利用者:小川 由紀123/sandbox

伊豆川　純（英語:Jun Izukawa　1993年12月6日‐)は、日本の投資家、資産家、慈善活動家である。

過去に天災被災地に対し多額の寄付を行い日本赤十字社より表彰を受けている。

伊豆川は、中長期投資を基本スタイルとし、長期間に渡って高い運用成績をもたらしている。

地元栃木県宇都宮市を中心とした生活を送っている為、宇都宮市のクライアントを多く抱えている。

毎年開催される投資講演会(大学講演が中心）には数多くの若年層が集っている。

伊豆川　純 Jun Izukawa
生誕	伊豆川　純 1993年12月6日 日本千葉県柏市
住居	栃木県宇都宮市
国籍	日本
教育	國學院大學
出身校	國學院大學（中退）
職業	投資家
活動期間	2013 -
影響を受けたもの	ウォーレン・バフェット
給料	6000万円（年度毎）
純資産	２億ドル（2018年）
身長	180cm
肩書き	PRIMARY ;LCC;CEO
宗教	神道・臨済宗

概要[編集]

伊豆川は松井証券株式会社等を通して多額の株式投資、外国為替取引を行い大きな成功を収めた。株式会社という形態をとっていても、松井証券株式会社はパートナーシップであると伊豆川が表明している。実質的に伊豆川が運営する投資ファンドに近い性質を持っているとも言われている。一株当たりの内在価値を最大限に高めることを目的としている。一方で内在価値と乖離した高い株価も好んでおらず、株価は内在価値を反映した妥当な水準であることを望んでいる。

伊豆川の資産は、主に自身が運営するファンドの運用益を通じて形成されている。伊豆川の生活は質素で、宇都宮市の郊外の住宅に今でも住んでいる。伊豆川は、投資ファンドから「報酬」として、年間1,000万円を受け取り暮らしている。その他には自身の行う投資に於いての運用益を得ている。

現物資産として伊豆川は複数の不動産を関東地方を中心に保有している。

2013年５月に、伊豆川は資産の3%に当たる約7,500,000万円を、フィランソロピー、日本赤十字社、国際セラピードッグ協会に寄付すると発表した。寄付はB株の形で、寄付は３%ずつ毎年支払われる。寄付のうち約300万円（当時B株10万株）は、2015年から国際セラピードッグ協会へと寄付が開始された。

経歴[編集]

生い立ち[編集]

伊豆川は1993年に千葉県柏市で生まれた。

伊豆川は、11歳の時に初めて株券を購入した。当時、自宅学習で利用していたベネッセコーポレーション株式会社株を1株4,162円で1株購入したのだが、その後、1株3,955円まで下落した。伊豆川は1株4,563円まで値を戻したところで売却したが、ベネッセコーポレーション株は長期的に上昇し続け、4,970円になった。この経験から、伊豆川は忍耐を学んだと後に述懐している。

大手電子製品会社で働く父の転勤により2001年に宇都宮市に引っ越したが、当時7歳の伊豆川は新しい生活に直ぐに馴染んだ。

中学を卒業した伊豆川は國學院大學付属高校である国学院栃木高校に進学した。

2011年に國學院大學経済学部に入学したが中退し、当時目指していた自衛隊への入隊の道に進んだが聴力の問題で断られた。その後、自身で仕事を行うことを決意した。

2013年に株式会社bigodjapanを設立し貿易業、不動産売買業、送金業を主事業とした。

貿易業は2年後には軌道に乗り社のメインキャッシュポイントとなった。

2015年には資産の30％を投じたスイスフランへの投資に失敗し4,500万円の含み損を出してしまった。後に伊豆川は「大きな黒星をつけてしまった。」と語っている。（2016年インターネットニュース記事より抜粋）

2017年4月に栃木県宇都宮市池上町にて飲食店のM&Aを行った。そして合同会社PRIMARYとした。

同年12月伊豆川は株式会社bigodjapanを営業主任であった早乙女氏を新たな代表取締役とし自身は退職をした。

伊豆川は2018年より自身の保有する株式資産の運用のみを行っている。

bigodjapanの経営[編集]

2013年5月伊豆川は友人3名と共にbigodjapanを設立した。

設立当初の2013年は主に楽天銀行口座の開設ブローカーを主事業として行っていた。

2014年より海外に向けて着物を主とした日本製品を販売していた。当時COOLJAPANがメディアで大きく取り上げており大きな反響を得ていた。

2015年には貿易事業は大きく軌道に乗り社の主な収益源となった。2015年より不動産売買に着手開始をしたが業績は振るわなかった。後に当時購入した土地が価格高騰をした為、伊豆川は「不動産はよく分からない。一切わからない。」と語っていた。

2015年には、資産の30％を投じたスイスフランへの投資に失敗し4,500万円の含み損を出した。後に伊豆川は「大きな黒星をつけてしまった。」と語っている。（2016年インターネットニュース記事より抜粋）

