身を言葉で表現するのが苦手だから、表現者を目指したのかもしれない」[84]「『ステージ上の自分』と『普段の自分』は、全くの別物」と自分では感じている[84]とも述べている。

自身の活動姿勢として「とにかく真面目に全力で取り組むこと」「できるだけ自然体で役を表現すること」「(演技において)自分の中から出てきた感情を素直に声に出すこと」を心掛けている。また、「悩んでいる暇があったらやってみよう、頭で考えずに直感でやってみよう、それでだめだったらまた考えてみよう」「終わったことは、あまり振り返らないようにしている。過去のことよりも、現在のことを考えていたいと思っている」ということも、活動姿勢として心掛けていることとして挙げている。理由として「いまこうして活動ができていることは当たり前ではないし、活動において明確なゴールはないと思っているから」「自分の人生は一度きりの人生なので、目の前のことにしっかり向き合って、いいことも悪いことも受け入れて、人生を楽しみたい」ことを挙げている[85][86][54][55][87]

「自分の苦手な部分を客観的に見て、そこを徹底的につぶしていくことは、(活動でも人間としても)強く意識している」と述べており、視野を拡げる一環として、いろいろなジャンルの映画や音楽に触れることを心掛けているとのことで、その理由として「声優だから、女優だからという枠にとらわれず、普段からいろいろなお芝居を見て学び続けたい、自分の活動に活かしたい」ことを挙げている[55]。その際、どちらかといえば実写作品を見ることが多いとのことで、その理由として、「役の感情をつかむためには、実写作品のリアルな芝居の方がより参考になる」ことを挙げている[88]

地声は「どちらかというと低い部類」と思っていると述べており、特に少年の役を演じるときは、ほぼ地声に近い声で臨むことが多いという[39][84]

自身の声優としての初めての主演作品として臨んだアニメ映画「くまのがっこう パティシエ・ジャッキーとおひさまのスイーツ」(ジャッキー役)では、無邪気で表情豊かで天真爛漫なジャッキーは自身と真逆の性格であり、アフレコに臨んだ当初はいろいろ考え過ぎてしまったという[66][67]。「体当たりでやってみよう」と思うようになったことで、ジャッキーのイメージが描けるようになったが、アフレコを終えたときは達成感と共に「抜け殻状態」になったという[66][67]

2019年6月発売のEP『Principal』でソロ歌手としてのメジャーデビューになったが、2018年の6月頃に、新しく立ち上げるレコードレーベル(DMM music / Astro Voice)の第1弾アーティストとして迎えたいというオファーを受けた[84][58][89][注 7]。当初は自身が将来的な歌手活動を想像していなかったこともあり「本当に自分でいいんですか?」と戸惑いがあったとのことだが、最終的には、「とりあえずやってみよう精神」が自身の信念の一つであることや、「現状に甘えたくない、新しいことに挑戦し続けてこそ成長できる。自分がどれほど成長できるかを試せる貴重な機会」と思うようになったことを理由に挑戦を決断したという[84][58][87][89][90]。また、「(新しいレコードレーベルなので)スタッフを含めてゼロからの挑戦ができる環境に惹かれた」こと、「(自分より歌唱力に優れる声優を差し置いて)自分に声を掛けてくれたことへの感謝と嬉しさ」も、歌手挑戦を決断した理由として挙げている[86][90]。なお、DMM music / Astro Voiceのレーベルヘッドを務める中川岳曰く、Aqoursの活動を通しての逢田の「『かわいらしさ』や『清潔感』の中にある『芯の強さ』」を評価してオファーしたという[91]

人物的特徴等

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「梨香子」という名前は、「美人に育つように」という願いから、母が「楊貴妃の涙」を由来に付けてくれたとのこと[59]

愛称は「りきゃこ[92][57]。また、2017年11月の『週刊ヤングジャンプ』の巻頭グラビアでの登場時のキャッチフレーズをきっかけに「声優界最高の美女」と呼ばれるようになり、自身の1st写真集『R.A.』でも、このフレーズが用いられた[71][93][94]。当初は戸惑いがあったとのことだが、「声優としてこうあるべきという固定概念をいい意味で壊したい」「自然体の逢田梨香子を見て欲しい」と思うようになり、1st写真集『R.A.』への挑戦を決心したという[93][95][96]

座右の銘は「初志貫徹[34][87]、大切にしている言葉は「一期一会[57][96]、「Life is gambling」(英語で「何が起こるかわからない」の意味)[56]。理由として、「初志貫徹」は「飽きっぽい性格なので、声優を志すと決めたからには途中で投げ出さずにずっと続けていこうという思いを込めての、自分自身への戒め」の意味があること[87]を、「一期一会」は「たくさんの人と出会ったからいまの自分があるし、いまお仕事をさせていただいているのは出会った人たちとの縁があってのことであると思うから」[96]を、それぞれ挙げている。

自身の性格について、「陰のある人間で、ネガティブ思考」[88]「一度こうと決めたら曲げないところがある」[39]「マイペース」[39]「インドア派」[66]と述べている。「人前に出ることが大好き」[54]な一方で「極度の人見知り」[54][39]であるという。また、「自分の辞書には『あきらめる』はない」[56]とも述べている。

