利用者:加藤勝憲/デイビッド・バーキン

デイビッド・バーキン David Barkin
生誕	1942年 アメリカ合衆国
国籍	メキシコ
職業	経済学者
代表作	La significación de una Economía Ecológica Radical

デイビッド・バーキン（David Barkin、1942年 - ）はニューヨーク生まれで、メキシコに帰化した経済学者。メキシコシティのメトロポリターナ自治大学（UAM-X）の特別教授であり、同大学ソチミルコ校の経済生産学部の研究者である。生態経済学、連帯経済学、ポリティカル・エコロジーを研究している。

イェール大学で経済学の博士号を取得し、メキシコのインフレ分析で1979年に全米政治経済学賞を受賞した。メキシコ科学アカデミー会員、メキシコ国立研究者制度(SNI)名誉研究員。1974年、社会科学における環境・生態学的考察の統合を促進するためにCONACYTが設立したシンクタンク、Centro de Ecodesarrolloの創設メンバーである。

2014年から2016年まで、国際生態経済学会（ISEE）の地域支部であるメソアメリカ生態経済学会の副会長を務めた。

資本主義的経済合理性や西洋文明プロジェクトの制度に代わるパラダイムの構築に焦点を当て、コミュニティにおける幸福の生成に対応し、社会的・経済的多様性の促進や生物多様性の保護に寄与する研究を行っている。

バーキンは、EE の保守的なバージョンを、持続不可能性を引き起こす要因として力関係と資本主義経済の合理性を無視するものと理解し、また ISEE 自体とそれを普及させる雑誌 Economía Ecológica の一部の地域を強く批判している。これに対して、EEを養う方法論の多元性を構築する上で、互換性のあるコーパスとしてのマルクス主義の関連性について議論を始めることが必要であると考える。

著書

8カ国語に翻訳された以下のような書籍や論文の著者である

• Inflación y democracia: El caso de México (1979)

Inflation and Democracy: The Case of Mexico (1979)

（インフレと民主主義：メキシコの事例）

• Riqueza, pobreza y desarrollo sustentable (1998)

Wealth, Poverty and *Sustainable Development (1998)

（富、貧困、持続可能な開発）

• La construcción de soluciones locales para la justicia ambiental (2013)

Building Local Solutions for Environmental Justice (2013)

（環境正義のためのローカル ソリューションの構築）

• La significación de una Economía Ecológica Radical (2012)

The Significance of a Radical Ecological Economy (2012)

（過激な生態学的経済の重要性）

その他

• Food Crops Vs. Feed Crops: Global Substitution of Grains in Production Lynne Rienner、(1990)、ISBN 9781555871857
• El Uso De LA Tierra Agricola En Mexico: The Use of Agricultural Land in Mexico Center for Us-Mexican Studies、(1981)、ISBN 9780935391169

（メキシコにおける農地の利用）

• ？？？？？？？？？？？？？？？

『歪められた発展と累積債務―世界経済のなかのメキシコ』 郷 健二 訳、岩波書店、1992年、ISBN 9784000023405

外部リンク

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