利用者:古布/sandbox
表示
山田佳乃 (俳人)
[編集]山田佳乃(やまだよしの、1965年1月29日-) は、大阪府出身の俳人。俳人 山田弘子の娘。「円虹」「ホトトギス」に投句。稲畑汀子、稲畑廣太郎、山田弘子に師事。
日本伝統俳句協会監事。大阪俳人クラブ副会長。日本文藝家協会会員。
2008年「ホトトギス」同人。2010年山田弘子の逝去により「円虹」主宰を継承。2010年第21回日本伝統俳句協会賞受賞。2022年句集『残像』が第四回加藤郁乎記念賞受賞。山田弘子を継ぎ宮古島の子供たちに俳句を指導。宮古島のカママ嶺公園に「蒼海に鷹を放ちし神の島 弘子」「神々の高さに鷹の光りをり 佳乃」の親子の句碑がある。宮古新報の子供俳句の選者。弘子のライフワークであった「京極杞陽」の研究を引き継ぎ、2022年「京極杞陽の百句」を刊行した。
略歴
[編集]銀行員だった父の転勤で大阪、広島、東京、神戸など各地を転々とする。
同志社大学文学部卒 同志社のラグビー黄金時代を学生時代経験したラグビーファン。
松下(パナソニック)傘下の会社でSEとして働く。
中学時代からテニス部に所属し、25歳まで続けた。また学生時代、冬は八方尾根のスキー場の住み込みのアルバイトをして信州で過ごした。
趣味は美術鑑賞、読書、旅、ヨガ
著書
[編集]句集
[編集]・『春の虹』 角川書店
・『波音』 ふらんす堂
・『残像』 本阿弥書店
その他
[編集]・ 共著『ホトトギスの俳人101人』新書館
・『京極杞陽の百句』ふらんす堂
参考文献
[編集]・「ホトトギスの俳人101」 稲畑汀子編 新書館、2010年
・「戦後生まれの俳人たち」 宇多喜代子著 毎日新聞社 2012年
・「21世紀俳句時評」 筑紫磐井著 俳句四季文庫 2013年