学生時代を通して、部活動に所属した経験が全くない[87]。本人曰く、「毎日同じことを繰り返す」学校生活が苦手であり、そのため「ただなんとなく生きているだけ」の、「日陰のような、青春を感じられない学校生活」であったという[58][87]

インタビューにおいて、テレビアニメ『銀魂』との出会いが人生の転機になったことを、折に触れて言及している[52][34][55][57][54]。それ以前はアニメを見る機会があまりなかったとのことだが、幼少期は『美少女戦士セーラームーン』が大好きであったとのことで、2017年12月のインタビューでは、セーラームーンは「憧れの存在」と述べている[59]

影響を受けた人物として浜崎あゆみ[54][82]蒼井優[55]、憧れの人物として喜多村英梨[52][34][54]平野綾[82]内田真礼[84][97]、好きな人物としてGACKT[57][84]B'z[54][84]福山雅治[57]SPYAIR[54]柴咲コウ[54]堺雅人[54]、子どものときに好きであった人物としてSMAP[52]豊川悦司[52]松田聖子[56][84]大黒摩季[84]を、それぞれ挙げている。蒼井については、『アズミ・ハルコは行方不明』(2016年公開の実写映画)の等身大の演技に衝撃を受けたこと[55]、平野については、スタイルのよさ、かわいらしい声質、高い歌唱力を併せ持っていることので「自分にとって神様のような存在」であること[82]、内田については、声優としてもアーティストとしても高いレベルで務めていることから、「自分にとってのロールモデル」であること[84][97]を、それぞれ理由として挙げている。

長風呂が好きで、平均して90分くらい入浴する[56]。毎朝、白湯を飲むことを習慣としている[34][56]

親交のある人物として、女優の梶原ひかり[98][注 8]を挙げている。

Aqoursとして

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Aqoursのオーディションに臨む際は、「やるなら絶対に梨子ちゃん!」という「根拠のない自信」を持っていたという[57]。2015年4月にAqoursのオーディションに、桜内梨子役で合格した連絡を受けたが、このときは、横浜アリーナにてB'zのコンサートを鑑賞していたときであった[54][注 9]。合格の連絡を受けたときは「応援してくれた人たちに恩返しができる」と、とても嬉しくて泣いてしまったという[34]。また、オーディション合格から2年後の2017年2月に、自身のAqoursとしての1stライブの会場が横浜アリーナになったことは、「夢にも思わなかった」ことを、2017年夏のインタビューで振り返っている[54]

Aqoursの一員になったときは、「自分がアイドルのような『表に出る活動』をさせて頂くとは正直思っていなかった」とのことだが、「役を頂いたからには一生懸命やろう、とことんアイドルになろうと覚悟を決めた」という[52][87]

自身にとってのAqoursは「経験したことのないことに挑戦できる、新鮮な気持ちになれる場」[57]「遅れてやってきた青春」[55]と述べている。桜内梨子については「自分を成長させてくれる大切な存在」[57]、Aqoursのメンバーについては「同じ喜びや苦しみを共有してきた存在」[55]と、それぞれ述べている。先述のように、地声が「どちらかといえば低い部類」とのことだが、梨子が「落ち着いている女の子」であるため「自分の声質に合っているのかな」と述べている[39]

Aqoursのメンバーでは最年長であり、もともと「団体行動が苦手」であったとのことだが、「自分を年上としてではなく、一人の人間として接してくれること」がとても嬉しいとのことであり、「壁をつくらずに接してくれている証だから」を理由として挙げている[55]。梨子については、名前や性格が自分と似ているところがあり、演じるに際して「運命的なもの」を感じるという[39]

Aqoursの活動を通して学んだこととして、活動以前は「真面目」な性格がコンプレックスであり、もっと気楽に生きられたらとずっと思っていたとのことだが、梨子との出会いを通して、「真面目さ」も「ありのままの自分」の一つと、少しずつだけど前向きに受け止められるようになったという[99][84]。また、「後悔しないこと」[100]「ひとつになる想い」[100][注 10]「怖気づかずに、相手の懐に飛び込んでいく勇気」[101]「好きなことへの一途な気持ち」[101]も、Aqoursの活動を通して学んだことの一つとして挙げている。

Aqoursのライブに臨む際は、ステージ前の舞台裏で、一人一人のメンバーの顔を見てハイタッチをすることが自分のルーティンであるという[55]。メンバーと目を合わせて心を通わせるときに、メンバーが自分にとっては「大切な仲間」と実感できることが理由である[55]。AqoursのライブのMC時は「素の自分」に近い感じを心掛けている一方で、パフォーマンス時は「『桜内梨子』として全うする」ことを心掛けているという[82]

先述のように「極度の人見知り」であることから、Aqoursのメンバーの初顔合わせの席上でも、伊波杏樹が声を掛けてくれるまで誰にも話しかけられなかったという[54]。なお伊波は、逢田の特徴について「大変だと思っている瞬間を吹き飛ばしてくれる笑顔を持っている」[102]と述べている。