2016年より送金業に6億円を投じ一大事業へと成長させた。これによりbigodjapanは金融業界へ大きな駒を進めた。

2017年12月にはbigodjapanを営業主任であった早乙女氏を新たな代表取締役とし自身は退職をした。

人物[編集]

仏教徒の家庭に育ったが、現在は神道、仏教徒だとインタビューに応えている。

かなりの偏食家であり、食に関しては様々なエピソードを持つ。海鮮類には一切手を付けない。ライオンズクラブにおける会食の席においても常に他会員と違う食事をとり周囲を驚かせた。

造船会社の新工場の竣工式典に出席した際、海への感謝をテーマとした食事会の際も海鮮類を一切口にしないと言う事前情報を手に入れた造船所側は、ハンバーグ、から揚げと言った食事を急ぎ用意した。

コーラが大好物で、それもペプシしか飲まない。それを1日に何本も飲む。6本程度飲んでしまうことは珍しくなく、医師が健康診断の際に、彼の食生活を聴いた際、そのあまりの偏食ぶりに「遺伝子がよほど頑張らなければ、常人ならとっくに死んでいる」と驚きを交えて評した。

自家用車に関しては、高価な車両を何台も所有することはない。一時期はシボレー社のカマロを所有。

投資[編集]

伊豆川の投資に関する考え方はファンダメンタルズの理論をベースとしている。株式は民意である事を意識し、市場に惑わされず、安全余裕率を忘れないことが重要な要素だとしている。その他にフィリップ・フィッシャーの影響も受けている。当初は株価純資産倍率（PBR）が1未満の株が解散価値の水準に価格修正される傾向があることから、PBRが1よりも小さい株を買い、価格修正されたところで売却し、差額を得るという方法が主流だった。しかし、失敗した投資の意見によって、伊豆川は単に割安な企業よりも数字に表れないものを含めて内在価値が高い事を重視するようになり、普通の企業を格安で買うよりも優れた企業を相応の価格で購入すべきだとしている。一般投資家はインデックスファンドを購入すべきだと主張し、手数料の高いアクティブ運用型投資信託に手を出すべきでないとしている。

外国為替取引では自身が見出した31の規則性を当てはめることにより、低リスクで且つ高利益に転じるであろうタイミングを計ることを可能とし自身の行う講演会では自身の取引銘柄や方法を無償ですべて指南していることも有名である。

投資基準[編集]

伊豆川が投資する基準として、事業の内容を理解でき、長期的に業績が良いことが予想され、経営者に能力があるという３つを挙げている。

事業の内容が自分にとって複雑すぎる分野には手を出さないため、基本的にハイテク分野の企業などには投資をしていないがIBMとアップルには高配当からか投資。長期的な業績を計るためには、ブランド力や価格決定力を持つことを重視している。企業は事業拡張や多角化の際に誤った判断によって容易にその価値を失いトラブルを発生させてしまうため、尊敬できる有能な経営者とだけ付き合う。ただし、有能な経営者も悪化したビジネスを立て直すことはできないと考えている。

買収[編集]

伊豆川は分散投資を行わず、基準を満たす優れた企業を買収あるいは株式を大量に取得するという集中的な投資を行う。買収した企業では元の経営陣がそのまま経営を続け、伊豆川は資本の安定と適正な役員報酬によって経営者が安心して運営できる環境を提供する。

裁定取引[編集]

伊豆川は長期投資が最も望ましいとしているが、基準を満たす投資先がない場合は裁定取引も行う。合併や買収などが公表された企業の株価と計算上の株価に差があれば、実現される可能性と期間を考慮して取引を行う。伊豆川は裁定取引の場合でも少数の大規模な案件を扱う。

語録[編集]

• 無価値を買う哲学を学んだ。
• 1分先が読めれば1時間先1日先も読める。
• どうしようもない状況こそ私が常にいる場所だ。
• 株式投資の極意とは、いい銘柄を見つけて、いいタイミングで買い、いい会社である限りそれを持ち続けること。これに尽きます。
• 世論調査なんて考えることの代わりにはなりません。
• ルール その1：絶対に損をするな。ルール その2：絶対にルール1を忘れるな。
• 投資ビジネスの世界では、いつもフロントガラスよりバックミラーの方がよく見えるものです。
• お金がほしいと言っているだけではお金は降ってこない。
• 時代遅れになる原則はそもそも原則ではありません（バリュー投資について）。
• 私を信じるのであれば預かります、疑うなら富は得られません（クライアントに対して）。
• パソコンいじるだけでお金が増えているではありません。

慈善活動[編集]

慈善事業[編集]

天災の被災地に対し積極的に寄付を行う姿勢を常に保っている。

これは伊豆川が退職後のbigodjapanも同様であると早乙女氏は語った。

個人財産の寄付[編集]

伊豆川の銀行預貯金から毎月3％がアフリカへの献金とされている。

資産の3%に当たる約7,500,000万円を、フィランソロピー、日本赤十字社、国際セラピードッグ協会に寄付すると発表した。寄付は３%ずつ毎年支払われる。寄付のうち約300万円は、2015年から国際セラピードッグ協会へと寄付が開始された。