脚注

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注釈

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  1. ^ 主に、活動初期の2014年頃が該当。
  2. ^ 主に、活動初期の2014年頃が該当。
  3. ^ 本人曰く、(ツイッターにて)梶原について「腹心の友」と述べられている。
  4. ^ 主に、声優としての活動初期の2014年頃が該当。
  5. ^ 銀魂』で喜多村は、虚(うつろ)、吉田松陽の幼少期を演じた。なお2017年夏のインタビューでは、喜多村の演技の衝撃について『Angel Beats!』『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』での演技も理由として挙げている。
  6. ^ 声優としての活動初期(主に2014年頃)でも、「伊藤梨花子」名義での活動歴がある。
  7. ^ 時期的には、Aqoursの3rdライブツアーの開催中の時期と符合する。
  8. ^ 本人曰く、梶原について「腹心の友」であると述べている。
  9. ^ B'z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT-のこと。2015年の4月2日、4日、5日の3日間が横浜アリーナ公演として組まれていた。
  10. ^ 「メンバーもファンも、支えて頂いている人々も、『想いはひとつ』」という意味であるという。

出典

[編集]
  1. ^ 逢田梨香子”. 賢プロダクション. 2016年8月1日閲覧。
  2. ^ 逢田梨香子”. 賢プロダクション. 2016年8月1日閲覧。
  3. ^ 『声優アニメディア』2016年11月号、31頁(逢田梨香子のインタビューページ)。
  4. ^ mikakanai3018のツイート(365811128644812800)
  5. ^ 『日経エンタテイメント アニメスペシャル 声優バイブル2017』、56頁(逢田梨香子のインタビューページ)。
  6. ^ 『日経エンタテイメント アニメスペシャル 声優バイブル2017』、56頁(逢田梨香子のインタビューページ)。
  7. ^ 『日経エンタテイメント アニメスペシャル 声優バイブル2017』、56頁(逢田梨香子のインタビューページ)。
  8. ^ 『B.L.T VOICE GIRLS』VOL.27、15頁(逢田梨香子のインタビューページ)。
  9. ^ 『B.L.T VOICE GIRLS』VOL.27、15頁(逢田梨香子のインタビューページ)。
  10. ^ 『B.L.T VOICE GIRLS』VOL.27、15頁(逢田梨香子のインタビューページ)。
  11. ^ 『B.L.T VOICE GIRLS』VOL.27、15頁(逢田梨香子のインタビューページ)。
  12. ^ 『日経エンタテイメント アニメスペシャル 声優バイブル2017』、55頁。
  13. ^ 『日経エンタテイメント アニメスペシャル 声優バイブル2017』、56頁(逢田梨香子のインタビューページ)。
  14. ^ 『日経エンタテイメント アニメスペシャル 声優バイブル2017』、56頁(逢田梨香子のインタビューページ)。
  15. ^ 『B.L.T VOICE GIRLS』VOL.27、15頁(逢田梨香子のインタビューページ)。
  16. ^ 『B.L.T VOICE GIRLS』VOL.27、15頁(逢田梨香子のインタビューページ)。
  17. ^ 『B.L.T VOICE GIRLS』VOL.27、15頁(逢田梨香子のインタビューページ)。
  18. ^ 『B.L.T VOICE GIRLS』VOL.27、15頁(逢田梨香子のインタビューページ)。
  19. ^ 『B.L.T VOICE GIRLS』VOL.27、15頁(逢田梨香子のインタビューページ)。
  20. ^ 『B.L.T VOICE GIRLS』VOL.27、36頁~37頁(伊波杏樹のAqoursの2年生組としてのインタビューページ)。
  21. ^ 『B.L.T VOICE GIRLS』VOL.27、36頁~37頁(斉藤朱夏のAqoursの2年生組としてのインタビューページ)。
  22. ^ 『日経エンタテイメント アニメスペシャル 声優バイブル2017』、56頁(逢田梨香子のインタビューページ)。
  23. ^ 『声優アニメディア』2016年11月号、31頁(逢田梨香子のインタビューページ)。
  24. ^ 『日経エンタテイメント アニメスペシャル 声優バイブル2017』、56頁(逢田梨香子のインタビューページ)。
  25. ^ 『日経エンタテイメント アニメスペシャル 声優バイブル2017』、56頁(逢田梨香子のインタビューページ)。
  26. ^ 『B.L.T VOICE GIRLS』VOL.27、15頁(逢田梨香子のインタビューページ)。
  27. ^ 『日経エンタテイメント アニメスペシャル 声優バイブル2017』、56頁(逢田梨香子のインタビューページ)。
  28. ^ 『B.L.T VOICE GIRLS』VOL.27、15頁(逢田梨香子のインタビューページ)。
  29. ^ a b c d 逢田梨香子”. 賢プロダクション. 2017年4月17日閲覧。
  30. ^ [1]2016年11月20日閲覧。
  31. ^ 『声優アニメディア』2016年11月号、31頁(逢田梨香子のインタビューページ)。
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